黒柴hanaと子どもたち

子どもたちは、巣立ちの準備をはじめてます。これからは、黒柴と人間のおばさんペアのお話になるかも。

原発が悪いってそればっかりじゃなくて

2011-04-17 13:49:59 | Weblog

確かに、密閉されていなければいけない物質が炉の中にあるってい発電の方式が良いわけはないんだけど、

その時代には、選択肢としてあったんだとしたら、

できるだけリスクを回避するように、みんなの助言をきくなり、会社や国としても努力するなり、

運用の仕方が他にもあっただろうに、

 

出る釘は打てとか

 

長いものには巻かれろとか

 

日本人が、それは仕方ないかなあって、分かっていても知らない振りしていた、国や大きな力をもっていた団体へのあきらめ。

そのことを、今、はっきり否定されたんだと思う。

 

「沈まぬ太陽」が映画化された時、こんなことが公表されるなんて日本も変わるのかなって、ちょっと思った。

それが、大きな何かの力で、もっと進行したような、気がする。

 

今回の震災で、何の罪もない人類だけじゃない、自然も他の命も、いろいろなものを犠牲にして示された過ち???。

 

それを、残された私たちは、正しい方向に直していかなければいけないんだろうな。

 

学校でも、3・11以来、日本は変わったのだから、

あなたたちは、これからの日本を作り上げていかなければならない。って

 

ゆりは、うざ~っ。て言ってるし。

二郎の、たまたま転勤先で被災しちゃった、転校友達は、他のみんなも不幸になればいいんだあって、ぐれちゃってるけれど、

 

わたしのような、親の世代は、そんな子供たちが不安を感じず、

型にはまらず、自分たちで作り上げていける未来を

ワクワク感じていけるような環境を作っていくのが、役割なのかな。

 

原発だって、現場で作業している人たちや、国内外問わず、ありとあらゆる人たちの叡智を結集しているから、今日、こうして普通にしていられるんだろう。

普通に、学校に行って、今、勉強すべき事を勉強し、会社で行われるべき業務をこなす。

それが、今、やるべき事。

 

考えてみると、ニートやら、派遣切りやら、就職難民やら、

そんな事もできないことが、多発していた昨今だったんだなあ。

 

今、この、困難をのりこえれば、そんないろんな事も一緒に、解消できるのかもしれないとか

ただ、ただ、作って消費してっていう形ではない、人の生き方を考え直していく事で、なんて夢見たりするけど。

 

昔から、今のままじゃいけないって言う意見はあったんだよなあ、それが、反体制ってみなされて、打ち消されて。

電気をいっぱい使うから、原発作らなきゃじゃなくて、

今ある電力で、生活していく方法っていうのを、模索していく道に進んでいたらこんなには、ならなかったんだろうな。

 

だけど、今は、今で。

三陸の海は、今日も瓦礫の山で、

今日は、体に感じる余震はないけど、当分は、地震酔いと放射線チェックの日々。

 

そんな中でも、今まで、のほほんとしていた日本人から、いろんな知恵が出てきたり

考えられない速度で復興していく施設や、企業には、頭が下がる思いだ。

私も、頑張らないと、思わされる。

 

今の、希望は、JR東日本。

連休中に、新幹線を全線復旧させてね。新幹線の名前、はやぶさにしたんだから。

奇跡はおこるし、できるよ、東北の粘り強さで。

それが、東北の観光をよみがえれせ、たくさんのボランティアを運んで、復興を早くさせるよね

週末ボランティアとか。