さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

昨日のおべんきょう -27-

2012年10月31日 | 歌舞伎検定のおべんきょう



<歌舞伎座さよなら公演 四月大歌舞伎>

「通し狂言 伽羅先代萩 」   花水橋   竹の間   御殿   床下   対決   刃傷

「花水橋」  足利頼兼 橋之助    絹川谷蔵  染五郎  

「竹の間・御殿」 乳人政岡 玉三郎  沖の井 福 助  松島 孝太郎  侍女澄の江 新 悟  栄御前 歌 六  八汐 仁左衛門

「床下」   仁木弾正  吉右衛門   荒獅子男之助  三津五郎

「対決・刃傷」  細川勝元 仁左衛門   渡辺外記左衛門 歌 六  渡辺民部 染五郎  山中鹿之助 高麗蔵  笹野才蔵 松 江

「大江鬼貫」  由次郎  山名宗全  彦三郎  仁木弾正  吉右衛門

一「彦山権現誓助剱    毛谷村」
 毛谷村六助  吉右衛門   お園 福 助   お幸 吉之丞   微塵弾正実は京極内匠 歌 昇   杣斧右衛門  東 蔵

二「夕霧 伊左衛門 廓文章    吉田屋」
 藤屋伊左衛門 仁左衛門   扇屋夕霧  玉三郎  太鼓持豊作  巳之助   番頭清七  桂 三   阿波の大尽  由次郎
 吉田屋女房おきさ  秀太郎   吉田屋喜左衛門   我 當

三「曽根崎心中」
 天満屋お初  藤十郎  平野屋徳兵衛 翫 雀  天満屋惣兵衛 竹三郎  田舎客儀兵衛 錦 吾  手代茂兵衛  亀 鶴
 油屋九平次 橋之助   平野屋久右衛門  我 當


<歌舞伎座さよなら公演  五月大歌舞伎>

一「歌舞伎十八番の内 暫」   鎌倉権五郎  海老蔵  鹿島入道震斎  翫 雀  那須九郎妹照葉  扇 雀
  成田五郎  権十郎   東金太郎  市 蔵   足柄左衛門  亀 蔵   荏原八郎  男女蔵   埴生五郎  亀三郎
  小金丸  巳之助   大江正広  萬太郎   加茂三郎  亀 寿   局常盤木  右之助    家老宝木蔵人  家 橘
  月岡息女桂の前  門之助    加茂次郎  友右衛門    清原武衡  左團次

二「寿猩々」     猩々  富十郎      酒売り  魁 春
 「手習子」     娘お駒   芝 翫

三「盲長屋梅加賀鳶  加賀鳶」     本郷木戸前勢揃いより  赤門捕物まで
 天神町梅吉/竹垣道玄   菊五郎    女按摩お兼   時 蔵  春木町巳之助   三津五郎     魁勇次   松 緑
 昼ッ子尾之吉   菊之助     虎屋竹五郎   海老蔵     お朝   梅 枝   御神輿弥太郎   團 蔵
 道玄女房おせつ   東 蔵   伊勢屋与兵衛   彦三郎    雷五郎次    左團次     日蔭町松蔵   梅 玉

四「戻駕色相肩」    浪花の次郎作    松 緑   禿たより  尾上右 近  吾妻の与四郎    菊之助

一「恋湊博多諷    毛剃」
 毛剃九右衛門   團十郎   傾城小女郎   菊之助    中国弥平次   権十郎    小倉伝右衛門    市 蔵
 徳島平左衛門   亀 蔵    加田市五郎   松 江   じゃがたら三蔵   男女蔵   浪花屋仁三    亀 鶴
 座頭盛市   彌十郎     奥田屋お松   秀太郎     小松屋宗七    藤十郎

二「小猿七之助 御守殿お滝   夕立」
 小猿七之助   菊五郎      御守殿滝川    時 蔵

三「神田ばやし」   家主彦兵衛   三津五郎     桶屋留吉    海老蔵     娘おみつ    梅 枝
 女房おかね    右之助      隠居おらく    市 蔵    行者陽山    亀 蔵    若い者正太    亀 寿
 若い者新七   巳之助      店子重吉   亀三郎    店子源太    男女蔵     店子清兵衛   権十郎
 店子加蔵   秀 調   店子惣助   團 蔵

四「鴛鴦襖恋睦」    おしどり
 遊女喜瀬川/雌鴛鴦の精   菊之助   河津三郎/雄鴛鴦の精   海老蔵     股野五郎   松 緑


<歌舞伎座さよなら公演  六月大歌舞伎>

一「正札附根元草摺」     曽我五郎    松 緑     舞鶴     魁 春

二「双蝶々曲輪日記    角力場」
 濡髪長五郎    幸四郎   山崎屋与五郎    染五郎    平岡郷左衛門    由次郎
 三原有右衛門    桂 三   仲居おまつ    宗之助     仲居おすず    歌 江
 仲居おたけ    吉之丞    茶亭金平    錦 吾    藤屋吾妻    芝 雀  放駒長吉    吉右衛門

三「蝶の道行」     助国    梅 玉     小槇    福 助

四「女殺油地獄    片岡仁左衛門  一世一代にて相勤め申し候」
 河内屋与兵衛    仁左衛門  豊嶋屋お吉    孝太郎  山本森右衛門    彌十郎    娘お光    千之助
 小栗八弥   新 悟   妹おかち   梅 枝    刷毛の弥五郎    市 蔵    皆朱の善兵衛    右之助
 兄太兵衛   友右衛門    父徳兵衛   歌 六  芸者小菊/母おさわ   秀太郎    豊嶋屋七左衛門    梅 玉

一「門出祝寿連獅子    四代目 松本金太郎 初舞台」
 童後に孫獅子の精 初舞台 金太郎  右近後に仔獅子の精    染五郎    左近後に親獅子の精   幸四郎
 里の女   芝 雀   右近の妻   福 助    里の男   松 緑    樵人    高麗蔵    修行僧   友右衛門 
 左近の妻   魁 春      大名某   梅 玉      村の長    吉右衛門

二「極付幡随長兵衛   公平法問諍」
 幡随院長兵衛    吉右衛門   水野十郎左衛門    仁左衛門    坂田公平    歌 昇 御台柏の前   福 助   
 子分極楽十三   染五郎    子分雷重五郎    松 緑   子分神田弥吉    松 江  子分小仏小平   男女蔵    
 子分閻魔大助   亀 寿   子分瘡森団六   亀 鶴    子分地蔵三吉   種太郎    倅長松    玉太郎      
 伊予守頼義    児太郎   坂田金左衛門    由次郎      慢容上人    家 橘  渡辺綱九郎   友右衛門     
 出尻清兵衛    歌 六    近藤登之助   東 蔵     唐犬権兵衛   梅 玉   女房お時    芝 翫

三「梅雨小袖昔八丈    髪結新三」
 髪結新三    幸四郎   弥太五郎源七    歌 六     手代忠七    福 助     下剃勝奴    染五郎
 娘お熊    高麗蔵   下女お菊    宗之助    車力善八    錦 吾   後家お常    家 橘
 家主女房おかく    萬次郎     家主長兵衛     彌十郎      加賀屋藤兵衛    彦三郎

