秘密保護法と共謀罪を考える四日市の会

秘密保護法・共謀罪に反対し、その廃止を求めましょう!

集団的自衛権行使容認の閣議決定について

2014年06月19日 | メッセージ
 解釈改憲による集団的自衛権行使容認を閣議決定において行うことについては、先日、中日新聞トップ記事で取り扱われましたように、保守の気運の強いと言われる岐阜県で、自民党県連が市町村に対して、反対の意見書を採択するように要請する手紙を出したとかで、地方の与党内部から現政権への厳しい目が上がっていると思います。

 今国会会期中に閣議決定を行うよう、公明党に対して首相が強く要請していたと言われますが、時期はそれに限らないという見通しが出されたと今朝の報道にありました。多くの反対の声が届いているからでしょう。
 けれども油断はできません。国会がもし6月22日に終わったとしてもその後、すぐにでも話し合って決めることが内閣だけでできるからです。

 国会で審議することを意図して避けるやり方により、おそらくは戦争へ道を開く大きなステップとなるであろう決断を一内閣で行うことは、ずるいことです。ちょうどあの秘密保護法の審議と採決の横暴を思い起こさせます。

 公明党は甚く苦しんでいることと思いますが、平和の党としての本義を忘れず、今こそは現内閣の誤りを必死で糺し、諌めること、反対することを、態度を決めて行って欲しいです。そうしないと、何のために与党にいるのか、と評価され、支持を失うことになるでしょう。それだけではなく、歴史の評価からも、党の汚点として末長く記されることになります。
私たちも後世の人に恥じないように、諦めないで市民のできることを最大限、行いましょう。

 公明党への意見、励ましは以下の連絡先をご利用ください。(「秘密保護法を考える市民の会」杉浦様のまとめによる。)


【閣議決定絶対させないで!】
<公明党の与党協議参加メンバーらにFAXを!>

※短いものでも構いません。一人ひとりの言葉で、思いを込めたメッセー
ジを送ってください。

【与党協議の公明党メンバー】
北側一雄(副代表・大阪)=副座長 FAX:03-3508-3533
井上義久(幹事長・比例東北) FAX:03-3508-3354
上田勇(政調会長代理・神奈川) FAX:03-3508-3234
西田実仁(参議院幹事長・埼玉) FAX:03-6551-1005
遠山清彦(比例九州/記録係) FAX:03-3508-3414>

【党代表】
山口那津男(東京) FAX:03-6551-0806>

★国会議員FAX名簿(解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会)
※冒頭に公明党の全議員リスト
→ http://bit.ly/1n6mdLh

◇電話できる方は
衆議院は 03-3581-5111
参議院は 03-3581-3111
にかけて議員名を伝えれば、議員事務所につないでくれます。

★公明党本部に要請されたい場合は、
代表番号 03-3353-0111 に電話してアポイントをとれば
可能です。



明日、四日市市議会総務委員会での審議

2014年06月19日 | スケジュール
 明日6月20日(金)13時より、四日市市役所において、市議会総務委員会が行われます。当会が出した請願「秘密保護法廃止を求める意見書」採択について取り扱われます。当会は請願者として意見陳述いたしますので、どうぞ傍聴においでください。


 同日は10時から、「九条の会・よっかいち」が提出した「集団的自衛権行使容認反対の意見書」を採択する請願についても意見陳述、審議がされる予定ですので併せてお知らせいたします。


  秘密保護法が成立したことを受けて、「できたものはしょうがないじゃないか」、あるいは現在、国会法改定法案として衆議院を通過した「国会での常設監視機関設置の法案が提出されたから、それが一つの歯止めとなるので廃止の必要はないじゃないか」、「秘密保護法については賛否両論、立場がいろいろあるものだ」といった一つ一つの考えについて、丁寧に批判していければ良いと思っています。

 国会法改正法案については、以下、参考までに「秘密保護法を考える市民の会」杉原様からのまとめを引用させていただきます。

 自民、公明の与党は秘密保護法の年内施行に向けて、秘密の運用をチェックする「監視機関」(秘密会)を設置する国会法改定案を提出し、わずか7時間ほどのスピード審議で衆議院を通過させました。「秘密会」の設置は公開を原則とする国会のあり方を大きく変質させ、委員も議席数に応じた8人と少数会派を封じるものになっています。また、政府に対する勧告権はあるものの、強制力はなく、追認機関となる恐れがあります。

 
 
 この国会法改定法案(参議院でまもなく審議に入る)について、どうかみなさま、当該の担当者に反対意見を伝えていただけませんか。


【参議院 議院運営委員会・理事】
 自民:岩城光英[委員長](FAX)03-6551-0318
 自民:石井準一      (FAX)03-5512-2606
 自民:長谷川岳 (FAX)03-6550-0055
 自民:水落敏栄 (FAX)03-6551-1013
 公明:谷合正明 (FAX)03-6551-0922
◆民主:小見山幸治 (FAX)03-6550-0044
◆民主:前川清成      (FAX)03-6551-1205
 維結:室井邦彦      (FAX)03-6551-1122
 みんな:水野賢一     (FAX)03-6551-0519
 共産:仁比聡平      (FAX)03-6551-0815

