無水晶体眼(強度遠視)のお客様。
眼鏡処方箋値
R(右)S+10.00
L(左)S+11.50
PD62.0㎜
今回使用したレンズは日本レンズのレンチキュラーレンズ(C65-34)です。
通常の薄型プラスチックレンズでも製作は可能です。
しかし、薄さと厚みを優先するのであれば、(C65-34)が最適かもしれません。
網膜に代表される眼内に疾患がある場合、眼内レンズを挿入しない事例が数多くあります。
これは眼内で出血や治療が必要になった場合に治療しやすくする為、水晶体を取り除いた状態で眼鏡やコンタクトレンズにて矯正視力を補い、日常生活を過ごします。
今回のお客様は網膜に疾患があり無水晶体眼で過ごされています。
今までコンタクトレンズを使用していましたが高齢と視力不慮の為、コンタクトレンズ装用が難しくなり眼鏡装用になりました、ご本人もコンタクトレンズ装用時にコンタクトレンズを落としてしまい経済的にも厳しかった様相です。
使い易さの点では眼鏡が優位です、快適に使用して頂ければ幸いです。