昨日のおべんきょう -26-

2012年10月30日 | 歌舞伎検定のおべんきょう




<歌舞伎座さよなら公演 壽初春大歌舞伎> 2009.1

一「祝初春式三番叟」
 翁 富十郎  千歳 松 緑  千歳 菊之助  後見 松 江・錦之助  三番叟 梅 玉                 

二「平家女護島   俊寛」
 俊寛僧都 幸四郎  海女千鳥 芝 雀  丹波少将成経 染五郎  平判官康頼 歌 六
 瀬尾太郎兼康 彦三郎  丹左衛門尉基康 梅 玉

三「花街模様薊色縫    十六夜清心」
 清心 菊五郎  十六夜 時 蔵  恋塚求女 梅 枝 船頭三次 歌 昇  俳諧師白蓮実は大寺正兵衛 吉右衛門

四「鷺娘」    鷺の精  玉三郎

一「壽曽我対面」    曽我五郎 吉右衛門  曽我十郎 菊五郎  小林妹舞鶴 魁 春 近江小藤太 染五郎
 八幡三郎 松 緑 化粧坂少将 菊之助  梶原景時 錦 吾 梶原景高 亀 蔵
 大磯の虎 芝 雀 鬼王新左衛門 梅 玉  工藤祐経 幸四郎

二「新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子」   小姓弥生後に獅子の精 勘三郎   胡蝶の精 千之助・玉太郎
 局吉野 歌 江  老女飛鳥井 吉之丞  用人関口十太夫 高麗蔵  家老渋井五左衛門 友右衛門

三「鰯賣戀曳網」   猿源氏 勘三郎  海老名なあみだぶつ 彌十郎  博労六郎左衛門 染五郎
 庭男実は藪熊次郎太 亀 蔵  亭主 東 蔵 傾城蛍火実は丹鶴城の姫 玉三郎


<歌舞伎座さよなら公演 二月大歌舞伎> 2009.2

一「菅原伝授手習鑑   加茂堤   賀の祝」
 桜丸 橋之助  八重 福 助  松王丸 染五郎   梅王丸 松 緑   斎世親王 高麗蔵   苅屋姫 梅 枝
 三善清行 松 江  春  扇 雀  千代 芝 雀  白太夫 左團次

二「京鹿子娘二人道成寺   道行より鐘入りまで」  白拍子花子  玉三郎   白拍子花子  菊之助

三「人情噺文七元結」   左官長兵衛 菊五郎  女房お兼 時 蔵  和泉屋手代文七 菊之助   娘お久 尾上右 近
 角海老手代藤助 團 蔵 和泉屋清兵衛 三津五郎  家主甚八 左團次  鳶頭伊兵衛 吉右衛門  角海老女房お駒 芝 翫

一「倭仮名在原系図   蘭平物狂」    奴蘭平実は伴義雄  三津五郎  在原行平  翫 雀  水無瀬御前  秀 調
  一子繁蔵 宜 生  与茂作実は大江音人  橋之助   女房おりく実は妻明石  福 助

二「歌舞伎十八番の内 勧進帳」    武蔵坊弁慶 吉右衛門   源義経 梅 玉  富樫左衛門    菊五郎
 亀井六郎  染五郎   片岡八郎  松 緑   駿河次郎  菊之助   常陸坊海尊   段四郎    

三「三人吉三巴白浪    大川端庚申塚の場」 
 お嬢吉三  玉三郎   和尚吉三  松 緑   夜鷹おとせ  新 悟  お坊吉三  染五郎


<歌舞伎座さよなら公演 三月大歌舞伎> 2009.3

「元禄忠臣蔵」

「江戸城の刃傷」  浅野内匠頭 梅 玉  多門伝八郎 彌十郎   戸沢下野守 進之介  片岡源五右衛門 松 江 
 稲垣対馬守 男女蔵  平川録太郎 亀 鶴  大久保権右衛門 桂 三  庄田下総守 由次郎  加藤越中守 萬次郎
 田村右京太夫 我 當

「最後の大評定」  大石内蔵助 幸四郎  井関徳兵衛 歌 六  岡島八十右衛門 家 橘  磯貝十郎左衛門 高麗蔵
 片岡源五右衛門 松 江 井関紋左衛門 種太郎  大石長男松之丞 巳之助  戸田権左衛門 錦 吾   堀部安兵衛 市 蔵  
 武林唯七  右之助   奥野将監 東 蔵   大石妻おりく 魁 春

「御浜御殿綱豊卿」    徳川綱豊卿 仁左衛門  中臈お喜世 芝 雀  富森助右衛門 染五郎   中臈お古宇 宗之助
 上臈浦尾 萬次郎   御祐筆江島  秀太郎   新井勘解由  富十郎

「南部坂雪の別れ」   大石内蔵助 團十郎  羽倉斎宮 我 當   腰元おうめ 芝 雀  夜雨 高麗蔵 みゆき 宗之助
 寺坂吉右衛門 松 江   堀部弥兵衛 家 橘   落合与右衛門 東 蔵   瑤泉院 芝 翫

「仙石屋敷」  大石内蔵助 仁左衛門   吉田忠左衛門 彌十郎   磯貝十郎左衛門 染五郎   間十次郎 高麗蔵  
 富森助右衛門 男女蔵  大高源吾 亀 鶴   大石主税 巳之助  桑名武右衛門 錦 吾  鈴木源五右衛門  由次郎  
 堀部安兵衛 市 蔵 武林唯七  右之助   堀部弥兵衛  家 橘   仙石伯耆守  梅 玉

「大石最後の一日」  大石内蔵助 幸四郎  おみの 福 助  磯貝十郎左衛門 染五郎  富森助右衛門 男女蔵
 細川内記 米 吉 久永内記 桂 三  吉田忠左衛門 彌十郎  堀部弥兵衛  家 橘  堀内伝右衛門  歌 六   
 荒木十左衛門  東 蔵

昨日のおべんきょう -25-

2012年10月29日 | 歌舞伎検定のおべんきょう



近代の名優 -3-

・11代目片岡仁左衛門(安政4年1857~昭和9年1934)
 8代目四男 我當から明治39年襲名
 京阪・東京双方で活躍 卓越した技芸 片岡十二集
 与次郎 八郎兵衛 長右衛門 伊左衛門
 壮年期 本蔵 白太夫 平作 且元 灰屋紹由 柿右衛門 

・6代目尾上梅幸(明治3年1870~昭和9年1934)
 5代目の養子 明治36年襲名 5代目歌右衛門と勢力を二分
 帝国劇場専属座頭 時代物女房
 お富 三千歳 十六夜 四谷怪談 累 真景累ケ淵の豊志賀
 土蜘蛛 茨木 戻橋 梅の下風

・初代中村鴈治郎(安政7年1860~昭和10年1935)
 3代目中村翫雀の子 実川雁二郎から明治11年襲名
 明治中期・大正・昭和初期にかけ関西劇壇の王 仁左衛門とは終生のライバル
 頬かむりの中に日本一の顔 治兵衛 忠兵衛 藤十郎以来の上方和事
 由良之助 熊谷の実事 玩辞楼十二曲が選ばれる

