
この日は朝、実家で母に叩き起され9時頃目を覚ます。前夜は母の話が何やかやと終わらず、寝たのは4時頃。朝食を食べてる最中も母の話は止まらず聞くばかり。ま、これも親孝行か。11時になって、解放してもらい音出しなぞ始める。中断していたクラシックの練習も久しぶりにやっと出来る。
3時から現場でリハが始まる。車を走らせ30分ほどで三宮に到着。僕より早く入っていたメンバーの皆さんが既にリハーサルを開始している。楽器を出してリハーサルに参加。前日お目にかかれなかった人達も数名いたけど、人数が多くてなかなか挨拶も出来ない。これがビッグバンドの難しいとこだね。
本番前には既に大勢のお客さんで席は埋まっており、エキストラの席まで出ている盛況ぶり。90人を越えているという噂が。(笑) すごいねぇ、スカイ・ウィング・オーケストラ! 前回も書いたけど、僕の出身大学、関西学院大の軽音楽部のOB/OGで結成された社会人バンド。
さて、なんで「リベンジ」かというと、去年12月にも大阪で、このバンドのライブに参加させて貰ったんだが、自分としては自らの演奏に納得行かなかったし、何かとトラブルも多かった。今回は色々ワガママも聞いてもらい、演奏に集中出来る環境を整えてもらってリベンジにかけた・・という事だ。やはり、プロがゲスト出演する限りはお客さんに「見せる」演奏がしたいと思った。

バンドで3曲、ボーカル入りで3曲、そして僕が呼び出された。いきなり「ドナ・リー」からスタート。(苦笑)

アンサンブルを一緒にしながら自分のソロに向って行く緊張感ってたまらない。ある程度、常に自由なコンボと違って、自由と規制の狭間に居る瞬間だ。前回のライブの反省の結果、リズムに関して色々自分に課題を出したんだけど、アンサンブルにおいては完全にワークしているように思える。

スカイ名物バンマス・だーた(多田)君のMC。何回かこちらにフラれたけど、今回はちょっと難しげなメローディーを吹くことが多くて、MCの最中は譜読みしてたので、結構シカトしてしまった。ごめんね~。(笑)
僕自身は、「Ya Gatta Try」、ソプラノで「セントラル・パーク・ウエスト」など有名な曲も織り交ぜながら、全6曲。プラス、アンコールでボーカルの佐々木さんの「スマイル」にオブリを入れたりした。最後のそのオブリが一番自分では気に入ってる。歌伴、好きなんだよねぇ。
社会人バンドとは言え、よくあんな難しい曲を練習して仕上げてきたなぁと感心するばかり。どこにそんな時間と気力が有るんだろう?嬉しいのは若い世代が果敢にアドリブにチャレンジしてくれている事だ。山野ビッグバンド・コンテストに僕らの世代が出た時はスピード命だったから、コピーしたり自分でアドリブ書いたりして(そういうのを「書きリブ」という。笑)、それをそのまんま演奏していた。要は速いテンポでアドリブをとるのが当時は不可能だったからだ。最近の子の方が知識も教養も有ってアドリブが上手いのは言うまでも無い。だから、コンボ感覚でアドリブしてくれてるのを聴くと、「そうそう、ビッグバンドは特別なもんじゃないんだよ。」とソロに聞き入ってしまう。まぁ、自分もやってみていつも思う事だけど、ビッグバンドでのソロって、すぐ終わっちゃうし、バックリフが入ってくるしで構成とか考えちゃうけど、そこで自由に色んな事が出来た方が、スリリングだし、急に「ビッグ・バンド」から「ビッグ・コンボ」に変わって生き物として活き活きしてくる。今回、僕が自分の演奏でタイム感と共にこだわった部分がそういうところだ。晩年のメル・ルイス・オーケストラなんてのは、分厚いアンサンブルが一しきり終わると、ソリストが長々と好き勝手にソロとって、急にコンボに変わる。あそこまでソロがバリバリ取れるアーティストが揃っていると、アンサンブルも自然とスイングしている。スイング感という推進力のベクトルが全く同じ方向に向いているからだ。
自分の演奏はと言うと、聞き返すと極めて「普通」な演奏で、あまり納得は行っていない。前回よりは遥かにいいんだけどね。それには色んな要因が有るのは事実だが、どんな状況下でも「凄い!」と言わせる演奏をしたいと思っているので、僕にとっては普通じゃ物足りない。
この日は朝3時頃まで打ち上げ。楽しかったなぁ。やはり、関西に帰ってくると、腹が痛くなるくらい爆笑する事が多い。東京ではそこまで笑う事無いもの。
3時から現場でリハが始まる。車を走らせ30分ほどで三宮に到着。僕より早く入っていたメンバーの皆さんが既にリハーサルを開始している。楽器を出してリハーサルに参加。前日お目にかかれなかった人達も数名いたけど、人数が多くてなかなか挨拶も出来ない。これがビッグバンドの難しいとこだね。
本番前には既に大勢のお客さんで席は埋まっており、エキストラの席まで出ている盛況ぶり。90人を越えているという噂が。(笑) すごいねぇ、スカイ・ウィング・オーケストラ! 前回も書いたけど、僕の出身大学、関西学院大の軽音楽部のOB/OGで結成された社会人バンド。
さて、なんで「リベンジ」かというと、去年12月にも大阪で、このバンドのライブに参加させて貰ったんだが、自分としては自らの演奏に納得行かなかったし、何かとトラブルも多かった。今回は色々ワガママも聞いてもらい、演奏に集中出来る環境を整えてもらってリベンジにかけた・・という事だ。やはり、プロがゲスト出演する限りはお客さんに「見せる」演奏がしたいと思った。

