秘密保護法と共謀罪を考える四日市の会

秘密保護法・共謀罪に反対し、その廃止を求めましょう!

ブックレット読み合わせ会の報告

2015年05月07日 | メッセージ
少し遅くなりましたが報告です。

4月28日は好評のうちに『秘密保護法対策マニュアル』読み合わせ会が終わりました。18,9名の出席者を得て、とってもハングリーで熱い会となりました。参加者は危機感を持った方ばかり。喉から手の出るほど聞きたいことばかりの内容でした。
助言者としてお越しいただいた芦葉 甫弁護士はブックレットの著者として、この法律のかかえる問題の深刻なことを肉感しておられることが一貫して伝わってきました。
私たちは延べ5名で各章からまとめや話題提供を行い、参加者からの質問や芦葉弁護士の補足をいただいたりしながら会を進行していきました。
私も話題提供の担当をした一人ですが、ブックレットは薄いのに内容が濃いため、なかなか読み進めることができずにずいぶん大変な思いをしました。それでもみなさん、ぜひ手にとって、それも緻密に読んでみてください。苦労して読んだだけの収穫はあります。「面倒なことから逃げない」ことがいつも必要ですが、今は特にそれが必要とされているような気がします。

秘密保護法は次第にその邪さを露わにしていくことでしょう。早めに内容や対策を学んでおいたほうがよいと思います。今は、たくさんの情報が縷々秘密指定されている最中でしょう。市民はどんどん、大事な情報から遠ざけられていくのでしょう。そうして民主主義が骨抜きにされるのが現実化していきます。

当日は被疑者ノートというものの現物を見せていただきました。これは日弁連のHPにも載せられているそうですので、だれでも見ることができます。もし逮捕、勾留されたとしても不当な取り扱いを受けないためにもこれは大事なものだそうです。

各地でこのような会が開かれていくかもしれません。ぜひブックレットをお求めください。また、お近くでそのような会があったら参加してください。