MPV乗り換え顛末記、その3。
乗り換えてみて分かったと、考えたことなど、雑感をつらつらと。
■買い換えてみて、満足かというと...?
以上、買い替えの経緯と買い替え後の雑感をつらつらと述べてみました。
2.3Lと比較すると大変納得の出来るクルマに出会えたことは幸運だったと思います。
ただ、乗り換えて満足しているか?と聞かれるとちょっと微妙かな...というのが正直なところ。なぜなら、私にとってはV6/3Lの走りこそが“あるべき姿”だから。
なにせいままでが酷すぎました。
それゆえ「良くなった」という感覚はなく「普通になった」だけなのです。
納得はしても、残念ながら満足感はありません。
やはりクルマ好きにとってミニバンというカテゴリーのクルマは辛いものなのかもしれません。
■はて、LWFWはなぜ売れなかったんだろう?
乗れば乗るほど不思議に思われるのは、なぜV6/3Lがこれほどまでに売れていなかったのか?という事です。
2.3Lと比べて新車価格でわずか30万円程度の上乗せで、同じ車種とは思えないほどの上質感が手に入るのです。
内外装はまったく一緒ですが、まさしく“ZOOM ZOOM”な走りが手に入ります。
せっかく“マツダ=走り”というイメージがあるのですから、アホみたいにトロい2.3L車でそのイメージをブチ壊す手はないと思うわけです。
LW型MPVはもともと格安販売で有名な車種ですから、30万円高くなってもたかが知れています。下手をすればヴォクシー「煌」やステップワゴン2.4Lよりも安かったのです。私も各社で見積を取りましたが、MPVより明らかに安かったのはノアのX-Limitedだけでした。
いっぽうV6/3Lを選ぶデメリットは、ランニングコストがやや高いことでしょうか?
とはいえ税金とガソリン代でせいぜい年間で7~8万円の差でしょうから、毎月で見たら5,000円くらい? ダンナが飲み会を1回減らせばじゅうぶん事足りる金額ではないかと思います。
ただ、販売戦略上V6をあまり積極的に売らなかったのは確かなようです。
理由は良く分かりませんが、とにかく「安さ」を最大の売りにしていたせいかも知れません。
たしかに、競合車種より完全に旧式な基本構造ですし、質感や足回りのデキを考えたら、たとえ30万円でも高いV6は積極的には売りづらかったのかも知れません。
■色々試乗...
あまりにも希望条件のV6/3L車が見つからないため、他車種への乗り換えもいちおう考えてはみました。
まぁ、なんだかんだでMPVに拘り続けてしまいましたが。
ひとことずつで感想をつらつらと書いてみます。
【エリシオン 2.4L】
ドライブフィールはMPV 2.3Lと良い勝負。200kg重いことを考えたら頑張ってるけども...VTECが高速側に切り替わる頃合いは多少伸びを感じましたが、ゼロ加速のフィーリングは同じようなものです。インテリアのさり気ない上質感は好感を持ちました、誠実に作ってるなぁと思いました。インテリアカラーがベージュ系とグレー系を選べる様ですが、ベージュ系が良く出ているそうで中古のタマ数は豊富。
【エリシオン 3.0L】
ハイパフォーマンスを期待したのですが、やはり1.8tは重い! 軽快感はなかったです。とはいえ2.4Lよりは断然良いです。MPVの「2.3L v.s. 3L」と同じ構図です。
【オデッセイ】
これはミニバンじゃないです。ちょっと大きめのミドルクラスステーションワゴンと考えるべきではないでしょうか?
我が家で考える“ミニバン像”からは大きく外れたクルマです。
どうにもパッセンジャーの快適性を無視したクルマ作りで、こんなファミリーカーはあり得ません。
乗り心地もイマイチ、ステップワゴンもそうですがホンダのミニバンは2列目の乗り心地が固すぎる嫌いがあるように思います。室内高がセダン+αしかないのも疑問点。昔あったアスコットの方が室内向あるんじゃないの?
あと、スライドドアでない点もマイナス考課でした。
【オデッセイアブソリュート】
見た目とてもカッコ良くてクルマ好きのハートをガッチリ掴んで来るわけですが(笑)、これはますますミニバンじゃないです。
お父さん1人で乗るならそれなりに楽しいですが、この乗り心地は同乗者には辛い。
じゃあお父さん1人で楽しめば?ってことになりそうですが、1人だったらミニバンでない方が良い。
おかしな立ち位置のクルマです。
走りは良いし性能的には大変優れていると思いますが、ポジショニングがさっぱり理解できない1台です。
【ノア】
トヨタって巧いなぁとつくづく思います。街乗りでは全く不満を感じません。132psのエンジンとは思えない軽快な走りっぷり。パッケージングも無難、ハズシがない。しかも安い! お買い得仕様のX Limitedはまさに「鬼に金棒」です、これは売れる訳ですよ。
乗り換えてみて分かったと、考えたことなど、雑感をつらつらと。
■買い換えてみて、満足かというと...?
