このブログの初期のエントリをご覧頂くと、2006年2月に書いたMPV 2.3L(LW3W)への不満をつらつらと書き連ねた文章があります。
「MPV買い換え計画」というタイトルを冠した理屈っぽい?文章なのですが...
MPV買い換え計画〔PHASE:1〕
MPV買い換え計画〔PHASE:2〕
MPV買い換え計画〔PHASE:3〕
MPV買い換え計画〔PHASE:4〕
書いてからかなり時間が経っていまるにも関わらず、常に何件かはページ閲覧があるので少々驚いています。検索エンジンから見つけてご覧になっている方が結構いらっしゃるようです。
真剣にMPVを買おうと思っている方や有益な情報を求めている方には何の参考にもならないグチばかりで、読んでもあまり気分の良い内容ではないと思いますが、あそこで言っているのは全て掛け値なしの私の本音です。
でも“言いっ放し”になっている感は否めず、心苦しいところ。
実は、2007年5月に念願適って(?)、2.3LからV6/3L車への乗り換えが実現しました。
その直後に後日談を書き掛けたのですが、途中でやる気がなくなってそのまま放置して1年半が過ぎてしまいました。
誰に対してという訳でもありませんが、少々申し訳ない感じがあります。
そこで、1人のクルマ好きとして自分の発言にケジメを付ける意味でも、またああいった内容の文章を書いた責任を果たす意味でも、この辺で一度きちんとまとめておくことにしました。
1回目は、中古車探しのお話。
大変苦労しました。
■事の顛末
いきなりこのエントリをお読みになった方は「何のこっちゃい?」だと思いますので少々補足説明をいたします。
以前のエントリをお読みいただけると一番有り難いのですが、要するに「MPV 2.3Lに我慢ならずV6/3Lへの乗り換えを決意した」というのがいきさつです。
実はあの文章を書いた時点で既にV6車探しを始めていました。正確には2006年11月には探し始めていたのですが、なかなか希望に合う車に出会うことができなかったのです。
結局のところ、2007年5月になってようやくほぼ要望に合うV6車を探し当てる事ができ、乗り換えが実現した次第です。
以下に、乗り換えてに至る経緯と、乗り換えてみての雑感をまとめてみます。
■買い換えにあたっての前提条件
投げやりなクルマ選びで2.3Lを買って地獄を見た経験から、今度はとにかく徹底的にこだわって探す事にしました。
主な条件は以下の通り。
1)まったく同じ外観
具体的には以下。
・後期型
・クラッシックレッド
・エアロリミックス
・サンルーフ装備
以上が最低条件。
要は、エンジンとトランスミッション以外まったく同じであることが大前提です。形と色は大変気に入っていますので。
よくあるリアアンダーミラー付は却下。
2)低走行&修復歴なし
まあこれは、長く乗りたいファミリーカーとしては普通に考えられる条件だと思いますが。
■苦難の中古車探し
「2代目MPVはたくさん売れたモデルだから1ヶ月も探せばで見つかるだろう」と高をくくっていたのですが、いざ動き出してみて驚きました。希望要件の揃った車体がまったく出て来ないのです。
どうやら、私の考えていた条件、つまり「後期型」「エアロリミックス」「クラシックレッド」で「V6」というのはたいへん見つかりづらい組み合わせらしいのです。それが分かるのに長くははかかりませんでした。
何よりもまず、V6/3L車が少ない。
全体の3%もないと思います。
予想はしていましたが中古車の殆どが中期型2.3L車。まあ、MPVがもっとも売れた時期ですから当然ですが、色も装備も走行距離もバリエーション豊富、圧倒的なタマ数で迫ってきます。ですので「2.3Lで良い!」という方は大変充実した買い物が出来ると思います。
また、「V6」表記を見つけてもよくよく確認すると殆どは前期型2.5L V6車。これは私の捜索対象外です。
少ない中期~後期V6/3Lの中ではわりと見つかり易かったのが中期型スポーツパッケージV6/3Lです。でもスポーツパッケージはエアロリミックスと違い内装がベージュ系で私が嫌いなのでパス。奥さんが中期型のエクステリアを好まないというのも大きな要因でしたが。
非常に意外だったのはボディ色。
我が家では「MPV=赤」というイメージを持っていたのですが、世間では意外とそうでもないんですね。特に後期型でクラシックレッドは少ないです。カタログでは確かにガンメタがイメージカラーになっていましたが、そんなものでしょうか。
タマ数が多いのは黒と白。しかし私が嫌いなので却下。
この2色に次いでわりと数多く出てくるのがガンメタ、私は大好きなボディ色なんですが奥さんの反応がイマイチ。それにガンメタなら新車時にV6/3Lの在庫車を選ぶ事も出来たので、どうしても買う気になれません。
オプション装備についても同様です。
両側自動ドアはオプション価格の安さからか7~8割くらいの車体に付いているので問題ありませんでしたが、バックモニタを装備しているクルマは案外少ないのです。そのうえサンルーフ付きとなるとレア度急上昇!
