この春から小学校に入学する6才のお子様が
眼鏡を調製しに来てくれました。
このお子様は高AC/Aの内斜視(非屈折性調節性内斜視)
と診断されました。
この内斜視は、
近くをみる時に、眼が頑張りすぎて
より内に向いてしまう斜視です。
結構まれな斜視です。
治療方法は眼鏡で、2重焦点レンズを使います。
俗にいう
境目のある遠近両用レンズです。
このレンズで
近くを見たときに頑張りすぎないよう
プラスレンズで力を助けてあげます。
そうすることにより眼が内に向きにくくなるんです。
今回選んでいただいたフレームは
KOOKI スヌーピーシリーズ P-07Ⅱ #BL
このP-07Ⅱは同じシリーズのP-04 P-05より
天地の幅が大きいので2重焦点レンズには最適です。
アイポイントは近くが見やすい、負担がかからないよう
大人の方に合わせるよりも高く設定しています。
レンズは
日本レンズ スーパーD-45
近くをみるところの大きさが
(ドラえもんのポケットみたいなところ)
通常のものが 25mm 28mm なのに対し
このスーパーD-45は45mm
約1.5倍 近くみるところが大きいのです。
EXレンズ(エグゼクティブ型)感覚で使えます。
EXレンズは見た目が悪いのと、重たいので
このD-45はもってこいです。
これで4月から勉強に専念でき
楽しい学校生活がはじめられると思います。