「相鉄の魅力を伝える写真」…と聞いてなぜかED11をチョイス

相鉄の魅力といえば、やっぱりED10重連の牽くタンカー列車でしょう！
…などと、自分で書いて自分で言うのもナンですがそれは説得力ないなぁ(笑)。

というのはともかく、話のついでに保存車ED11のご近影。


昨年（2016年）12/18に、かしわ台車両センターで行われた「鉄コレ9000系新塗装車発売記念イベント」で撮ったものです。
個人的には、昔の呼び名「かしわ台工機所」のほうがしっくり来ますが、そんなのはどうでもいいですね。

ED11、コンパクトな車体に、ガッシリとしたデッキが格好良い！　昭和の電気機関車の匂いがムンムンしてきます。
板バネ台車も、狙ってこういうデザインにしている訳ではない筈なのに、機能美というか現代のセンスにはない「メカメカしさ」に溢れていて、逆に新しいです。
手入れもされている様子で、屋外保管なのにずいぶんと綺麗です。大切にされているんだろうなぁとちょっとほっこりします。
パンタグラフを上げてくれたらもっと素晴らしいんですけど、安全面でそれは難しいんでしょう。
なお写真は、キャノンPowershot S110のHDRモードで撮った写真なので、ちょっと独特の仕上がりになっていますが...

実は私は小さい頃にかしわ台近くに住んでいまして。
当時ED10はごく普通に毎日タンク車を牽引して走っていたので、時々見かけても特に何も感じなかったのですが、今から考えたらなんともまあ贅沢な情景です。
それなのに、ですよ。
電車に興味を持ち始めた小学校高学年頃の私は、電機よりもむしろ3010系に興味津々だったんですよねぇ…それこそ四十路になった今につながる「私鉄電車好き」の原点なんですが、われながら昔から変わり者だったんだなぁと思います(笑)。