以上、買い替えの経緯と買い替え後の雑感をつらつらと述べてみました。
2.3Lと比較すると大変納得の出来るクルマに出会えたことは幸運だったと思います。
ただ、乗り換えて満足しているか?と聞かれるとちょっと微妙かな...というのが正直なところ。なぜなら、私にとってはV6/3Lの走りこそが“あるべき姿”だから。
なにせいままでが酷すぎました。
それゆえ「良くなった」という感覚はなく「普通になった」だけなのです。
納得はしても、残念ながら満足感はありません。
やはりクルマ好きにとってミニバンというカテゴリーのクルマは辛いものなのかもしれません。
■はて、LWFWはなぜ売れなかったんだろう?
乗れば乗るほど不思議に思われるのは、なぜV6/3Lがこれほどまでに売れていなかったのか?という事です。
2.3Lと比べて新車価格でわずか30万円程度の上乗せで、同じ車種とは思えないほどの上質感が手に入るのです。
内外装はまったく一緒ですが、まさしく“ZOOM ZOOM”な走りが手に入ります。
せっかく“マツダ=走り”というイメージがあるのですから、アホみたいにトロい2.3L車でそのイメージをブチ壊す手はないと思うわけです。
LW型MPVはもともと格安販売で有名な車種ですから、30万円高くなってもたかが知れています。下手をすればヴォクシー「煌」やステップワゴン2.4Lよりも安かったのです。私も各社で見積を取りましたが、MPVより明らかに安かったのはノアのX-Limitedだけでした。
いっぽうV6/3Lを選ぶデメリットは、ランニングコストがやや高いことでしょうか?
とはいえ税金とガソリン代でせいぜい年間で7~8万円の差でしょうから、毎月で見たら5,000円くらい? ダンナが飲み会を1回減らせばじゅうぶん事足りる金額ではないかと思います。
ただ、販売戦略上V6をあまり積極的に売らなかったのは確かなようです。
理由は良く分かりませんが、とにかく「安さ」を最大の売りにしていたせいかも知れません。
たしかに、競合車種より完全に旧式な基本構造ですし、質感や足回りのデキを考えたら、たとえ30万円でも高いV6は積極的には売りづらかったのかも知れません。
■色々試乗...
あまりにも希望条件のV6/3L車が見つからないため、他車種への乗り換えもいちおう考えてはみました。
まぁ、なんだかんだでMPVに拘り続けてしまいましたが。
ひとことずつで感想をつらつらと書いてみます。
【エリシオン 2.4L】
ドライブフィールはMPV 2.3Lと良い勝負。200kg重いことを考えたら頑張ってるけども...VTECが高速側に切り替わる頃合いは多少伸びを感じましたが、ゼロ加速のフィーリングは同じようなものです。インテリアのさり気ない上質感は好感を持ちました、誠実に作ってるなぁと思いました。インテリアカラーがベージュ系とグレー系を選べる様ですが、ベージュ系が良く出ているそうで中古のタマ数は豊富。
【エリシオン 3.0L】
ハイパフォーマンスを期待したのですが、やはり1.8tは重い! 軽快感はなかったです。とはいえ2.4Lよりは断然良いです。MPVの「2.3L v.s. 3L」と同じ構図です。
【オデッセイ】
これはミニバンじゃないです。ちょっと大きめのミドルクラスステーションワゴンと考えるべきではないでしょうか?
我が家で考える“ミニバン像”からは大きく外れたクルマです。
どうにもパッセンジャーの快適性を無視したクルマ作りで、こんなファミリーカーはあり得ません。
乗り心地もイマイチ、ステップワゴンもそうですがホンダのミニバンは2列目の乗り心地が固すぎる嫌いがあるように思います。室内高がセダン+αしかないのも疑問点。昔あったアスコットの方が室内向あるんじゃないの?
あと、スライドドアでない点もマイナス考課でした。
【オデッセイアブソリュート】
見た目とてもカッコ良くてクルマ好きのハートをガッチリ掴んで来るわけですが(笑)、これはますますミニバンじゃないです。
お父さん1人で乗るならそれなりに楽しいですが、この乗り心地は同乗者には辛い。
じゃあお父さん1人で楽しめば?ってことになりそうですが、1人だったらミニバンでない方が良い。
おかしな立ち位置のクルマです。
走りは良いし性能的には大変優れていると思いますが、ポジショニングがさっぱり理解できない1台です。
【ノア】
トヨタって巧いなぁとつくづく思います。街乗りでは全く不満を感じません。132psのエンジンとは思えない軽快な走りっぷり。パッケージングも無難、ハズシがない。しかも安い! お買い得仕様のX Limitedはまさに「鬼に金棒」です、これは売れる訳ですよ。
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