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ウィーン最終日、今日も曇り空。また一日中、建物巡りだな、こりゃ。
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ということで、ホテルの近くのホーフブルク王宮の見学からスタート。
ハプスブルク家の宝物やら高級な銀器などが展示されているが全く興味が持てない。シシィ博物館と言うのも有り、王妃エリザベートにまつわるものが展示されている。自由に野原を駆け巡ってた田舎の少女が突然、王室に入る事になり、締め付けられた生活ゆえに、結局は今で言う鬱病になってしまったんだな・・っていうのが分かる。贅沢な生活に全く憧れは無いし、マリア・テレジアをはじめ、この国のリーダー達が家門と国の繁栄のために苦悩した事を考えると、あぁ一般市民で本当に良かった~!!と心から思える。憧れの眼差しを送る他の観光客と比べると極端に冷めた感想だけど。(笑)
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有名なスィーツ店「デメル」で休憩。
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厨房ですよ。この店は、僕の最も苦手なものの一つ、チョコレートでコーティングされたザッハトルテで有名。もちろん、注文しなかったけど(笑)、お店の雰囲気はタイムスリップした様な感じで楽しめる。でも、僕のお気に入りスィーツ店は江古田の「アンデルセン」に変わりは無い。
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熱っぽいので、アイスフロートを注文。すげーボリュームだな。
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ウィーンの街を歩く。ベートーベンが暮らした家が有るというのだが・・。
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有った!「パスカラティハウス」。
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ベートーベンもこっから入ったのかねぇ。ゲッ!いまだに階段登るのね??
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5階のベートーベン宅の玄関。
旅の疲れと風邪と階段じゃ、ここまで来るのでクタクタです。他の階は普通にアパートで、普通に人が住んでいる。この扉を開けるとオジサンが座ってる受付が有る。ベートーベン・ハウスだってのに、そのオジサンがラジカセでかけてるのはアメリカのバリバリのロック・バンド、「ジャーニー」。ちょうど「Separate Ways 」がかかっていた。割かし音量デカいし。おいおい、ここはハード・ロック・カフェか。
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ジャーニーをBGMにして眺める、ベートーベン時代のピアノ。
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ジャーニーをBGMにして眺める、ベートーベン直筆の楽譜。
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ジャーニーをBGMにして眺める、ベートーベン直筆の楽譜その2。ロッケンロール!!
ヒット・チャートを書いたってのでは、ベートーベンもジャーニーも確かに同じだな・・・等と考えながら1階まで降りて来て、ベートーベンさんちに傘忘れて来たのを思い出す。うわぁ~!また5階まで歩いて登るんかい!
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石畳の雰囲気のよい通りです。
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グリム(Grrimm)のクロワッサン。
これ、絶品!!!因みに、店のおばあちゃんに英語は一切通じない。まぁ、「クロワッサン」はフランス語だしね。
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ゲッサービアクリニック。ウィーン最古のビア・レストランだとか。
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やっぱビールはいいねぇ。
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店内から通りを眺める。飾り窓がお洒落。
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ヨーロッパは路地が実に良い。
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路面電車、見っけ!
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楽友協会(Wiener Musikverein)に到着。今日の演目はウィーン交響楽団による、モーツァルト「ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216」、ハイドン「交響曲第83番 ト短調『めんどり』」、シューベルト「交響曲8番 『大ハ長調』」。
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開演前のホール。厳かで美しい。
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終演直後のウィーン交響楽団。素晴らしかった!
クラシックを初めて時代別に分析的に聴いたけど、時代時代に「新しいサウンド」を作曲家が求めてていた事が良く理解できた。音楽家はどの時代でも、諦める事なく新しいものを生み出す努力が必要なんだと感じた。インターミッションで隣に座ってたお婆ちゃんが話かけて来た。週に3度もコンサートに出かけているらしい。「この街は音楽好きの私には最高よ!いつでも何処でも良い音楽をやっているんだから。」とおっしゃる。後を振り返ると、立見席には若者が大勢並び、文化度の高さを僕に見せつける。終演直後、隣のお婆ちゃんは誰よりも早く立ち上がり「ブラボー!」を連呼していた。ホールの音響も信じられないくらい良かった。
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ライトアップされた楽友協会。
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さて、本日のディナーはウィーン最古のレストラン、「グリーヒェンバイスル」で。
コンサート後に行く事になるため、予めネットで予約し、その時点でラスト・オーダーぎりぎりに到着する事を伝えておき、おおまかなオーダーをしておいたのだが、店員に「遅いじゃないか。」と言われた。だ・か・らぁ~!!お婆ちゃんの不思議な弦楽器奏者も僕が着いた途端セットが終わったらしく店仕舞い。う~ん、残念。
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あっさりしたコンソメ・スープを・・と思うけど、やはりこちらは味が濃いめかな。細切りのクレープが入っている。
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鹿肉のラグー。柔らかくて美味い!
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やはり最後に食べたかった、ウィンナー・シュニッツェル。しまった。思ったよりめちゃくちゃデカいじゃん。食い切れないよ・・。
口から肉がはみ出す程の満腹感で店を出る。大変美味しかったけど、ウィンナー・シュニッツェルは2日目の昼にホイリゲ「Muth」で食べた方が美味しかったかな。モーツァルトのサインとかが店内に有るそうだが、閉店間際のバタバタのため確認できず。
さて翌朝、天気も体調も芳しくなかったウィーンでの4日間も終わり、いよいよハンガリーへと旅立つ。
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4日間お世話になったホテルから眺めたウィーンの街。ドーム型の王宮の緑屋根が見える。
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11時48分、ウィーン西駅発の列車に乗り込む。
さて、いよいよ次回はジプシー音楽と温泉の街、ブダペスト!