以上のような事情で、私の希望条件が全て揃ったクルマなんてぜんぜん出て来やしません。
止む無く途中で条件を多少緩和せざるを得ませんでした。
緩和条件は以下の通り。
・サンルーフは諦め。
・バックモニタはナビ含めて保有2.3Lから移植。リアアンダーミラーは付いていたら撤去。
これだけ緩めても(冷静に見たら緩めていないという気もしますが...)、クラシックレッドというボディカラーの縛りはキツいものがありました。
全国に捜索範囲を広げ、インターネットから中古車雑誌、買い取り店の情報網まで手当たり次第に当たってみましたが、希望要件を満たした車体を見つけ出すまで半年もかかってしまいました。
■試乗、衝撃、即決!
そんな苦難の道を歩むこと半年、ようやくピン!とくる車体に遭遇したのは2007年3月末のこと。
当該車両は、関東マツダ竹の塚店の中古車。
マツダのインターネット検索サイトで発見しました。
H16年式、走行27,000km、1オーナー。
サンルーフ無し、リアアンダーミラー付という点は目をつむって...
136万円とお値段格安!
小キズありでしたが、気にしなければOKという範囲。
見つけた時点では私は宮城県仙台市に住んでおり、都内足立区のディーラーはちょっと遠いなぁと思いつつも即電話してみました。
電話口の営業氏によると「まだ入庫前だが既に2件引き合いが入っていて取り置きが難しくて云々」との事。
こっちは10万くらい高くてもすぐにでも買う気でいるのに、どうも話が噛み合いません。
面倒なので、インターネットバンキングで内金3万円をすぐに振り込んで仮押さえ。
これでもう半分俺のもんだ!(笑)
翌々週に仕事の出張に絡めてディーラーに立ち寄り、試乗してみました。
…で。
走り出した瞬間に、購入を決断しました。
驚きました!
ここまで違うとは!
はっきり言って2.3Lとは別物です!
車名は一緒でもまったく違うクルマです。
100mも走れば違いが分かります。
2.3Lの“もっさり”感は絶無。
ゼロ加速に限っていえばむしろ普通に「速い!」と言えそうなくらい。
正直、ここまでパワーなくてもいいのに、と思ったり。
まさかこんなに違うとは思わなかったですよ、新車で欲しかったなぁ...
■納車まで
そんなわけで契約まではとんとん拍子で進んだものの、私の転勤(宮城県仙台市→神奈川県海老名市)に伴う引っ越しと時期が重なったため、納車作業がちょっと時間がかかり、4月末の納車となりました。
以下、納車までにして貰った作業。
・カーナビ&バックモニタ移植
・V6車からリアアンダーミラー、サイドマーカー撤去
・ボディコーティング
納車日は、ディーラーまで2.3Lに乗って行ってV6/3Lに乗り換えて帰ってくるという大技?を繰り出しました。
記念にと並べて写真を撮りましたが、笑ってしまうほど見た目が一緒。
事情を知らない人から見たら、まったくもって意味不明な買い換えだろうなぁ。
ちなみに息子には「今日でこのMPVはバイバイだよ」と言い聞かせてクルマ屋に出掛けたのですが、帰りもまた同じようなMPVに乗せられて、状況をまるで理解出来ていないようでした。ごめんよ、混乱させて(笑)。
「MPV買い換え計画」というタイトルを冠した理屈っぽい?文章なのですが...
