復帰第一弾・２DAYS、今終わりました。

はぁ、さすがに疲れました。酒飲んじゃダメって言われてるけど、今日は呑ませてください、一杯だけ・・。だって、無理を承知で２日間頑張ったんですもの。(笑)

昨日は一日目。数曲、フルートを吹かなきゃならなかったけど、持ち替えが間に合わずに失敗したのを除けば何とか行きました。途中、やはり鼻血が出て、後ろ向いて鼻かんだり、一瞬だけ気が遠のく事が有りましたが、大きな問題もなくなんとか・・。

今日は、多少、長丁場だったけど、昨日よりは体調も戻ってきて、吹いててもしんどくなかったです。ちなみに、ベースは２日とも清水昭好。病院でも、復帰に向け、なるべく歩くようにしてたし、唇のケアもしてたし、口の周りの筋肉も余裕が有る時に鍛えるようにしてたし。結構、丈夫なんですよ、僕は。(笑)　ただ、歯茎にはまだ糸が残っていて、２週間後くらいに抜糸です。今はまだ唇や歯茎の一部に感覚がなく、演奏にも違和感が有りますが、何とかやって行くしかありません。手術した患部もさる事ながら、体力が落ちているのが一番の問題です。

でも、自分でも不安だったけど、なんとか二日間、無事に演奏出来て良かったです。JAZZのアドリブの勘が戻るにはもう少し時間がかかりそうだけど、来月の本格復帰に向けて頑張ります。

入院前に新曲「Strange Cloud in the Blue Sky」がツルッと書けて、入院中に２曲書き始めて、Quadra用の１曲をもう少しで仕上げます。自分のバンドも長い事同じような曲目でやって来たので少し変えて行こうと思っています。曲は天からの授かりものなので、書ける時は書けるし、書けない時は全然書けない。まぁ、無理は良くないです。これも人生と同じ、「流れに身を任せる」ですね。ただ、入院で楽器が吹けなかったのがキッカケになって、少し曲を書く気になりました。

「アドリブ」という範疇内でクリエイティヴィティを発揮する事に最近凝ってましたが、お客さんも僕の曲を聴く事を望んでいるのかも知れません。それに、少し応えられれば。スタンダードを聴きたがるお客さんも居れば、「エターニティー」のころの様にオリジナルを中心に聴きたがるお客さんも居る。そんな両極端な意見の中で、自分のやるべき事は何か？ということも入院中よく考えました。出来れば、CDというカタチで残したいとも思うけれど、今はCDなんて売れないし、LIVEの方が良いというお客さんも多いしね。でも、どうしても、構想としてアルバムというパッケージが浮かんでしまいます。１曲目はこれで、２曲目はあれで、アレンジはこうで、多重録音はこうして・・などなど。でも、時代に合ってないような気もします。

なんか、入院手術やプライベートも色々有ったりであまり良い事は無いけれど、そういう時にこそ創作意欲・・というか、勝手に何かが生まれて来るもんです。「エターニティー」の時もそうだったなぁ。本当は、幸せで落ち着いた人生を歩みたいのですが。創作のために神様が許してくれないのかな。(笑)