秘密保護法と共謀罪を考える四日市の会

秘密保護法・共謀罪に反対し、その廃止を求めましょう!

国連表現の自由特別報告者デイビッド・ケイ氏暫定所見に関して

2016年05月11日 | メッセージ
5月9日(月)13時より、秘密保護法に反対するピースアクション・よっかいちは近鉄四日市駅前ふれあいモールにて街頭宣伝、署名などを行いました。参院選まで2ヶ月をきり、市民のできることをあれこれ思い巡らします。

4月12日から19日まで公式訪問を行った国連表現の自由特別報告者、デイビッド・ケイ氏は、最終日19日に日本政府などに対する予備的勧告を公表しました。これは暫定的な所見ということで、それを海渡雄一、小川隆太郎の両弁護士が訳してくださいました。

それをもとに海渡雄一が「表現の自由と知る権利の危機をどのようにして克服するのか」という文章を提示してくださいましたので紹介させていただきます。

デイビッド・ケイ氏の勧告内容は秘密保護法についても今までの国連の担当者の指摘よりもより具体的ですし、放送法や公職選挙法にも言及していて大変興味深いもので、刺激を受けます。どうぞどなたもご一読くださいますように。

先進国である日本が国連の表現の自由特別報告者の公式訪問を受けるということ自体が、実は日本の表現の自由が深刻な危機にあるということの表れであって、国際社会から眉をひそめられるようなことなのだと藤田早苗さんは報告会で語ってくださいました。

2015年は日本の表現の自由度は61位であったのですが、2016年度は72位にぐっと下がっています。私たちのすべきことをこの文章によって整理できると思います。

特別報告者暫定所見確定版