渋谷「梅蘭」でレッスン新年会。

ここ、美味いです！

有名なのは、この「かた焼きそば」ですが、実は他のメニューの方がイかしてました。鶏肉とカシューナッツ炒め、最高。前菜の蒸し鶏や鶏の唐揚げなども、日本人の口に合う上品なお味。普段食べてる、土着な中国人仕様なモノとは間逆ですが、それはそれ、これはこれで美味しいです。食べ過ぎました。紹興酒も呑んじゃいましたねぇ。

生徒さん達とは、音楽の話や、音楽業界、日本のジャズシーンとアメリカのジャズシーンの違いの話とかさせて頂きました。人生の話とかもお互い色々しましたけど、酔っ払ってメチャクチャになる前に、中華のコース・メニューは恐ろしいスピードで運ばれてくるので、食べるのに必死で、気が付いたら腹いっぱい。あまり酒も飲めない状態に。(苦笑)


道玄坂のヤマハのチョイ下あたり。ランチ・タイムは行列が出来る事も。
生徒さんにはご馳走になってしまいました。



こういう折に触れ、他人の人生を垣間見たり、また、趣味でインドの風習に関する本を読んだりしていると、「あぁ、自分は音楽を何かの力でやらされて、それで人生の修行させられてるんだなぁ・・」と感じる。レッスンをしていても、数年前の自分と同じ悩みを抱えてそこに生徒が立っている様な事があり、その悩みが手に取るように分かるから、アドバイスもしやすい。それが自分の使命なのかなぁ・・と。でも、自分にはもう教えてくれる人が中々居なくて、自分で実験しては失敗しての繰り返し。確固たるモノも無いから、練習していても不安になる。でも、凄く考えて、有効且つ合理的な練習をする必要が有るので、無駄を省いてスリム化すれば、それは生徒に教えてあげれば、無理なく効果だけ得られる筈である。

悩む→瞑想する→新しい練習法を見つける→実験する→成功したら、お金を貰ってそれを伝える。

う～む、インドの托鉢僧のような生活だ。今日の托鉢の成果は、超豪華な中華料理だったけど。（笑）　ちなみに、インドのシーク教でGURUは「師匠」という意味だそうで、僕の名前にはその言葉が含まれている。（無宗教の親はそんな事、勿論考えた事も無いでしょう。笑）　そう言えば、昔から「修行僧の様な演奏だ。」とよく評価されておりました。