本日は、相鉄の「黄色い電車」。
「青い電車」の事を書いたので、その続き。
保存車両「黄色い相鉄」モニ2000系2005号。
時と場所は「青い電車」と同じく、相鉄9000系リニューアル車の鉄コレ発売イベントの時の写真です。
[Powershot S110, 2016/12/18, かしわ台車両センター]
[Powershot S110, 2016/12/18, かしわ台車両センター]
いかにも「旧型電車」な姿、カッコいいと思うか、古臭いと思うか。
もちろん、私は前者ですよ。
こんなイケてるデザインは、現代ではなかなか見られないじゃないですか。
普段からかしわ台車両センターの奥の方に屋外留置されているので、なんとなく目にしたことがある人は多いようですが、これが戦前の国電の生き残りであることはほとんど知られていなさそうです、まあそんな興味のある人も少ないでしょうけど。
そう、言ってみれば山手線を走る最新型E235系の遠い遠いご先祖さまなわけです、イメージが沸きにくいですが。
伊豆箱根鉄道大雄山線のコデとともに、国電史の一端を垣間見させてくれる、貴重な電車…コデは未だ現役で本線を走れるという点でさらにスゴイ存在ですが。
分厚いサイドシル/ヘッダー、美しい張り上げ屋根、釣り合い梁式台車、Hゴム窓など、21世紀の電車には見られなくなったさまざまな構造は、ちょっとした見ものです。
しかも「急行本厚木行」のサボ。知識としては「昔は本厚木まで直通していた」と知っていて当然実感はないわけで、こういう現役時代のサボを目の当たりにすると納得度は深まります。
この2000系、40年くらい前からこの場所をねぐらにしていたのではないでしょうか。
1980年代、私はかしわ台近くの住宅街に住んでおり、ちょうどこの場所が遠くから見通せる坂の途中に家がありました。
その頃はすでに荷物輸送もなくなっていた筈で、2000系は事業用車として5両が生き残っていました。
姿形は現在のモニ2005とほぼ同じ、真っ黄色に塗られた状態。
鉄ヲタ入門期だった(?)小学生の私から見ても、他の相鉄電車と明らかに異なるトワイライトな佇まいには魅かれるものがありました。
当時は確か、モニ2005のほか、2008、2019、2022、2023号が残っていたはずです。
そのうちモニ2005は構内入替用だったためか車庫の奥のほうにいることが多く外からは見えませんでしたが、それ以外の4両はまさに現在保存されているこの場所に停まっていました。
架線検測ドームの付いた2023号とコンビを組んでいたモニ2019は時折お出かけしていましたが、それにしても2000系は殆どの時間をこの留置線で過ごしていたと思われます。
そう考えると「かしわ台の主」みたいな存在ですかね、モニ2005(笑)。
「青い電車」の事を書いたので、その続き。
保存車両「黄色い相鉄」モニ2000系2005号。
時と場所は「青い電車」と同じく、相鉄9000系リニューアル車の鉄コレ発売イベントの時の写真です。
[Powershot S110, 2016/12/18, かしわ台車両センター]
[Powershot S110, 2016/12/18, かしわ台車両センター]
いかにも「旧型電車」な姿、カッコいいと思うか、古臭いと思うか。
もちろん、私は前者ですよ。
こんなイケてるデザインは、現代ではなかなか見られないじゃないですか。
普段からかしわ台車両センターの奥の方に屋外留置されているので、なんとなく目にしたことがある人は多いようですが、これが戦前の国電の生き残りであることはほとんど知られていなさそうです、まあそんな興味のある人も少ないでしょうけど。
そう、言ってみれば山手線を走る最新型E235系の遠い遠いご先祖さまなわけです、イメージが沸きにくいですが。
伊豆箱根鉄道大雄山線のコデとともに、国電史の一端を垣間見させてくれる、貴重な電車…コデは未だ現役で本線を走れるという点でさらにスゴイ存在ですが。
分厚いサイドシル/ヘッダー、美しい張り上げ屋根、釣り合い梁式台車、Hゴム窓など、21世紀の電車には見られなくなったさまざまな構造は、ちょっとした見ものです。
しかも「急行本厚木行」のサボ。知識としては「昔は本厚木まで直通していた」と知っていて当然実感はないわけで、こういう現役時代のサボを目の当たりにすると納得度は深まります。
この2000系、40年くらい前からこの場所をねぐらにしていたのではないでしょうか。
1980年代、私はかしわ台近くの住宅街に住んでおり、ちょうどこの場所が遠くから見通せる坂の途中に家がありました。
その頃はすでに荷物輸送もなくなっていた筈で、2000系は事業用車として5両が生き残っていました。
姿形は現在のモニ2005とほぼ同じ、真っ黄色に塗られた状態。
鉄ヲタ入門期だった(?)小学生の私から見ても、他の相鉄電車と明らかに異なるトワイライトな佇まいには魅かれるものがありました。
当時は確か、モニ2005のほか、2008、2019、2022、2023号が残っていたはずです。
そのうちモニ2005は構内入替用だったためか車庫の奥のほうにいることが多く外からは見えませんでしたが、それ以外の4両はまさに現在保存されているこの場所に停まっていました。
架線検測ドームの付いた2023号とコンビを組んでいたモニ2019は時折お出かけしていましたが、それにしても2000系は殆どの時間をこの留置線で過ごしていたと思われます。
そう考えると「かしわ台の主」みたいな存在ですかね、モニ2005(笑)。
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