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16日目/アルル・ローマ遺跡とゴッホの跳ね橋

2008年06月27日 15時40分39秒 | モロッコ~フランス旅行2008
今日はアルルとエクス・アン・プロヴァンスを観光。

アルルのホテルでは英語が通じず、何かと苦労する。アルルは英語を喋る人が極端に少ない気がした。昨日のうちにバスルームで洗濯を済ませていたけど、天気が悪く乾いていない。車の中に干すしかない。まぁ、とりあえず町に観光に出かけよう。ホテルの結構近くに古代遺跡が立ち並んでいる。


まずは円形闘技場。
映画「グラディエーター」を思い出す外構え。しかし、中はこんな感じで近代的になってる。ちょっとガッカリ。現在は闘牛場となっている。ゴッホも闘牛の大ファンだったとか。今は本場スペインでも闘牛が動物愛護の見地から窮地に追い込まれているらしいが。


同じく円形闘技場の外壁。いかにもローマ建築って感じ。石を積み上げた重みの有る壁が延々とスタジアムを取り囲む。

円形闘技場と程近い所に古代劇場が有る。昨夜、食事したビストロも近くに有る。


古代劇場も現在修復中らしく、この無残な姿。(苦笑) しかし、冒頭の写真の様に撮り方によってはちゃんと絵になる。ローマ建築の持つ雰囲気って凄い。

町をグルッと廻りオテル・ド・ヴィル(市庁舎)などを観光して雰囲気を味わい、ホテルの近くのコンスタンタン共同浴場を見学。

レンガ造りのコンスタンタン共同浴場。
4世紀に建てられ、熱いお湯からぬるま湯、はてはサウナまで、現在のスーパー銭湯並みのシステムが有ったと言う。ここで火を炊いてこの空間の上のバスタブに人が漬かって・・などと説明書きを見ながら当時のシステムを空想するのは非常に楽しい。ローマ人は身分の高い低いに関係無く、風呂で裸の付き合いを楽しんだという。民主主義の基本というものを考えさせられる。現在は鳩と猫の巣でしかないのだけど。

ホテルのチェック・アウトを済ませ、愛車ゴルフにパンツなどの下着を干して出発。アルルの市街地から南へ少しドライブした所にヴァン・ゴッホ橋が有る。


ヴァン・ゴッホ橋、ゴッホの「跳ね橋」のモデルである。
これは復元されたもので、場所も当時のままではない。まぁ、そう聞かされると少し興醒めもするが、ゴッホ好きとしては見ておきたいし、雰囲気を味わって当時に思いを馳せるのも悪くは無い。ところが行ってみたら現場は強風で、絵のようなノドカな気分には中々なれなかった。とにかく寒い。ビデオにも風の音が轟々と入っている。

再び車に飛び乗り、エクス・アン・プロヴァンスへと出発する。

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