Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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The Sax vol.83(7月号)に記事が載ってます。

2017年05月30日 21時21分16秒 | media
先日ご報告しましたが、マーク・ターナー氏のインタビューの記事とライブ・リポートが載っております。

僕なんかより、彼の音楽が大好きで、彼の影響を受けているサックス・プレイヤーは沢山居ると思いますし、そういう人達なら彼に直接聞きたい事は色々有るんだろうなと思います。まぁ、そういう人達とは全く違うスタンスで、しかも今までのインタビューでは聞かれていない事を選択する事が今回の僕の役割だと思って仕事に挑みました。


是非ともご購読宜しくお願い致します。


まずは思いついた質問を日々メモ書き。

で、本番前に清書。

しか~し、その本番で老眼鏡掛けるのを忘れ、細かい字が全く読めず、結局、アドリブで質問。(笑)

僕が主に聞きたかった事は、彼の独特の音楽性から、他ジャンルからの影響。クラシックや民族音楽、そして同世代ならではの70年代フュージョンの影響です。彼の初期の作品からは70年代の初期のウェザー・リポートやパット・メセニーの影響を感じます。まぁ、時間が無くて、当初のもくろみは達成できず、ほんの一部しか質問できなかったのだけど。というか、一つの質問に対して、凄く丁寧に、しかも熱く答えてくれたのがとても嬉しくて良かったのですがね。

一方、既に皆さんご承知で絶対聞かない…と決めていた事は1)指の怪我の事、2)レニー・トリスターノ&ウォーン・マーシュなどクール系からの影響です。特に2)はコルトレーンからの影響を強く受けている筈の我々世代から見ると、同世代でありながらとても不思議なので聞きたくなってしまうのだけど、今やもう当たり前の話なので、敢えて聞く必要は無しと判断しました。

ウォーン・マーシュに関して、僕の経験的には、アート・ペッパーの「The Way It Was」というアルバムを高校生の頃に聴いて知ってはいたのだけど、聴いた当時、大好きなペッパーに比べてスムースさが無く、また、その独特なアーティキュレーションから、僕にとっては「下手くそな無名サックス奏者」(笑)という全くもって勝手なレッテルを貼り付けていたもんだから、彼がどういう経緯で好きになったのかは聞いてみたかったのだけども。。今でこそ、リー・コニッツと共に僕が最もよく聴いているサックス奏者なんだけどね。

貴重な体験ができ、「ザ・サックス」編集部さんには感謝しております。


おまけに、どこの雑誌にも載っていない「Conversation」のレビューも掲載して戴きました。感謝です

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