バンドで3曲、ボーカル入りで3曲、そして僕が呼び出された。いきなり「ドナ・リー」からスタート。(苦笑)

アンサンブルを一緒にしながら自分のソロに向って行く緊張感ってたまらない。ある程度、常に自由なコンボと違って、自由と規制の狭間に居る瞬間だ。前回のライブの反省の結果、リズムに関して色々自分に課題を出したんだけど、アンサンブルにおいては完全にワークしているように思える。

スカイ名物バンマス・だーた(多田)君のMC。何回かこちらにフラれたけど、今回はちょっと難しげなメローディーを吹くことが多くて、MCの最中は譜読みしてたので、結構シカトしてしまった。ごめんね~。(笑)
僕自身は、「Ya Gatta Try」、ソプラノで「セントラル・パーク・ウエスト」など有名な曲も織り交ぜながら、全6曲。プラス、アンコールでボーカルの佐々木さんの「スマイル」にオブリを入れたりした。最後のそのオブリが一番自分では気に入ってる。歌伴、好きなんだよねぇ。
社会人バンドとは言え、よくあんな難しい曲を練習して仕上げてきたなぁと感心するばかり。どこにそんな時間と気力が有るんだろう?嬉しいのは若い世代が果敢にアドリブにチャレンジしてくれている事だ。山野ビッグバンド・コンテストに僕らの世代が出た時はスピード命だったから、コピーしたり自分でアドリブ書いたりして(そういうのを「書きリブ」という。笑)、それをそのまんま演奏していた。要は速いテンポでアドリブをとるのが当時は不可能だったからだ。最近の子の方が知識も教養も有ってアドリブが上手いのは言うまでも無い。だから、コンボ感覚でアドリブしてくれてるのを聴くと、「そうそう、ビッグバンドは特別なもんじゃないんだよ。」とソロに聞き入ってしまう。まぁ、自分もやってみていつも思う事だけど、ビッグバンドでのソロって、すぐ終わっちゃうし、バックリフが入ってくるしで構成とか考えちゃうけど、そこで自由に色んな事が出来た方が、スリリングだし、急に「ビッグ・バンド」から「ビッグ・コンボ」に変わって生き物として活き活きしてくる。今回、僕が自分の演奏でタイム感と共にこだわった部分がそういうところだ。晩年のメル・ルイス・オーケストラなんてのは、分厚いアンサンブルが一しきり終わると、ソリストが長々と好き勝手にソロとって、急にコンボに変わる。あそこまでソロがバリバリ取れるアーティストが揃っていると、アンサンブルも自然とスイングしている。スイング感という推進力のベクトルが全く同じ方向に向いているからだ。
自分の演奏はと言うと、聞き返すと極めて「普通」な演奏で、あまり納得は行っていない。前回よりは遥かにいいんだけどね。それには色んな要因が有るのは事実だが、どんな状況下でも「凄い!」と言わせる演奏をしたいと思っているので、僕にとっては普通じゃ物足りない。
この日は朝3時頃まで打ち上げ。楽しかったなぁ。やはり、関西に帰ってくると、腹が痛くなるくらい爆笑する事が多い。東京ではそこまで笑う事無いもの。
