Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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18日目/ニース・食中毒と南仏最後の日

2008年07月14日 13時13分29秒 | モロッコ~フランス旅行2008
南仏最後の朝、とてつもない吐き気と共に目が覚める。

昨日の食事がまだ胃に消化されずに残っているのが如実に分かる。腹が痛む。起き上がれない。今日も、ニースから更に東に進んでモナコの近く、エズの「鷲の巣村」に行く予定もしている。とりあえず、チェックアウトまで安静にして様子を見よう。とはいえ、ホテルの窓からは美しい海が見える。せめて昨日より美しいコバルトブルーの海を写真に収めよう!で、冒頭の写真。

ところが、カメラを撮ろうと風景を眺めていると、気分が急激に悪くなり・・トイレに駆け込む。あぁ、やっぱり昨夜の食いモンに中ったなぁ。そこから上げ下げの連続でトイレから出られなくなる。う~む、今日の予定は変更だな。。

少し、動けるようになったので、昼のチェックアウトの時間まで、せめて・・の写真撮影に出かける。


海と空が同じ色。その青と砂浜の白。


泊まったホテルも見える。
写真を撮ってはぐったり。「なんだ、コイツ」と思われてんだろな。

その後、結局、チェックアウトしてすぐに空港のレンタカー屋の駐車場に車を停め、4時のフライトまで3時間、冷や汗をかきながら腹の激痛に悶え苦しむ。もし、このまま体調が戻らなければ、東京への便が出ているパリに戻ることも出来ず、エア・チケットを更に買いなおす必要も有る。とてつもない旅費が必要となってくる。う~ん、最後の最後でこんな試練が待ち受けてたとは。

栄養素を全て奪われ、食欲(飲む事さえも出来ず)も全く無く、立って歩く事さへままならず、それでも駐車場から空港ロビーのトイレまでフラフラと長い道のりを往復した。それこそ、ゾンビの様だったと思う。

その後、殆ど記憶は無いのだけど、時間通りにレンタカーを返し、無事飛行機にも乗り、パリの街をメトロに乗って先日泊まったホテルに戻ることが出来た。奇跡である。(笑) スーツケースを転がすのでさえ大儀だったのに・・。パリのホテルでベッドに転がり込んだ時の喜びだけは覚えている。

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1 コメント

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一時的編集後記 (SGURU)
2008-07-14 13:21:16
ニースの美しい海の写真を見てるだけで、僕はあの時の苦しみを思い出してしまいます。ニースに関してだけは良い思い出ではないなぁ。トラウマです。こんなに美しいのに・・(苦笑)
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