・3代目坂東秀調(明治13年1880~昭和10年1935)
 2代目の娘婿 坂東勝太郎から明治37年襲名
 お光 八重垣姫 尾上 九段目お石

・4代目澤村源之助(安政6年1859~昭和11年1936)
 3代目の養子 澤村清十郎から明治15年襲名
 田圃の太夫 宮戸座 深川座中芝居 悪婆 年増役 江戸の名残を伝える
 切られお富 蠎お由 鬼神のお松 女団七 女定九郎

・7代目市川中車(安政7年1860~昭和11年1936)
 9代目の門下で市川八百蔵から大正7年改名
 時代物特に義太夫狂言に定評 松王丸 知盛 大功記 馬盥 仁木に傑作
 

・2代目市川右団次(明治14年1881~昭和11年1936)
 初代の子 右之助から明治42年襲名 
 舞踊は関西一 蜘蛛の糸 望月 ケレンを得意
 五右衛門の葛籠ぬけ 四谷怪談の三役早替り 本水の鯉つかみ

・6代目坂東彦三郎(明治19年1886~昭和13年1938)
 5代目菊五郎の三男 尾上栄三郎から大正4年襲名
 おおらかな芸風 実盛物語 御座船 一本刀土俵入 暗闇の丑松
 棒縛り 太刀盗人

・2代目市川左団次(明治13年1870~昭和15年1940)
 初代の長男 市川莚升から明治39年襲名
 小山内薫と自由劇場創立 
 新歌舞伎の基盤を固める 修善寺物語 鳥辺山心中 番町皿屋敷 今様薩摩歌
 名月八幡祭 元禄忠臣蔵 南北物
 毛抜 鳴神 不動 解脱 復活 ソビエト訪問

・2代目市川松蔦(明治19年1886~昭和15年1940)
 初代の門下 莚若から明治45年襲名
 2代目左団次の女房役 
 鳥辺山のお染 室町御所の多門 番町皿屋敷のお菊 今様薩摩歌のおまん
 翻訳劇 鳴神の雲の絶間姫の扮装と縁起が後世の手本

・5代目中村歌右衛門(慶應元年1865~昭和15年1940)
 4代目芝翫の子 児太郎~福助~芝翫から明治44年襲名
 9代目団十郎亡き後、昭和前期まで劇界を統率
 八重垣姫 時姫 政岡 玉手 戸無瀬 定高 女主人公のほとんどが成駒屋型
 淀君集 

・6代目大谷友右衛門(明治19年1886~昭和18年1943)
 4代目芝翫の門人の子 中村東蔵から大正9年襲名
 膝栗毛の喜多八 大功記の光秀 逆櫓の樋口 鏡山の岩藤 先代萩の外記
 すし屋の弥左衛門

・中村魁車(明治8年1875~昭和20年1945)
 初代鴈治郎の門下 中村成太郎から大正3年改名
 鴈治郎相手役の女方として高砂屋福助と双璧
 紙治の小春 宵庚申のおかる 引窓のお早 鏡山のお初 寺小屋の戸浪
 南部坂の戸田局

・15代目市村羽左衛門(明治7年1874~昭和20年1945)
 坂東家橘(14代)の養嗣子 明治36年襲名
 天性の美貌 希有の二枚目俳優
 実盛 盛綱 梶原 勝元などの捌き役
 桜丸 十次郎 前髪若衆
 与三郎 直侍 お祭佐七 辰五郎 桐一葉の木村長門守 可江集  

昨日のおべんきょう -24-

2012年10月28日 | 歌舞伎検定のおべんきょう




近代の名優 -2-

・7代目市川團蔵(天保7年1836~明治44年1911)
 6代目の養子 市川九蔵から明治30年に襲名
 近世実悪の名人 師直 仁木 馬盥の光秀 團蔵型
 4代小団次の薫陶を受け世話物 佐倉宗五郎

・6代目市川門之助(文久2年1862~大正3年1914)
 9代目団十郎の門に入り市川女寅 大森彦七出世芸
 お園 尾上 四の切の静御前 明治43年出雲の阿国で襲名
 

・市川斎入(天保14年1843~大正5年1916)
 4代目小団次の実子 市川右団次 大阪に常住
 散切物 ケレン 五右衛門葛籠ぬけ 天拝山宙のり 法界坊の水芸
 関西随一の踊り手 明治42年改名
 

・3代目中村歌六(嘉永2年1849~大正8年1919)
 初代歌六の三男 米吉~梅枝~時蔵~明治41年襲名
 上方で遊女役 傾城歌六 9代目団十郎の知遇を得て大きい脇役で活躍
 吉右衛門の補佐 沼津の平作 

・3代目尾上菊次郎(明治15年1882~大正8年1919)
 5代目菊五郎門下で6代目の相手役で名声
 尾上芙雀から大正4年襲名 二丁町市村座の立女方


・2代目中村梅玉(天保12年1841~大正10年1921)
 初代中村玉七の門から5代目三枡大五郎の門 慶應4年に3代目福助襲名
 高砂屋福助 吃又おとく 知盛 熊谷 日蓮上人 河庄の孫右衛門

・2代目市川段四郎(安政2年1855~大正11年1922)
 9代目団十郎門に入って市川猿之助を名乗る 明治43年に改名 鎌髭
 門閥外からの出世で東京劇壇の大幹部となる
 弁慶 蘭平 五斗 俊寛 関兵衛 奴道成寺
 ケレン 傘の一本足 独楽 西遊記

・澤村宗之助(明治19年1886~大正13年1924)
 7代目澤村訥子の次男 子供芝居の花形 帝国劇場専属 矢口渡
 時代・世話・新作の多方面に活躍 自由劇場に参加

・3代目尾上多見蔵(慶應2年1866~昭和2年1927)
 2代目多見蔵の門下大正7年襲名  大正期関西で活躍
 実盛 弥作の鎌腹 矢口渡の二役早替り 女武道 「板額門破り」

・3代目中村雀右衛門(明治8年1875~昭和2年1927)
 嵐璃笑の子 芝雀から大正6年に襲名
 技芸と風情の良さ娘役に定評 お光 お半 お駒 お三輪 お里
 狐火の八重垣姫 金閣寺 雪姫等 人形ぶり 京屋型

・4代目尾上松助(天保14年1843~昭和3年1928)
 5代目菊五郎門下 梅五郎~明治14年襲名
 名人松助 丈賀 蝙蝠安(三絶)
 家主長兵衛 宅悦 判人源六 因果物師小兵衛 絶後

・13代目守田勘弥(明治18年1885~昭和7年1932)
 12代目の三男 阪東三田八から明治39年襲名
 市村座から帝国劇場専属 2枚目役で江戸和事の真髄を示す。
 白酒売 勝頼 要助 弥助 忠七
 翻訳劇・創作劇 お国と五平の友之丞

・5代目中村福助(明治33年1900~昭和8年1933)
 5代目歌右衛門の長男 児太郎から大正5年に襲名
 天性の美貌気品 姫役・娘役 若衆役 娘道成寺 鏡獅子
 羽衣会組織 お蔦 刺青寄偶のお仲

