秘密保護法と共謀罪を考える四日市の会

秘密保護法・共謀罪に反対し、その廃止を求めましょう!

今日は四日市市議会で請願採決・街頭行動

2014年07月03日 | スケジュール
 本日7月3日(木)13時より、四日市市議会本会議最終日となります。いくつかの議案の審議のあと、詳細時刻は不明ですが、各種請願について採決が行われます。どうかみなさま、傍聴にいらしてください。
当会も、請願は初めてだったので不手際が多くありましたがそれでも手をつくし、全力を尽くして今日を迎えることができました。たくさんの方の応援と協力を感謝しています。
九条の会・よっかいちが提出した集団的自衛権行使容認に反対する意見書採択請願についても委員会報告が行われると思いますが、継続取り扱いがそのままになるのでしょうか。

 その後夕刻より、当会はふれあいモールで街頭活動します。時間が未定でこれまた申し訳ありません。
 
 7月1日、安倍政権は解釈改憲によって、戦後の歴史を一内閣の判断で安易にひっくり返し、「集団的自衛権の限定的行使容認」の閣議決定を行いました。公明党は歯止めとなりませんでした。もちろん自民党も、この内閣の暴走を押しとどめる言葉の力を持ちませんでした。政治を委ねられた人たちの無責任の結果を、日本に住む庶民が皆受けることになりましょう。そのとき誰が責任を取ることができるのでしょうか。

 世紀の愚挙として歴史に残る決断をしたゆえ、安部首相は後世に名を残す人になることでしょう。

 今日の活動では特に、このような判断を行った安倍政権に対して、庶民として否を突きつけたいものです。
 けれども、秘密保護法そのものの恐ろしさ、非道さを片時も忘れることはできません。12月に施行されたらどんな社会が待っているか、想像しなければなりません。それゆえ廃止運動を継続します。安倍政権は人命や、あらゆるいのちへの尊重の思い、また政策決定の結果を見通す力に乏しいように思える、甚だ危うい政権のように思えます。私たち市民は、できるだけ想像力をたくましくして対抗すべきではないかと思います。

 ここ数日、四日市街頭でも有志による抗議活動や当会以外の団体による抗議活動があったのですが、ご報告できずにおりました。各人は天より与えられた自由を活かして、自分に許されたところで意思を表明していくことができると思います。憲法で保障された言論の自由、信教の自由、表現の自由をしっかりと行使し、自分の本来の力を活かしましょう。

 秘密保護法と集団的自衛権行使の決断の関係について興味深い記事が中日新聞7月2日朝刊面に載っていましたので以下に掲載します。


愛知の会の行動より

2014年07月01日 | メッセージ
 事態が急展開なので何でも追いつかないですが、先にご紹介したいと思っていた事を述べます。
 「秘密保全法に反対する愛知の会」は全国でも先駆的な活動をされていますが、このごろ連日のように街頭宣伝活動をしておられます。(昨日も大きな集会やデモが名古屋で行われて、当会のメンバーの中にも参加者がいました。)
 先日街頭宣伝・チラシ配布中の女性に言いがかりをつけて取り囲み、写真を撮るなどしたグループに対し、通行人として話を聞いていた方が彼らを怒鳴りつけ、ほかの通行人たちも取り囲んだためとうとういたたまれず彼らが逃げ出したということがあったそうです。愛知の会のブログに掲載されています。筆者は大変心を打たれました。街頭で話すこと、ちらしを配ること、署名を募ること、どれも勇気のいることです。やむにやまれず、いろいろなことを犠牲にして、そして実存を賭けて行うのです。街頭でそれを聞く人は見ず知らずの人ですが、この事件は話す人々とその内容への深い共感と、正義を求める気持ちあってのことであっただろうと思います。勝手に写真や動画を取るなどはその目的を考えますとつくづく無責任かつ卑劣な行為で、最近多いように思われますが、勇気ある行動がそれによる犠牲を減らし、その人の立ち直りを助けるかもしれません。http://nohimityu.exblog.jp/22295837/

四日市街頭・白子駅前の抗議行動

2014年07月01日 | メッセージ
6月30日(月)は当会のメンバー二人で「秘密保護法廃止を求める意見書」採択を求める請願の本会議採択のため、市議会議員全員に手紙を渡すため市役所に行きました。

 その後、緊急に有志3名により、四日市街頭でプラカードを持って立つ抗議行動を行いました。私たちは多くの自由があり、許可無くてもできることはたくさんあるのですから力のかぎり意思を表現したいと思います。
ご苦労様、と声をかけてくれる人もおられました。ふと言葉を交わすこともありました。「こんなこと勝手に決めていいの?」「いけないと思います!」
 筆者は沖縄の学習ツアーにこの前行ってきましたが、辺野古の海でカヌーで抗議行動をするとき、エンジンも何もない小舟だからこそ、防衛庁の船も下手なことはできないということです。弱いからこそ強いーこのごろ時々そのような表現を目にします。70歳でカヤックの免許を取られ、80代になる今も操船して抵抗をしている女性がいるそうです。

 私は帰宅して気づいたのですが、12時30分に集団的自衛権行使容認に反対して全国一斉音出し!という企画がされていましたね。今日もということですが、情報を掴んで実施されたところも多かったと思います。

 また昨日の話に戻りますが、夕方18時から近鉄白子駅前で安倍政権に対する抗議行動がありました。私も行きましたが、なんと75名の方々が参加。歩道にズラリと並んでおられる様子はなんとも迫力がありました。いろいろな立場の方々がリレートークを行い、(鈴鹿九条の会のブログに詳細が記されています)大成功だったと思います。中でも年金者組合の方のスピーチが筆者には特に心に残るものでした。
 暴力によってブルドーザーのように人々の権利や財産、いのちも文化もなべて潰していく野蛮は人々に怖れられもしますが、本質は虚しいもので、それに対して名もない人々一人ひとりが本来持つ力は大きいものであると感じました。
 私たちの同志、「秘密保護法を考える鈴鹿の会」が呼びかけ人となっての素晴らしい企画でした。

皆さんも個人で、有志で何かやれることを考え表現してみませんか。