西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

9月定例会、再質問Ⅱ

2009-09-12 11:54:57 | Weblog
「インフォームドコンセント」(納得診療・説明と同意)、患者と医師の信頼関係
Q1、患者が医師を信頼し、「すべてお任せします。」と云って、十分理解せず、  署名することもあるのではないか?
 A,すべての医療行為は危険性が伴うものであり、そのため患者さんに理解できる  十分な説明が必要です。当院では手術の内容及びその必要性について、十分理  解して頂くように説明を行っている。

Q2、意思の疎通ができない患者・未成年・精神に疾患を持つ場合などのインフォ  ームドコンセントはどのように対応しているのか?
 A,患者さん自身が理解できない方等の説明につきましては、家族の方に納得いた  だけるよう十分説明をしていく。

Q3、交通事故等で搬送されてきた患者が意識不明の場合、一刻を争う救急患者等  の対応はどうしているのか?
 A,緊急的な処置が必要な患者さんの場合には、家族の方、付添いの方に説明はい  たしますが、医療処置が優先することもございますので、医療処置後の説明に  なることもあります。

Q4、終末期医療(緩和ケア)の患者に対して、本人が望まない病名の告知によ   り、精神的な苦痛を与えることになった場合の対応はどうか?
 A,緩和ケア病棟に入られる患者さんには、患者自身にその病名や症状を説明し、
  理解頂いた上で、利用して頂いております。


インフォームドコンセントとは患者が医療行為や内容をよく理解し、結果のみでなく、代替治療、副作用、成功率、費用、予後までも含んだ正確な情報を与えられ、あらゆる法的契約に適用されうると解釈しております。
でありますから、異常のことを踏まえ、医療に携わる方は、今後起こりえる医療事故に備え、慎重にかつ万全の態勢で臨んでいただきたい。