MPV買い換え計画〔PHASE:1〕
MPV買い換え計画〔PHASE:2〕
MPV買い換え計画〔PHASE:3〕
MPV買い換え計画〔PHASE:4〕
書いてからかなり時間が経っていまるにも関わらず、常に何件かはページ閲覧があるので少々驚いています。検索エンジンから見つけてご覧になっている方が結構いらっしゃるようです。
真剣にMPVを買おうと思っている方や有益な情報を求めている方には何の参考にもならないグチばかりで、読んでもあまり気分の良い内容ではないと思いますが、あそこで言っているのは全て掛け値なしの私の本音です。
でも“言いっ放し”になっている感は否めず、心苦しいところ。
実は、2007年5月に念願適って(?)、2.3LからV6/3L車への乗り換えが実現しました。
その直後に後日談を書き掛けたのですが、途中でやる気がなくなってそのまま放置して1年半が過ぎてしまいました。
誰に対してという訳でもありませんが、少々申し訳ない感じがあります。
そこで、1人のクルマ好きとして自分の発言にケジメを付ける意味でも、またああいった内容の文章を書いた責任を果たす意味でも、この辺で一度きちんとまとめておくことにしました。
1回目は、中古車探しのお話。
大変苦労しました。
■事の顛末
いきなりこのエントリをお読みになった方は「何のこっちゃい?」だと思いますので少々補足説明をいたします。
以前のエントリをお読みいただけると一番有り難いのですが、要するに「MPV 2.3Lに我慢ならずV6/3Lへの乗り換えを決意した」というのがいきさつです。
実はあの文章を書いた時点で既にV6車探しを始めていました。正確には2006年11月には探し始めていたのですが、なかなか希望に合う車に出会うことができなかったのです。
結局のところ、2007年5月になってようやくほぼ要望に合うV6車を探し当てる事ができ、乗り換えが実現した次第です。
以下に、乗り換えてに至る経緯と、乗り換えてみての雑感をまとめてみます。
■買い換えにあたっての前提条件
投げやりなクルマ選びで2.3Lを買って地獄を見た経験から、今度はとにかく徹底的にこだわって探す事にしました。
主な条件は以下の通り。
1)まったく同じ外観
具体的には以下。
・後期型
・クラッシックレッド
・エアロリミックス
・サンルーフ装備
以上が最低条件。
要は、エンジンとトランスミッション以外まったく同じであることが大前提です。形と色は大変気に入っていますので。
よくあるリアアンダーミラー付は却下。
2)低走行&修復歴なし
まあこれは、長く乗りたいファミリーカーとしては普通に考えられる条件だと思いますが。
■苦難の中古車探し
「2代目MPVはたくさん売れたモデルだから1ヶ月も探せばで見つかるだろう」と高をくくっていたのですが、いざ動き出してみて驚きました。希望要件の揃った車体がまったく出て来ないのです。
どうやら、私の考えていた条件、つまり「後期型」「エアロリミックス」「クラシックレッド」で「V6」というのはたいへん見つかりづらい組み合わせらしいのです。それが分かるのに長くははかかりませんでした。
何よりもまず、V6/3L車が少ない。
全体の3%もないと思います。
予想はしていましたが中古車の殆どが中期型2.3L車。まあ、MPVがもっとも売れた時期ですから当然ですが、色も装備も走行距離もバリエーション豊富、圧倒的なタマ数で迫ってきます。ですので「2.3Lで良い!」という方は大変充実した買い物が出来ると思います。
また、「V6」表記を見つけてもよくよく確認すると殆どは前期型2.5L V6車。これは私の捜索対象外です。
少ない中期~後期V6/3Lの中ではわりと見つかり易かったのが中期型スポーツパッケージV6/3Lです。でもスポーツパッケージはエアロリミックスと違い内装がベージュ系で私が嫌いなのでパス。奥さんが中期型のエクステリアを好まないというのも大きな要因でしたが。
非常に意外だったのはボディ色。
我が家では「MPV=赤」というイメージを持っていたのですが、世間では意外とそうでもないんですね。特に後期型でクラシックレッドは少ないです。カタログでは確かにガンメタがイメージカラーになっていましたが、そんなものでしょうか。
タマ数が多いのは黒と白。しかし私が嫌いなので却下。
この2色に次いでわりと数多く出てくるのがガンメタ、私は大好きなボディ色なんですが奥さんの反応がイマイチ。それにガンメタなら新車時にV6/3Lの在庫車を選ぶ事も出来たので、どうしても買う気になれません。
オプション装備についても同様です。
両側自動ドアはオプション価格の安さからか7~8割くらいの車体に付いているので問題ありませんでしたが、バックモニタを装備しているクルマは案外少ないのです。そのうえサンルーフ付きとなるとレア度急上昇!
以上のような事情で、私の希望条件が全て揃ったクルマなんてぜんぜん出て来やしません。
止む無く途中で条件を多少緩和せざるを得ませんでした。
緩和条件は以下の通り。
・サンルーフは諦め。
・バックモニタはナビ含めて保有2.3Lから移植。リアアンダーミラーは付いていたら撤去。
これだけ緩めても(冷静に見たら緩めていないという気もしますが...)、クラシックレッドというボディカラーの縛りはキツいものがありました。
全国に捜索範囲を広げ、インターネットから中古車雑誌、買い取り店の情報網まで手当たり次第に当たってみましたが、希望要件を満たした車体を見つけ出すまで半年もかかってしまいました。
■試乗、衝撃、即決!
