SPECTACLE DIARY

かわいいお客様や今日あった症例などを紹介しています

高AC/Aの眼鏡

2013年03月04日 08時25分13秒 | インポート

この春から小学校に入学する6才のお子様が

眼鏡を調製しに来てくれました。

このお子様は高AC/Aの内斜視(非屈折性調節性内斜視)

と診断されました。


この内斜視は、

近くをみる時に、眼が頑張りすぎて

より内に向いてしまう斜視です。

結構まれな斜視です。

治療方法は眼鏡で、2重焦点レンズを使います。

俗にいう

境目のある遠近両用レンズです。

このレンズで

近くを見たときに頑張りすぎないよう

プラスレンズで力を助けてあげます。

そうすることにより眼が内に向きにくくなるんです。

Dscn0645

今回選んでいただいたフレームは

KOOKI スヌーピーシリーズ  P-07Ⅱ #BL

このP-07Ⅱは同じシリーズのP-04 P-05より

天地の幅が大きいので2重焦点レンズには最適です。



アイポイントは近くが見やすい、負担がかからないよう

大人の方に合わせるよりも高く設定しています。

Dscn0644

レンズは

日本レンズ スーパーD-45

近くをみるところの大きさが

(ドラえもんのポケットみたいなところ)

通常のものが 25mm 28mm なのに対し

このスーパーD-45は45mm

約1.5倍 近くみるところが大きいのです。



EXレンズ(エグゼクティブ型)感覚で使えます。
EXレンズは見た目が悪いのと、重たいので

このD-45はもってこいです。

これで4月から勉強に専念でき

楽しい学校生活がはじめられると思います。