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インド旅行2010/6日目・サルナート

2010年04月24日 02時02分21秒 | インド旅行2010
午後はサルナートへ。ヴァナラシから少しだけ郊外にある。ブッダガヤの菩提樹の下で悟りを開いたブッダが、ここで初めてその悟りを語ったという、仏教徒にとって重要な聖地の一つである。

まずは、ムールガンダ・クティー寺院へ。ブッダが生まれ、出家し、悟りを開き、それを広めていく様などが、壁画として日本人画家によって描かれている。その後移動し、有名な巨大ストゥーパを見に行く。


「アショカ王の石柱」が有る僧院の遺跡の向こうに見えるのが、6世紀に造られたダメーク・ストゥーパ。


近づくと、で・・デカイ!たくさんの仏教徒が訪れ、この周りを回って礼拝するのを見ることが出来る。ストゥーパは、日本では「卒塔婆」と訳され、お寺で見ることが出来る。そういえば、僕の父の墓参りも、お墓そのものではなく卒塔婆だったなぁ。仏教での礼拝対象物だ。

暫らく、時間をかけてゆっくりと見学した。公園の周りには柵が立っているのだが、その向こう側には、低カーストの人達が施しを求めて、旅行者の我々に向って手を伸ばす。子供達はいつまでも、声を張り上げて追ってくる。痛々しいけど、これが彼らの「職業」なのだ。


移動して、この街で有名なシルクの工場を見学した。アウランガバードで見たヒムロー工場と似ているが、更に複雑だ。


結構メカ好きなんだけど、ここまで来ると何がどうなってるのか全く理解できない。(笑) 恐ろしく手間がかかるため、職人もどんどん減っているとか。残念な事だ。



こちらが完成品。まぁ、ツアーでよく有る「お土産物屋・巡礼」と同じ様なもんで、通過儀礼だと思ってオジサンのセールス・トークに付き合わなきゃならない。「買わなくてもいいから、話は聞いてくれ!」っていうのが、お決まりのパターン。どうやら売れれば、ガイドさんやドライバーさんにも何パーセントかのマージンが入る事になってるらしい。(笑) 比較的、このオジサンは紳士的な態度だったので好感が持てた。けど、ヒムロー買っちゃったからシルクは要らないんだよね。


次々と出てきて、片付けるのが大変そう。確かに繊細で綺麗ではあるけど、デザインがあんまり僕の趣味じゃないし、もう似たようなものはお土産で買っちゃったし、オジサンに同情して無駄遣いするほどリッチでもない。たくさん見せてくれた事に感謝して、お店を後にする。


既にチェック・アウトを済ませたホテルに戻る。吹き抜けのロビー。インドにしては、結構近代的なホテルでしょ?預けていた荷物を受け取り、またまた駅に移動。今夜は寝台車に乗り、アグラに向う。

明日はいよいよ、世界遺産・タージマハルを肉眼で見ることになる。

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