昨日のおべんきょう -23-

2012年10月27日 | 歌舞伎検定のおべんきょう



近代の名優 -1-

・3代目澤村田之助(弘化2年1845~明治11年1878)
 5代目宗十郎の二男 初代由次郎 安政6年に田之助襲名
 16歳で守田座の立女方 「切られお富」「蠎お由」 
 脱疽を病みながらも舞台に立ち続けた。

・5代目坂東彦三郎(天保3年1832~明治10年1877)
 4代目の養子 鶴之助~竹三郎 安政3年襲名
 容貌美しく上品、時代物が得意 型物は5代菊五郎を経て現在に至る
 名人彦三郎・彦旦那 9代目団十郎からも畏怖されるほどの実力

・8代目岩井半四郎(文政12年1829~明治15年1882)
 7代目の子 
 「十六夜清心」で4代目小団次を驚嘆させるほどの美しい女方
 幕末から明治前期の立女方

・3代目中村仲蔵(文化6年1809~明治19年1886)
 母11代目志賀山せい 鶴蔵 8代目団十郎初演の「世話情浮名横櫛」蝙蝠安で大当たり
 慶應元年襲名 口が大きく鰐口 名脇役 劇壇の古老 自伝「手前味噌」

・中村宗十郎(天保6年1835~明治22年1889)
 3代目三桝源之助を経て慶應元年改名 地味で上品な芸風 和事に実事を加味
 初代鴈治郎に影響 大阪演劇改良会発起人の一人

・初代実川延若(天保2年1831~明治18年1885)
 一時4代尾上菊五郎の養子となって梅幸を名乗る。
 上方和事の名手で派手であふれるような色気があり初代鴈治郎に影響

・4代目嵐璃寛(天保8年1838~明治27年1894)
 和三郎~徳三郎から慶応3年襲名
 芸域は男女実悪にまたがり、宗十郎・延若とともに三幅対とも称される

・2代目尾上多見蔵(寛政12年1800~明治19年1886)
 瀬川和市~中村和市から文政3年襲名
 幕末明治の京阪劇壇の重鎮 「兼ねる」役者 
 ケレンの芸は市川小団次や右団次に受け継がれる。

・4代目中村芝翫(文政13年1830~明治32年1899)
 4代目歌右衛門の養子 福助から万延元年襲名 容貌すぐれ福助時代は江戸随一
 新旧転換期の中、旧時代を代表する名優
 立役と舞踊に優れ熊谷に芝翫型を残す。

・2代目坂東秀調(弘化5年1848~明治34年1901)
 明治期に名人とうたわれた女方 4代小団次門~12代守田勘弥門で明治17年襲名
 復活した合邦の玉手御前の型が5代目歌右衛門に伝わる。他時姫やお光も

・5代目尾上菊五郎(天保15年1844~明治36年1903)
 12代目羽左衛門の次男 13代目羽左衛門をつぎ家橘から明治5年襲名
 黙阿弥らの世話物を得意にし、散切物を開拓  新古演劇十種を制定
 勘平・権太・忠信 貢 髪結新三 直侍 宗五郎 辰五郎

・9代目市川団十郎(天保9年1838~明治36年1903)
 7代目の五男 6代目河原崎権之助の養子
 長十郎~権十郎~権之助を経て明治7年襲名 座頭役と舞踊に名技
 史実と時代考証を重んじた活歴物 肚芸 新歌舞伎十八番制定
 由良之助 熊谷 弁慶 道成寺 高時 大森彦七 素襖落 幡隋長兵衛
 歌舞伎の社会的地位の向上に貢献

・初代市川左団次(天保13年1842~明治37年1904)
 4代目小団次の養子 小米~升若を経て元治2年襲名
 丸橋忠弥が出世芸、団菊左 男性的な芸風 
 新作 松居松葉「悪源太」

昨日のおべんきょう -22-

2012年10月26日 | 歌舞伎検定のおべんきょう



三大名作 -3-

仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら) 忠臣蔵

寛延元年 1748 大阪竹本座 (歌舞伎)大阪嵐三五郎座
2代竹田出雲・並木千柳・三好松洛合作
独参湯

全11段
大序 鶴岡八幡宮社頭 2段目 桃井館 3段目 足利家門前・松の間・裏門
4段目 塩冶館 5段目 山崎街道 6段目 勘平内 7段目 祇園一力茶屋
8段目 道行旅路の嫁入 9段目 山科閑居 10段目 天川屋 11段目 討ち入り
昼 大序・三段目・四段目・道行旅路の花婿 夜 五段目・六段目・七段目・十一段目

<大序 鶴岡八幡宮社頭> 口上人形 鳴り物は天王たて
 高師直 黒麻大紋・砥の粉 桃井若狭之助 浅葱精好大紋 塩冶判官 玉子色精好大紋
 足利直義 顔世御前

<2段目 桃井館> 大星力弥 加古川本蔵

<3段目 足利家門前・松の間・裏門>
 進物場 鷺坂伴内 早野勘平 お軽 矢絣 文使い
 喧嘩場 高師直 紫のぼかし長袴 桃井若狭之助 黒に麻裃 塩冶判官 納戸色に麻裃
     早舞 「さなきだに重きがうえの小夜衣わが夫ならぬつまな重ねそ」
     鮒の講釈 ツケ入りの横見得  
 裏門 勘平 お軽 

<4段目 塩冶館> 通さん場
 花献上はカット、上使の入りから
 焼香場 黒紋付の下に麻裃
 門外  引き道具 愁い三重 9代団十郎
 道行旅路の花婿 落人 清元 天保4年(1833)河原崎座より増補
 鷺坂伴内 湯文字

<5段目 山崎街道> 
 鉄砲渡し 山おろし 浅葱幕 勘平 縞の片入れ 千崎弥五郎
 二つ玉  お軽の父与市兵衛 黒御簾 山おろしから禅の勤め
     斧定九郎 忍び三重 五十日 黒の一重紋付 博多の献上帯 黒鞘の落とし差し
     初代仲蔵の工夫 色悪
     勘平 5代菊五郎型     七三 柝の頭

<6段目 勘平内>
 一文字お才(黒襟に縞物) 源六 出・てんつつ
 おかや お軽 栗梅石持  駕篭 黒御簾テンツツ道成寺の鞠唄
 勘平 浅葱の紋服 「寸分違わぬ糸入り縞」 三人狩人 二人侍(千崎・不破数右衛門)
 勘平腹切 がったり~総さばき 「いかなればこそ勘平は~」血判 落入り

<7段目 祇園一力茶屋>
 お軽 藤色縮緬扇面に流れ水模様 丸たぼのつぶし島田 琴柱   上方 胴抜き
 由良之助 紫縮緬着付 細みより 研ぎ出しの油付  独吟 小夜千鳥
 斧九太夫    寺岡平右衛門 つかみ絞りの襦袢

<8段目 道行旅路の嫁入>
 戸無瀬 片はずし   小浪

<9段目 山科閑居>
 加古川本蔵 虚無僧姿 天蓋笠  由良之助妻お石 黒 戸無瀬 赤 小浪 白

<10段目 天川屋>
<11段目 討ち入り>
 「表門勢揃い」「邸内の乱闘」「庭内」「炭小屋」「引揚げ」 実録風

昨日のおべんきょう -21-

2012年10月25日 | 歌舞伎検定のおべんきょう



三大名作 -2-

義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)