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ということで、ホテルの近くのホーフブルク王宮の見学からスタート。
ハプスブルク家の宝物やら高級な銀器などが展示されているが全く興味が持てない。シシィ博物館と言うのも有り、王妃エリザベートにまつわるものが展示されている。自由に野原を駆け巡ってた田舎の少女が突然、王室に入る事になり、締め付けられた生活ゆえに、結局は今で言う鬱病になってしまったんだな・・っていうのが分かる。贅沢な生活に全く憧れは無いし、マリア・テレジアをはじめ、この国のリーダー達が家門と国の繁栄のために苦悩した事を考えると、あぁ一般市民で本当に良かった~!!と心から思える。憧れの眼差しを送る他の観光客と比べると極端に冷めた感想だけど。(笑)
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有名なスィーツ店「デメル」で休憩。
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厨房ですよ。この店は、僕の最も苦手なものの一つ、チョコレートでコーティングされたザッハトルテで有名。もちろん、注文しなかったけど(笑)、お店の雰囲気はタイムスリップした様な感じで楽しめる。でも、僕のお気に入りスィーツ店は江古田の「アンデルセン」に変わりは無い。
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熱っぽいので、アイスフロートを注文。すげーボリュームだな。
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ウィーンの街を歩く。ベートーベンが暮らした家が有るというのだが・・。
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有った!「パスカラティハウス」。
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ベートーベンもこっから入ったのかねぇ。ゲッ!いまだに階段登るのね??
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5階のベートーベン宅の玄関。
旅の疲れと風邪と階段じゃ、ここまで来るのでクタクタです。他の階は普通にアパートで、普通に人が住んでいる。この扉を開けるとオジサンが座ってる受付が有る。ベートーベン・ハウスだってのに、そのオジサンがラジカセでかけてるのはアメリカのバリバリのロック・バンド、「ジャーニー」。ちょうど「Separate Ways 」がかかっていた。割かし音量デカいし。おいおい、ここはハード・ロック・カフェか。
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ジャーニーをBGMにして眺める、ベートーベン時代のピアノ。
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ジャーニーをBGMにして眺める、ベートーベン直筆の楽譜。
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ジャーニーをBGMにして眺める、ベートーベン直筆の楽譜その2。ロッケンロール!!
ヒット・チャートを書いたってのでは、ベートーベンもジャーニーも確かに同じだな・・・等と考えながら1階まで降りて来て、ベートーベンさんちに傘忘れて来たのを思い出す。うわぁ~!また5階まで歩いて登るんかい!
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石畳の雰囲気のよい通りです。
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グリム(Grrimm)のクロワッサン。
これ、絶品!!!因みに、店のおばあちゃんに英語は一切通じない。まぁ、「クロワッサン」はフランス語だしね。
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ゲッサービアクリニック。ウィーン最古のビア・レストランだとか。
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やっぱビールはいいねぇ。
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店内から通りを眺める。飾り窓がお洒落。
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路面電車、見っけ!
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楽友協会(Wiener Musikverein)に到着。今日の演目はウィーン交響楽団による、モーツァルト「ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216」、ハイドン「交響曲第83番 ト短調『めんどり』」、シューベルト「交響曲8番 『大ハ長調』」。
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開演前のホール。厳かで美しい。
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終演直後のウィーン交響楽団。素晴らしかった!
クラシックを初めて時代別に分析的に聴いたけど、時代時代に「新しいサウンド」を作曲家が求めてていた事が良く理解できた。音楽家はどの時代でも、諦める事なく新しいものを生み出す努力が必要なんだと感じた。インターミッションで隣に座ってたお婆ちゃんが話かけて来た。週に3度もコンサートに出かけているらしい。「この街は音楽好きの私には最高よ!いつでも何処でも良い音楽をやっているんだから。」とおっしゃる。後を振り返ると、立見席には若者が大勢並び、文化度の高さを僕に見せつける。終演直後、隣のお婆ちゃんは誰よりも早く立ち上がり「ブラボー!」を連呼していた。ホールの音響も信じられないくらい良かった。
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ライトアップされた楽友協会。
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さて、本日のディナーはウィーン最古のレストラン、「グリーヒェンバイスル」で。
コンサート後に行く事になるため、予めネットで予約し、その時点でラスト・オーダーぎりぎりに到着する事を伝えておき、おおまかなオーダーをしておいたのだが、店員に「遅いじゃないか。」と言われた。だ・か・らぁ~!!お婆ちゃんの不思議な弦楽器奏者も僕が着いた途端セットが終わったらしく店仕舞い。う~ん、残念。
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あっさりしたコンソメ・スープを・・と思うけど、やはりこちらは味が濃いめかな。細切りのクレープが入っている。
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鹿肉のラグー。柔らかくて美味い!
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やはり最後に食べたかった、ウィンナー・シュニッツェル。しまった。思ったよりめちゃくちゃデカいじゃん。食い切れないよ・・。
口から肉がはみ出す程の満腹感で店を出る。大変美味しかったけど、ウィンナー・シュニッツェルは2日目の昼にホイリゲ「Muth」で食べた方が美味しかったかな。モーツァルトのサインとかが店内に有るそうだが、閉店間際のバタバタのため確認できず。
さて翌朝、天気も体調も芳しくなかったウィーンでの4日間も終わり、いよいよハンガリーへと旅立つ。
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4日間お世話になったホテルから眺めたウィーンの街。ドーム型の王宮の緑屋根が見える。
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11時48分、ウィーン西駅発の列車に乗り込む。
さて、いよいよ次回はジプシー音楽と温泉の街、ブダペスト!
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