【国対委員長】
 自民:佐藤勉       (FAX)03-3597-2740
 公明:漆原良夫     (FAX)03-3508-7149
◆民主:松原仁       (FAX)03-3580-7336
 維新:小沢鋭仁     (FAX)03-3591-2735
 結い:畠中光成     (FAX)03-3508-3514
 みんな:山内康一    (FAX)03-3508-3520 

<民主党>
【党役員】
◆代表:海江田万里[東京1区]  (FAX)03-3508-3316
◆幹事長:大畠章宏[茨城5区]  (FAX)03-3502-5953
◆政調会長:櫻井充[宮城]   (FAX)03-6551-0512
 役員室長:荒井聰[比例北海道](FAX)03-3508-3225

【参議院特別委員(当時)】
◆芝博一[三重]   (FAX)03-6551-0317
◆福山哲郎[京都] (FAX)03-6551-0808
◆大野元裕[埼玉] (FAX)03-6551-0618
 神本美恵子[比例 (FAX)03-3508-0010
 白眞勲[比例]   (FAX)03-6551-1116
 藤田幸久[茨城] (FAX)03-6551-0914

※電話できる方は
衆議院は 03-3581-5111
参議院は 03-3581-3111
にかけて議員名を伝えれば、議員事務所につないでくれます。




秘密保護法廃止法案国会提出&当会の今後の予定

2014年06月16日 | スケジュール
6月16日(月)午後12時20分に、共産党、社民党、無所属の山本太郎・糸数慶子議員により参議院に「秘密保護法」廃止法案が共同提出されました。
その後12時30分より、国会内の記者クラブにて記者会見が行われたということです。

監視機関の法案が衆院を通過したと言われていますが、ほとんど機能しないだろうと思われます。四日市市議会でもその内容を確認してほしいものだと思います。


さて当会は、さる6月6日と本日、四日市市内で街頭宣伝・署名活動を行いました。メンバーとじっくり話し込んでいく人も最近多く見られます。どうか皆さんに自分のこととして考えていただきたい、関心を持ってほしい、そしてあきらめないでほしい、と願います。


四日市市議会の本会議最終日の7月3日には、請願の採決が行われます。ぜひご予定に入れて、傍聴に来てください。その後、当会は街頭活動をします。
あとは7月17日(木)15時より、同じく活動を行う予定です。


請願を行いました

2014年06月14日 | メッセージ
6月13日、当会は四日市市議会に「秘密保護法廃止を求める意見書」を採択するよう請願する書類を提出しました。

紹介議員を決定するために日数を要しましたが、なんとか請願をすることができました。応援を頂いた多くの方に感謝します。

さて、たぶん20日ごろ、委員会審議が行われると思います。請願者の意見陳述を申し込みましたので、はっきりした日程、時刻がわかりましたらお知らせします。その時はどうぞふるって傍聴においでください。もし部屋に入りきれないときはモニターのあるところで審議の様子を見られるということです。

まずは委員会で可決されるようにこちらもよく勉強して臨みたいと思います。

同日、四日市市議会には九条の会よっかいちより、「集団的自衛権行使容認反対」の意見書採択の請願も出されました。こちらも可決されるよう、切に願っています。


秘密保護法は地方自治にも影響があります。特定秘密とされた情報は地方公共団体へ提供しないことになっているのです。また、警察庁の持つ情報も都道府県警には提供されても都道府県警から地方公共団体には提供されないのです。

そんな中で、地方自治体は何かあったときたくさんの住民を避難誘導するる責任のみを持たされることもあるわけです。なんという倒錯。

その例だけをとっても、実際に困ると思いませんか。

四日市市議会への働きかけ

2014年06月04日 | スケジュール
 当会は、今月から開かれる四日市市議会へ「秘密保護法廃止を求める意見書を採択してください」という内容の請願を行うことにしました。

 先日より、市議会議員の方々を訪問し、ご挨拶と主旨・内容説明をしています。朝日新聞によれば、法律の成立前と成立後を合わせると、「廃止、慎重運用、抜本的見直し、凍結」などを求める内容の意見書が地方議会で既に200以上可決されているということです。北海道議会、福島県・岩手県・新潟県・鳥取県沖縄県などの県議会、ほか市町村議会議会で、三重県では菰野町、亀山市他で可決されています(市議会としては亀山市のみ)。

 紹介議員を受けてくださる方をお願いし、6月13日までには請願書を市議会宛提出します。請願が受け付けられれば委員会での審議の時に請願者として意見陳述と説明もします。

 私たちは請願内容の採択を目指して、精一杯頑張りますので応援してください。