延享4年(1747)大阪竹本座  (歌舞伎)翌年 伊勢の芝居
2代竹田出雲・三好松洛・並木千柳

全5段
序段(仙洞御所・北嵯峨・堀川御所)二段目(稲荷鳥居前・渡海屋・大物浦)
三段(椎の木、小金吾討死・すし屋)四段(吉野山・川連法眼館)五段(花矢倉)
昼 伏見稲荷鳥居前・道行初音旅・渡海屋・大物浦  木の実・小金吾討死・すし屋・川連法眼館 

<序段>
 藤原朝方・若葉内侍・川越太郎・卿の君 「芋洗いの弁慶」

<伏見稲荷鳥居前>
 静御前
 佐藤忠信(荒事) 菱皮 火焔隈 仁王襷 狐六方
 早見藤太 半道敵

<渡海屋>
 銀平 厚司 → 平知盛 白糸緘しの鎧姿
 お柳 しゃべり → 典侍局 安徳帝
 相模五郎 ご注進 

<大物浦>
 碇知盛

<木の実・小金吾討死>
 幕開け 辻打
 いがみの権太  上方系と江戸系(5代幸四郎 左眉にホクロ) 小せん・善太郎
 若葉内侍 ・六代君
 小金吾 小金吾の立回り ドンタッポ 黒四天 
 すし屋弥左衛門

<すし屋> 
 釣瓶鮓屋
 いがみの権太 出・てんつつ もどり 篠入り
 弥助(維盛)・お里  お米 

<吉野山>
「道行初音旅」
 清元・義太夫 清元と義太夫の掛合 
 静御前 (古来)中振袖の赤姫 (団十郎型)常盤衣
 佐藤忠信 (古来)黒地の源氏車の縫いとり 車鬢 (団十郎型)茄子紺無地のふかし鬢 白ぬり 東絡げ
 逸見藤太・花四天

<川連法眼館>
 高二重 御殿 瓦燈口 三段
 静 義経 小忌衣
 佐藤忠信 
 源九郎狐 毛縫 早替り 欄干渡り 宙乗り
 荒法師 化かされ

昨日のおべんきょう -20-

2012年10月24日 | 歌舞伎検定のおべんきょう



三大名作 -1-

菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 菅原

延享3年 1746 大阪竹本座  (歌舞伎)京都中村喜世三郎座
竹田出雲・並木千柳・三好松洛・竹田小出雲 合作

全5段
序段 加茂堤・筆法伝授 2段目 道明寺 3段目 車引・佐太村賀の祝い
4段目 天拝山・寺子屋 5段目 大内
昼 加茂堤・筆法伝授・道明寺   夜 車引・賀の祝・寺小屋

<加茂堤>
 斎世の君・苅谷姫・桜丸・八重 三善清行

<筆法伝授>
 昭和18年(1943)6代菊五郎・初代吉右衛門で復活
 菅相丞・園生の前・武部源蔵・戸浪・左中弁希世

<道明寺>
 覚寿(三婆)白
 宿弥太郎(敵役)土師兵衛(伯父敵)判官代輝国(捌き役)
 偽迎えの弥藤太・苅谷姫・立田の前
 杖折檻 東天紅 丞相名残   天神の見得

<車引>
 時平 公家荒れ
 梅王丸 車鬢 掴み立て 筋隈 三本太刀 元禄見得・飛び六方    童子格子
 松王丸 板鬢 筋隈 
 桜丸 むきみ
 立回り 五つ頭

<佐太村賀の祝>
 梅王丸 一本隈 ふかし鬢掴み立て
 桜丸 ふかし鬢の前茶筅
 白太夫
 梅 春 松 千代 桜 八重

<寺子屋>
 世話屋体 二重屋体 暖簾口 板塀の見切り 野遠見

 寺入り・源蔵戻り・せまじきものは・松王丸の出・寺子あらため・首実検
 五色の息・千代の出・松王丸の泣き笑い・いろは送り

 幕あき 在郷唄か恋の仮名文
 千代 島田崩し 黒の着付
 戸浪 しのびがえし 石持 白抜きの栗梅
 涎くりと三助の鸚鵡

 「いずれを見ても山家そだち」「せまじきものは宮仕え」

 春藤玄蕃 赤っ面 すっぽり矢筈鬢と髷隠 素襖・竜神巻き 膝に三里
 松王丸 五十日鬘 紫縮緬の病鉢巻 雪持の松(よりがらみ)に鷹 大落とし
 野羽織・野袴 → 水裃
 菅秀才の母 園生の前

 首実検 団十郎型・中車型・菊五郎型・吉右衛門型・芝翫型

「梅は飛び桜は枯るる世の中になんとて松のつれなかろうぞ」

昨日のおべんきょう -19-

2012年10月22日 | 歌舞伎検定のおべんきょう




<純歌舞伎> -2-

・渡雁恋玉章(わたるかりこいのたまづさ)雁のたより
 文政13年(1830)金沢龍玉
・佐倉義民伝(さくらぎみんでん)佐倉宗吾
 嘉永4年(1851)河竹黙阿弥
・都鳥廓白浪(みやこどりながれのしらなみ)忍ぶの惣太
 安政元年(1854)河竹黙阿弥
・蔦紅葉宇都谷峠(つたもみじうつのやとうげ)宇都谷峠 文弥殺し
 安政3年(1856)河竹黙阿弥
・網模様燈籠菊桐(あみもようとうろうのきくきり)小猿七之助
 安政4年(1857)河竹黙阿弥
・鼠小紋春着雛形(ねずみこもんはるぎのひながた)鼠小僧
 安政4年(1857)河竹黙阿弥
・三世相錦繍文章(さんぜそうにしきぶんしょう)お園六三
 安政4年(1857)3代桜田治助
・黒手組曲輪達引(くろてぐみくるわのたてひき)黒手組の助六
 安政5年(1858)河竹黙阿弥
・花街模様薊色縫(さともようあざみのいろぬい)十六夜清心
 安政6年(1859)河竹黙阿弥
・三人吉三廓初買(さんにんきちさくるわのはつがい)三人吉三
 安政7年(1860)河竹黙阿弥
・加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)骨寄せの岩藤
 万延元年(1860)河竹黙阿弥
・八幡祭小望月賑(はちまんまつりよみやのにぎわい)縮屋新助
 万延元年(1860)河竹黙阿弥
・勧善懲悪覗機関(かんぜんちょうあくのぞきからくり)村井長庵
 文久2年(1862)河竹黙阿弥
・曽我綉侠御所染(そがもようたてしのごしょぞめ)御所五郎蔵
 元治元年(1864)河竹黙阿弥
・青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなににしきえ)
 弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)白浪五人男 弁天小僧
 文久2年(1862)河竹黙阿弥 
・処女翫浮名横櫛(むすめごのみうきなのよこぐし)切られお富
 元治元年(1864)河竹黙阿弥
・吉様参由縁音信(きちさままいるゆかりのおとずれ)湯潅場吉三
 明治2年(1869)河竹黙阿弥
・梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)髪結新三
 明治6年(1873)河竹黙阿弥
・扇音々大岡政談(おうぎびょうしおおおかせいだん)天一坊
 明治8年(1875)河竹黙阿弥
・極付幡隋長兵衛(きわめつきばんずいちょうべい)幡隋長兵衛 湯殿の長兵衛
 明治14年(1881)河竹黙阿弥を新七が改作
・天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)河内山 直侍 三千歳
 明治14年(1881)河竹黙阿弥
 島鵆月白浪(しまちどりつきのしらなみ)島鵆
 明治14年(1881)河竹黙阿弥
・新皿屋敷舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)魚屋宗五郎
 明治16年(1883)河竹黙阿弥
・四千両小判梅葉(しせんりょうこばんのうめのは)四千両
 明治18年(1885)河竹黙阿弥
・寿曽我対面(ことぶきそがのたいめん)対面
 明治18年(1885)河竹黙阿弥
・水天宮利生深川(すいてんぐうめぐみのふかがわ)筆屋幸兵衛
 明治18年(1885)河竹黙阿弥
・盲長屋梅加賀鳶(めくらながやうめかがとび)加賀鳶
 明治19年(1886)河竹黙阿弥
・籠釣瓶花街酔醒(かごつるばさとのえいざめ)籠釣瓶
 明治21年(1888)3代河竹新七
・神明恵和合取組(かみのめぐみわごうのとりくみ)め組の喧嘩
 明治23年(1890)竹柴其水
・怪談牡丹燈籠(かいだんぼたんどうろう)牡丹燈籠
 明治25年(1892)3代河竹新七
・怪談乳房榎(かいだんちぶさえのき)乳房榎
 明治30年(1897)久保田彦作
・江戸育御祭佐七(えどそだちおまつりさしち)お祭佐七
 明治31年(1898)3代河竹新七
・人情話文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)文七元結
 明治35年(1902)三遊亭円朝を榎戸賢治が脚色
・芝浜革財布(しばはまかわのさいふ)芝浜
 明治36年(1903)三遊亭円朝を竹柴金作が脚色



