解釈改憲による集団的自衛権行使容認を閣議決定において行うことについては、先日、中日新聞トップ記事で取り扱われましたように、保守の気運の強いと言われる岐阜県で、自民党県連が市町村に対して、反対の意見書を採択するように要請する手紙を出したとかで、地方の与党内部から現政権への厳しい目が上がっていると思います。
今国会会期中に閣議決定を行うよう、公明党に対して首相が強く要請していたと言われますが、時期はそれに限らないという見通しが出されたと今朝の報道にありました。多くの反対の声が届いているからでしょう。
けれども油断はできません。国会がもし6月22日に終わったとしてもその後、すぐにでも話し合って決めることが内閣だけでできるからです。
国会で審議することを意図して避けるやり方により、おそらくは戦争へ道を開く大きなステップとなるであろう決断を一内閣で行うことは、ずるいことです。ちょうどあの秘密保護法の審議と採決の横暴を思い起こさせます。
公明党は甚く苦しんでいることと思いますが、平和の党としての本義を忘れず、今こそは現内閣の誤りを必死で糺し、諌めること、反対することを、態度を決めて行って欲しいです。そうしないと、何のために与党にいるのか、と評価され、支持を失うことになるでしょう。それだけではなく、歴史の評価からも、党の汚点として末長く記されることになります。
私たちも後世の人に恥じないように、諦めないで市民のできることを最大限、行いましょう。
公明党への意見、励ましは以下の連絡先をご利用ください。(「秘密保護法を考える市民の会」杉浦様のまとめによる。)
【閣議決定絶対させないで!】
<公明党の与党協議参加メンバーらにFAXを!>
※短いものでも構いません。一人ひとりの言葉で、思いを込めたメッセー
ジを送ってください。
【与党協議の公明党メンバー】
北側一雄(副代表・大阪)=副座長 FAX:03-3508-3533
井上義久(幹事長・比例東北) FAX:03-3508-3354
上田勇(政調会長代理・神奈川) FAX:03-3508-3234
西田実仁(参議院幹事長・埼玉) FAX:03-6551-1005
遠山清彦(比例九州/記録係) FAX:03-3508-3414>
【党代表】
山口那津男(東京) FAX:03-6551-0806>
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