SPECTACLE DIARY

かわいいお客様や今日あった症例などを紹介しています

レンズを替えればいいというもんではない

2013年08月22日 08時31分22秒 | インポート

最近見えにくくなってきたので

レンズを替えてほしいということで来店された

近視の子供のお客さん。


確かに検査すると

8ヶ月前検査した時より

近視が進行していました。


そんな場合

単純に

今より見えるレンズに替えてあげればいいのですが

今回はレンズ交換をせず

今の眼鏡のままいくことにしました。


何故そうしたか


大抵の眼鏡店では

見えにくい→レンズを替える

という流れですが

それでは根本的な解決にはなっていないので

近視はどんどん進みます。

大事なのは

何故近視が進んだのかということを考えるべきなのです。

その子の場合、勉強、携帯ゲーム、

漫画を読んだりと近くをよく見る生活スタイルですから

かなり眼にはストレスがかかります。

実際、本を読んでいる姿を見たのですが、
かなり眼との距離が近く姿勢が悪いのです。

このままではレンズを替えてもまたすぐ

度数は進み繰り返します。


ですから先ず

姿勢に気をつけて正しく見る

そこからアプローチをかけていこうと思います。


レンズを単に替えればいいといいわけではない

ということです。