昨日のおべんきょう -18-

2012年10月21日 | 歌舞伎検定のおべんきょう




<純歌舞伎> -1-

・宿無団七時雨傘(やどなしだんしちしぐれのからかさ)宿無団七
 明和5年(1768)並木正三
・金門(楼門)五三桐(さんもんごさんのきり)楼門
 安永7年(1778)初代並木五瓶
・敵討天下茶屋聚(かたきうちてんがちゃやむら)天下茶屋
 天明元年(1781)奈河亀輔
・隅田川続俤(すみだがわごにちのおもかげ)法界坊
 天明4年(1784)奈河七五三助
・五大力恋緘(ごだいりきこいのふうじめ)五大力
 寛政6年(1794)初代並木五瓶
・伊勢音頭恋寝刃(いせおんどこいのねたば)
 寛政8年(1796)近松徳三
・隅田春妓女容性(すだのはるげいしゃかたぎ)梅の由兵衛
 寛政8年(1796)初代並木五瓶
・天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)天徳
 文化元年(1804)4代鶴屋南北
・時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)馬盥 馬盥の光秀
 文化5年(1808)4代鶴屋南北
・松竹梅湯島掛額(しょうちくばいゆしまのかけがく)お土砂 紅長
 文化6年(1809)福森久助+河竹黙阿弥(1856)
・絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)立場の太平次
 文化7年(1810)4代鶴屋南北・福森久助・2代桜田治助
・謎帯一寸徳兵衛(なぞのおびちょっととくべえ)大島団七
 文化8年(1811)4代鶴屋南北
・於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)お染の七役
 文化10年(1813)4代鶴屋南北
・杜若艶色染(かきつばたいろもえどぞめ)お六と願哲
 文化12年(1815)4代鶴屋南北
・金幣猿島郡(きんのざいさるしまだいり)相馬の古御所
 文化12年(1815)4代鶴屋南北
・慙紅葉汗顔見勢(はじもみじあせのかおみせ)伊達の十役
 文化12年(1815)4代鶴屋南北
・桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)清玄桜姫
 文化14年(1817)4代鶴屋南北
・浮世柄比翼稲妻(うきよづかひよくのいなずま)鈴が森 山三浪宅 鞘当
 文政6年(1823)4代鶴屋南北
・盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)三五大切
 文政8年(1825)4代鶴屋南北
・東海道四谷怪談(とうかいどうよつやかいだん)
 文政8年(1825)4代鶴屋南北
・独道中五十三駅(ひとりたびごじゅうさんつぎ)
 文政11年(1828)4代鶴屋南北

昨日のおべんきょう -17-

2012年10月20日 | 歌舞伎検定のおべんきょう



<新歌舞伎> 

・侠客春雨傘 明治30年(1897)福地桜痴 9代団十郎
・悪源太 明治32年(1899)松居松葉 初代左団次
・桐一葉 明治37年(1904)坪内逍遥 9代団十郎・5代菊五郎
・沓手鳥孤城落月 明治38年(1905)11代仁左衛門 39年5代歌右衛門
・修善寺物語 明治44年(1911)岡本綺堂 2代左団次
・箕輪の心中 明治44年(1911)岡本綺堂 2代左団次
・名工柿右衛門 大正元年(1912)榎木虎彦 11代仁左衛門
・室町御所 大正2年(1913)岡本綺堂 2代左団次
・佐々木高綱 大正3年(1914)岡本綺堂 2代左団次
・鳥辺山心中 大正4年(1915)岡本綺堂 2代左団次
・名和長年 大正4年(1915)幸田露伴 7代幸四郎・5代歌右衛門・4代松助
・番町皿屋敷 大正5年(1916)岡本綺堂 2代左団次
・西郷と豚姫 大正6年(1917)池田大伍
・名月八幡祭 大正7年(1918)池田大伍
・藤十郎の恋 大正8年(1919)菊池寛 初代鴈治郎
・今様薩摩歌 大正9年(1920)岡鬼太郎 2代左団次
・小栗栖の長兵衛 大正9年(1920)岡本綺堂 2代猿之助
・坂崎出羽守 大正10年(1921)山本有三 6代菊五郎
・息子 大正11年(1922)小山内薫 6代菊五郎・4代松助
・豊志賀の死 大正11年(1922)三遊亭円朝
・お国と五平 大正11年(1922)谷崎潤一郎 13代守田勘弥・河村菊枝
・同志の人々 大正12年(1923)山本有三 6代菊五郎・初代吉右衛門
・研辰の討たれ 大正14年(1925)木村錦花 2代猿之助
・生きている小平次 大正14年(1925)鈴木泉三郎 13代守田勘弥・3代多賀之丞
・権三と助十 大正15年(1926)岡本綺堂 15代羽左衛門・2代左団次
・男達ばやり 大正15年(1926)池田大伍 7代幸四郎・2代左団次
・眠駱駝物語 昭和3年(1928)岡鬼太郎
・西山物語 昭和3年(1928)小山内薫 2代左団次
・沓掛時次郎 昭和3年(1928)長谷川伸
・一本刀土俵入 昭和6年(1931)長谷川伸 6代菊五郎・5代福助
・瞼の母 昭和6年(1931)長谷川伸 13代守田勘弥・3代多賀之丞
・頼朝の死 昭和7年(1932)真山青果
・慶喜命乞 昭和8年(1933)真山青果
・二条城の清正 昭和8年(1933)吉田絋二 初代吉右衛門
・暗闇の丑松 昭和9年(1934)長谷川伸 6代菊五郎
・将軍江戸を去る 昭和9年(1934)真山青果
・元禄忠臣蔵 昭和10年(1935)真山青果 2代左団次
・巷談宵宮雨 昭和10年(1935)宇野信夫 6代菊五郎
・明君行状記 昭和12年(1937)真山青果
・なよたけ 昭和21年(1946)加藤道夫 7代梅幸・9代目海老蔵(11代団十郎)
・彦市ばなし 昭和23年(1948)木下順二 
・源氏物語 昭和26年(1951)舟橋聖一 9代目海老蔵(11代団十郎)
・少将滋幹の母 昭和26年(1951)舟橋聖一 市川寿海
・ぢいさんばあさん 昭和26年(1951)森鴎外
・若き日の信長 昭和27年(1952)大仏次郎 9代目海老蔵(11代団十郎)
・狐と笛吹き 昭和27年(1952)北条秀司 6代歌右衛門
・江戸の夕映 昭和28年(1953)大仏次郎
・井伊大老  昭和28年(1953)北条秀司 8代幸四郎・6代歌右衛門
・浮舟 昭和28年(1953)北条秀司 17代勘三郎・8代幸四郎・6代歌右衛門
・鰯売恋曳網 昭和29年(1954)三島由紀夫 17代勘三郎
・盲目物語 昭和30年(1955)谷崎潤一郎 17代勘三郎
・建礼門院 昭和44年(1969)北条秀司
・柳影沢蛍火 昭和45年(1970)宇野信夫
・花の御所始末 昭和49年(1974)宇野信夫
・春日局 昭和49年(1974)北条秀司 6代歌右衛門
・ヤマトタケル 昭和61年(1986)梅原猛
・野田版 研辰の討たれ 平成13年(2001)野田日秀樹
・NINAGAWA十二夜 平成17年(2005)蜷川幸雄

