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待ちに待ったマシュー・ボーンの「白鳥の湖」本公演の初日が開幕した。
日本公演は全て拝見しているので、私の中ではこのバレエは「菅原伝授」と同じくらいの古典(笑)
アダム・クーパーに心を鷲掴みにされたのもこのバレエだし、
2010年の来日は3度も観に行ってしまった(笑)
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今回のお楽しみは、日本公演限定キャストとして
この白鳥とストレンジャーを踊ることが夢であったABTのマルセロ・ゴメスのデビュー!
世界を魅了するプリンシパルだけあって、しなやかで、繊細でそして雄々しく力強い白鳥であった。
王子は2005年の時にも拝見したクリストファー・マーニー
確かなテクニックと見事な感情表現で王子を好演、マルセロ・ゴメスとの息もあって素晴らしかった。
昨日がお誕生日だったようで、カーテンコールの観客たちの興奮と熱狂がいいプレゼントになったであろう。
女王のアンジャリ・メーラも素晴らしかった。
グランドオープンということもあって、マシュー・ボーンをはじめとして関係者たちの姿も客席にみられた。
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シアターバーにはSWANK BARのオリジナルドリンクもあった。
ドリンクを頂きながら月を探したが、方向がちがうのか?観ることはできなかった。
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ストーリーもスリムアップされて、ますます魅力的で見逃せない公演である。