西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

まつり提灯

2009-09-25 21:57:57 | Weblog
いよいよ津島市内では、秋祭りが始まります。10月3日、4日両日にわたって繰り広げられるわけですが、私たちの町内では歴史も浅く、山車や神輿と云ったものは無く、当然、子供獅子が主体となる訳であります。
この祭りを盛り上げようと、町内会長はじめ各役員、ボランティアの方が趣向を凝らし、綿菓子・ポップコーン・風船釣り・ビンゴゲーム等々、催しをする訳です。

しかしながら、当事者たる児童・幼児はあまり関心を示さない、特に一部、子供会役員さんの中には、有難迷惑的な嫌悪感すら持たれ、非協力的・無責任さには、役員一同驚かされました。
それだけゆとりのない、世知辛い、世の中になったのかと思うと「地域再生」を掲げる私の想いも萎えてきそうです。
町費でもって、子供会の方に「まつり提灯」を提供して、前日から軒先に吊るしていただくよう、お願いをしたところ、「アパート・マンションに住み、吊るすところがない」「保管するに困る」「めんどう」等の理由で、3分の2以上の方が反対している。「希望者のみにしてほしい」と云う回答でありました。
極めつけは、「こんなのに町費を使うくらいなら、返せ」ということであります。
骨を折って来られた役員の方は、涙の出るくらい情けない想いをしたことであります。
自分勝手もいいところ、「なにも無かった昔の方が良かった、」ということですかね。
「たかが提灯、されど提灯」であります。
人の家庭の在り方まで、批判するつもりはありませんけれど、この家庭で育った子供は将来どうなるのでしょうか?
先ず、学校行事や町内行事に参加することの意味、地域とのかかわり方、来年度以降、将来の子供会のあり方までも左右する、今の子ども会のあり方。
憤りを覚える、そして情けない現実がここにもあったわけです。