昨日のおべんきょう -16-

2012年10月19日 | 歌舞伎検定のおべんきょう




<義太夫狂言> -2-

・奥州安達原(おうしゅうあだちがはら)袖萩祭文・安達三
 宝暦12年(1762)近松半二・竹田泉・竹本三郎兵衛他 全5段 3段袖萩祭文

・本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)十種香
 明和3年(1766)近松半二・三好松洛他 全5段 4段十種香 狐火

・近江源氏先陣館(おうみげんじせんじんやかた)盛綱陣屋
 明和6年(1769)近松半二・三好松洛・竹本三郎兵衛他 全9段 8段盛綱陣屋

・神霊矢口渡(しんれいやぐちのわたし)矢口渡
 明和7年(1770)福内鬼外(平賀源内)全5段 4段矢口

・妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)妹背山
 明和8年(1771)近松半二・松田ばく他 全5段 3段吉野川 4段道行恋苧環・三笠山御殿

・艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)酒屋
 安永元年(1772)竹本三郎兵衛・豊竹応律・八民平七 上中下 下の巻酒屋の段

・摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)合邦
 安永2年(1773)菅専助・若竹笛躬 上下2段 下段合邦庵室

・桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)桂川 お半長右衛門 帯屋
 安永5年(1776)菅専助

・伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)先代萩
 安永6年(1777)奈河亀輔

・碁太平記白石噺(ごたいへいきしろいしばなし)揚屋
 安永9年(1780)紀上太郎・鳥亭焉馬・容楊黛 全11段 7段揚屋

・新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)野崎村
 安永9年(1780)近松半二 上中下3巻 上の巻野崎村

・鎌倉三代記(かまくらさんだいき)絹川村 鎌三 三代記
 安永10年(1781)近松半二 全10段 7段絹川村閑居

・近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)堀川
 天明2年(1782)為川宗輔・筒井半二・奈河七五三助

・彦坂権現誓助剣(ひこさかごんげんちかいのあだうち)毛谷村
 天明6年(1786)梅野下風・近松保蔵 全11段 9段毛谷村

・恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)封印切 新口村
 寛政8年(1796)菅専助

・絵本太功記(えほんたいこうき)太十・尼ヶ崎
 寛政2年(1799)近松柳・近松湖水軒他 全13段 10段尼ケ崎閑居

・加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)
 天明2年(1782)容楊黛

・伊賀越道中双六(いがごえどうちゅうすごろく)沼津・伊賀越え
 天明3年(1783)近松半二・近松加作 全10段 6段沼津

・生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)朝顔日記
 天保3年(1832) 山田案山子(近松徳三)の遺稿を翠松園

・壺坂霊験記(つぼさかれいげんき)壺坂
 明治8年(1875)2代豊澤団平・加古千賀女

昨日のおべんきょう -15-

2012年10月18日 | 歌舞伎検定のおべんきょう



<義太夫狂言> -1-

・曽根崎心中(そねざきしんじゅう)曽根崎 お初徳兵衛
 元禄16年(1703)近松門左衛門 

・傾城反魂香(けいせいはんごんこう)吃又
 宝永5年(1708)近松門左衛門 全3段 初段吃又

・冥途の飛脚(めいどのひきゃく)梅川忠兵衛
 正徳元年(1711)近松門左衛門 上中下3巻

・嫗山姥(こもちやまんば)八重桐廓噺
 正徳2年(1712)近松門左衛門 全5段 2段八重桐

・国性爺合戦(こくせんやかっせん)国性爺
 正徳5年(1715)近松門左衛門

・博多小女郎浪枕(はかたこじょろうなみまくら)毛剃
 享保3年(1718)近松門左衛門

・平家女護島(へいけにょごがしま)俊寛
 享保4年(1719)近松門左衛門 全5段 2段俊寛

・心中天網島(しんじゅうてんのあみじま)天網島 紙屋治兵衛 紙治
 享保5年(1720)近松門左衛門 上中下3巻

・女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)油地獄
 享保6年(1721)近松門左衛門

・梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)石切梶原
 享保15年(1730)長谷川千四・文耕堂 原作の3段「星合寺」

・鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)菊畑 一条大蔵卿 五条橋
 享保16年(1731)文耕堂・長谷川千四 全5段 3段菊畑 4段大蔵 5段五条橋

・壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)阿古屋 琴責め
 享保17年(1732)文耕堂・長谷川千四 全5段 3段阿古屋の琴責め

・芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)葛の葉の子別れ 葛の葉
 享保19年(1734)竹田出雲 全5段 4段子別れ

・御所桜堀川夜討(ごしょざくらほりかわようち)弁慶上使
 元文2年(1737)文耕堂・三好松洛 全5段 3段弁慶上使

・ひらかな盛衰記(ひらかなせいすいき)逆櫓
 元文4年(1739)文耕堂・三好松洛他 全5段 3段逆櫓

・新薄雪物語(しんうすゆきものがたり)新薄雪
 寛保元年(1741)文耕堂・三好松洛・小川半平他 上中下3巻

・夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)夏祭
 延享2年(1745)並木千柳・三好松洛・竹田小出雲 全9段

・菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)菅原
 延享3年(1746)竹田出雲・三好松洛・並木千柳・竹田小出雲 全5段

 序段(加茂堤・筆法伝授)二段目(道明寺)三段目(車引・佐太村賀の祝)
 四段目(天拝山・寺子屋)五段目(大内)

・義経千本桜(よしつねせんぼんさくら)千本桜
 延享4年(1747)2代竹田出雲・三好松洛・並木千柳 全5段

 序段(仙洞御所・北嵯峨・堀川御所)二段目(稲荷鳥居前・渡海屋・大物浦)
 三段(椎の木、小金吾討死・すし屋)四段(吉野山・川連法眼館)五段(花矢倉)

・仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)忠臣蔵
 寛延元年(1748)2代竹田出雲・三好松洛・並木千柳 全11段

 大序(鶴岡八幡宮の社頭)二段目(桃井館)三段目(足利家門前・松の間・裏門)
 四段目(塩冶館)五段目(山崎街道)六段目(勘平内の場)七段目(祇園一力茶屋)
 八段目(道行旅路の嫁入)九段目(山科閑居)十段目(天川屋)十一段目(討入)

・源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)義賢最後 実盛物語
 寛延2年(1749)並木千柳・三好松洛 全5段 2段義賢3段実盛

・双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)引窓
 寛延2年(1749)竹田出雲・三好松洛・並木千柳 全9段 8段引窓

・一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)熊谷陣屋
 宝暦元年(1751)並木宗輔・浅田一鳥・並木正三 全5段 3段熊谷陣屋

・恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)重の井子別れ
 宝暦元年(1751)吉田冠子・三好松洛 全13段 10段重の井子別れ

・義経腰越状(よしつねこしごえじょう)五斗三番
 宝暦4年(1754)並木宗輔 全5段 3段三番叟 鉄砲場

・倭仮名在原系図(やまとがなありわらけいず)蘭平物狂
 浅田一鳥・浪岡鯨児・並木素柳他 全5段 4段蘭平

・祇園祭礼信仰記(ぎおんさいれいしんこうき)金閣寺
 宝暦7年(1757)中邑阿契・豊竹応律他 全5段 4段金閣寺

昨日のおべんきょう -14-

2012年10月17日 | 歌舞伎検定のおべんきょう



歌舞伎略年表 -2-

 <第三期>

・化政歌舞伎 5代幸四郎・5代半四郎・3代三津五郎
       3代菊五郎・7代団十郎

・幕末歌舞伎 4代小団次・8代団十郎・3代田之助・4代歌右衛門・3代仲蔵・初代志うか

・明治歌舞伎 9代団十郎(活歴物)・5代菊五郎(散切物)・初代左団次
       初代実川延若・初代鴈治郎

  1804 4代鶴屋南北「天竺徳兵衛韓噺」初代尾上松助
  1811 3代歌右衛門と3代三津五郎の変化舞踊で鎬をけずる。
  1832 「弥生の花浅草祭」4代歌右衛門・4代三津五郎共演 四段返しの早替り
  1840 7代団十郎 歌舞伎十八番「勧進帳」河原崎座
  1842 天保の改革で猿若町に移転
     7代団十郎江戸追放
  1854 2代河竹新七「都鳥廓白浪」4代小団次
  1872 守田座新富町に進出
  1878 西洋式新富座落成
  1887 天覧歌舞伎
  1889 歌舞伎座開場
  1894 坪内逍遥「桐一葉」
  1899 松居松葉「悪源太」明治座 狂言作者以外の嚆矢
  1902 白井松次郎・大谷竹次郎 松竹合名会社設立

 <第四期>

・9代団十郎・5代菊五郎没

・大正・昭和歌舞伎
 歌舞伎座 5代歌右衛門・7代中車・15代羽左衛門・11代仁左衛門
 帝国劇場 6代梅幸・7代幸四郎・7代宗十郎
 明治座 2代左団次
 市村座 6代菊五郎・初代吉右衛門(二長町時代)・7代三津五郎
 大阪 初代鴈治郎・2代延若・3代梅玉・初代中村魁車 

・戦後歌舞伎
 東京 6代歌右衛門・11代団十郎・8代幸四郎・2代松緑・17代勘三郎・14代勘弥・7代梅幸
 大阪 3代阪東寿三郎・3代市川寿海・2代鴈治郎・8代富十郎・13代仁左衛門

・平成歌舞伎

  1903 9代団十郎・5代菊五郎没
  1906 2代左団次渡欧
  1909 2代左団次「毛抜」明治座 
     小山内薫・左団次 自由劇場設立
  1910 岡村柿紅「身替座禅」6代菊五郎
     2代左団次 「鳴神」
  1911 帝国劇場開場
     歌舞伎座新装開場 5代歌右衛門襲名興行
  1920 2代猿之助 春秋座
  1921 初代吉右衛門、市村座から松竹へ
     歌舞伎座火災により焼失
  1925 歌舞伎座新装開場
     新橋演舞場開場
  1932 市村座焼失 新宿第一劇場で青年歌舞伎
  1934 真山青果「元禄忠臣蔵」
  1945 歌舞伎座・新橋演舞場・御園座・中座等焼失
  1947 GHQの歌舞伎全演目解禁 大顔合わせの忠臣蔵 東京劇場
  1951 歌舞伎座再建開場 舟橋聖一「源氏物語」海老蔵人気 6代歌右衛門襲名
  1952 「曽根崎心中」扇雀ブーム
  1952 戦後初の天覧歌舞伎
  1961 8代幸四郎・8代中車、東宝へ
  1962 11代団十郎・8代三津五郎・3代延若襲名
     仁左衛門歌舞伎
  1966 帝国劇場新築開場 2代吉衛門襲名
     国立劇場開場「菅原伝授手習鑑」
  1967 三之助ブーム
  1968 3代猿之助「義経千本桜」宙乗り国立劇場
  1970 国立劇場俳優養成開始
  1972 5代富十郎襲名
  1973 7代菊五郎襲名
  1976 9代宗十郎襲名 
  1979 4代左団次襲名
     関西で歌舞伎を育てる会
  1980 浅草歌舞伎
  1981 5代歌六・5代時蔵・3代歌昇襲名 初代白鸚・9代幸四郎襲名
  1985 12代団十郎襲名
     こんぴら歌舞伎
  1986 スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」3代猿之助
  1990 歌舞伎座年間12か月歌舞伎興行
     3代鴈治郎襲名
  1991 京都南座新装開場
  1992 4代梅玉・9代福助襲名
  1994 コクーン歌舞伎
  1997 松竹座開場
  1998 15代仁左衛門襲名
  1999 博多座新築開場
  2000 平成中村座
  2001 10代三津五郎襲名
  2002 2代魁春・4代松緑襲名
  2004 11代海老蔵襲名
  2005 18代勘三郎襲名 4代坂田藤十郎襲名
  2007 2代錦之助襲名
  2009 歌舞伎座さよなら公演
  2010 歌舞伎座閉場
  2011 3代又五郎・4代歌昇襲名
  2012 6代勘九郎襲名 2代猿翁・4代猿之助襲名