最良の日。

昨日は母の精密検査。

先週の金曜日、仕事が忙しい妹が時間を作ってくれて、初めての検査に連れて行ってくれたのだが、結局、問診と血液検査しかしてくれず、精密検査は年明け、結果が出るのは、早くて１月末・・という事を言われ途方に暮れていた。もし病気だったら、手遅れになったらどうするんだよ！と思ってたが、どこの病院も検査の予約は下手すると４ヵ月後だとか平気で言う。

僕も妹も凄く悩んだ結果、やはり妹が病院を変える事を決断。少し遠くに有る病院を見つけて、昨日の夕方、検査と相成った。

正直、昨日は気が気じゃなかった。でも、検査結果が妹からメールで送られてきて、「ほぼ異常無し。」との診断。良かった～と大きく溜息。安堵と共に、嬉しさがこみ上げてきた。ここ最近はその事で頭が一杯だった。親しい人にだけ事情は話したが、僕も少しノイローゼ気味だった。急な話で、母の病気を受け入れられなかったのが原因だ。

母も年齢が年齢なので、今後も油断は決して出来ない。僕と同世代の友人達も同じ不安を抱えている。でも、考え方を変えると、最近まで妹とはろくに会話も無かったし、母に連絡する事も殆ど無かった。年に１回、仕事で関西に帰って、実家で母と話するのが親孝行と思ってたけど、今回の一件で、しょっちゅう電話やメールをする様になったし、親族とも連絡を取り合うようにもなった。人間関係が異常に希薄な我が家に対して、天が見るに見かねて下した試練だった様に思えてならない。

色々、ご心配をおかけした皆さんに、この場を借りてお詫びとお礼を申し上げたいと思います。今後、「平常心」というものを身に付ける必要が有るなと思い知りました。