後ろからでしたが、フレイズ、アイデアもさることがなら、やっぱりプロの息の速さは、ため息ものでした。息を入れてから楽器が鳴るまでの反応が速い。。。
次も、よろしくお願いします。
僕も、少しでも変わってるように精進します!
演奏中に「あ、ここⅥmのままじゃなくてⅡ7に行って欲しい・・って言うの忘れた!」とか、色々譜面がおかしいな・・
まぁ、例えそう言う事が有っても、世界的プレーヤーならもっとカッコいい事やれるだろうな・・みたいな反省を今日もしてました。
リズム・セクションのグルーブに関してはメールで書いた通りです。事務職クンと2人で是非コンボでスインギーなジャズもやって下さい。きっと良いコンビになると思います!
SGURUさんの演奏はキラキラしてましたよ(右脳的)
本当に刺激的な演奏で、勉強になりました。
ここ最近はプレイバックを聴いて、反省中です(汗)
今回は改めてスイング(レガート)の難しさに
直面して崩壊寸前まで行きそうでしたが、
アドバイスのおかげで乗り切れました。
本当にありがとうございました。
次回までにタイム、ビート感を鍛えておきます!
アドバイス、ありがとうございました。
スイングが簡単そうで実は難しいってのは永遠の課題だろうねぇ。スピード感とリラックス感の両方兼ね備えてないといけないわけで。ドラムは特に、両手両足のタイミングがマシンみたいにキッチリしてても決して気持ち良くは無いしね。
お互い頑張りましょう!
で、いつも有難う!
いろいろ自分の中で、ああかなとか、
こうかなとか悩んで、迷うけど
SGURU氏の一言で、全て解決し
自分の中で素直に消化されていくわ!
(笑)
有難う!
次回また楽しみにしてます!!
昔の仲間達が真剣に音楽と向き合っているのは嬉しいものです。
今後とも宜しくね!アレンジも頑張ります。
ビッグバンドでのピアノの役割については、リズム隊の一員としてドラム・ベースと一緒に一体感のあるリズムを出せるように、また管楽器のハーモニーとの兼ね合いを考えながら演奏できるように…と思いつつまだまだ試行錯誤しながらやってます。ピアノ弾く時間が少ない上、相変わらずコードもスケールも知識無いまま「こんな感じでどない?」と音を積んでいるのでなかなか成長せず。。。
次回ご一緒させていただくときには、だいぶよくなったなーと思ってもらえるようガンバリマス
ありがとうございました!!
いやぁ、ピアノは大変でしょう。前回も今回もピアノの近くで、コード進行が??の時はガーンと弾いて貰って助かりました。
学生時代は気が付かなかったけど、譜面に書いてあるコード進行が1コーラス目と2コーラス目が何故か違う・・とか有るでしょ。(苦笑) 逆にコードが分かってると、テナーの3番のハモリがこれ絶対おかしい・・とか思うときがあったりしてね。
やっぱり、耳を使わないとダメな時ってビッグバンドでも有るよねぇ。だから、最後の歌伴が楽しかったのかもね。譜面無かったから。(笑) あの時は、助かりました。
また、次回も宜しくね!