そんな苦難の道を歩むこと半年、ようやくピン!とくる車体に遭遇したのは2007年3月末のこと。
当該車両は、関東マツダ竹の塚店の中古車。
マツダのインターネット検索サイトで発見しました。
H16年式、走行27,000km、1オーナー。
サンルーフ無し、リアアンダーミラー付という点は目をつむって...
136万円とお値段格安!
小キズありでしたが、気にしなければOKという範囲。
見つけた時点では私は宮城県仙台市に住んでおり、都内足立区のディーラーはちょっと遠いなぁと思いつつも即電話してみました。
電話口の営業氏によると「まだ入庫前だが既に2件引き合いが入っていて取り置きが難しくて云々」との事。
こっちは10万くらい高くてもすぐにでも買う気でいるのに、どうも話が噛み合いません。
面倒なので、インターネットバンキングで内金3万円をすぐに振り込んで仮押さえ。
これでもう半分俺のもんだ!(笑)
翌々週に仕事の出張に絡めてディーラーに立ち寄り、試乗してみました。
…で。
走り出した瞬間に、購入を決断しました。
驚きました!
ここまで違うとは!
はっきり言って2.3Lとは別物です!
車名は一緒でもまったく違うクルマです。
100mも走れば違いが分かります。
2.3Lの“もっさり”感は絶無。
ゼロ加速に限っていえばむしろ普通に「速い!」と言えそうなくらい。
正直、ここまでパワーなくてもいいのに、と思ったり。
まさかこんなに違うとは思わなかったですよ、新車で欲しかったなぁ...
■納車まで
そんなわけで契約まではとんとん拍子で進んだものの、私の転勤(宮城県仙台市→神奈川県海老名市)に伴う引っ越しと時期が重なったため、納車作業がちょっと時間がかかり、4月末の納車となりました。
以下、納車までにして貰った作業。
・カーナビ&バックモニタ移植
・V6車からリアアンダーミラー、サイドマーカー撤去
・ボディコーティング
納車日は、ディーラーまで2.3Lに乗って行ってV6/3Lに乗り換えて帰ってくるという大技?を繰り出しました。
記念にと並べて写真を撮りましたが、笑ってしまうほど見た目が一緒。
事情を知らない人から見たら、まったくもって意味不明な買い換えだろうなぁ。
ちなみに息子には「今日でこのMPVはバイバイだよ」と言い聞かせてクルマ屋に出掛けたのですが、帰りもまた同じようなMPVに乗せられて、状況をまるで理解出来ていないようでした。ごめんよ、混乱させて(笑)。
中古車探しってワクワクしますよね^^
自分も、理想のセディゴン探しにせっせせっせと励んでいます(笑)
マンションの駐車場の関係があるので、就職が決まっていれば来年の10月に買おうとかなと思ってます。
MPVで2.3LとV6/3Lで別物のように、
セディゴンでも1.8L/ノンターボGDI+CVTと、
1.8L/GDIターボ+4ATでは違うものなんですかね?
よくよく吟味しながら選びたいと思います。
その前に、まずは免許を取らないとですが(汗)
どうも、遅レスすみません。
私は昨年春まで5年ほど仙台に住んでましたよ。
その頃はこのブログも全然更新してませんした(笑)。
> 中古車探しってワクワクしますよね^^
そうですねぇ。ぜひぜひエンジョイしてください。
でも私の場合は全然楽しくなかったですよ。
MPVに関しては「楽しい」とか「面白い」という感情を持ったことは殆どありません。
どう努力しても興味が持てないんですよ(笑)。
セディゴンのターボは乗ったことないんですけど、かなり違うんじゃないでしょうか?
ノンターボでもかなりキビキビ走りましたけどね。
エンジン自体もそうですが、ミッションがCVTか4ATかというのも大きいです。
好みの問題もありますから、乗ってみないとなんとも言えないと思いますヨ。
昔のブログへのコメントになってすみません。Webで遊んでいたら見かけたもので寄らせていただきました。
私はマイナーチェンジ後の前期型V6-3000に今も乗っているものです。
私はマイチェン前のV6-2500を1年半で手放し、乗り換えたMPV大好き人間です。
マイチェン後のMZR-2300には乗ったことがないのでなんとも言えないのですが、フォード製のV6-2500は確かにどうしようもないエンジンだったのでV6-3000に乗り換えたときは貴殿と同じように感動しました。
今年で丸10年になりますが、何とか大きなトラブルもなく動いています。
どうか嫌いにならないで、大事に乗ってあげてくださいね(笑)
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