世態迷想・・抽斗の書き溜め

虫メガネのようであり、潜望鏡のようでも・・解も掴めず、整わず、抜け道も見つからず

筋肉を数えると

2017-07-13 | 雑々と過って惑う

 📌

身体の動きに使う筋肉は400もあり、関節は265箇所に及ぶようだ。

それらは、どんな小さな動きにさえも複雑に反応し連携して作用する。

軽い怪我でも身体の動きがぎこちなくなることからみても、

複雑多様な連携があることが判る。

 

加えて、

人の持つ身体的な特徴や筋肉のつき方、関節の柔軟性には違いがある。

それらは、無自覚な動きの癖となって誰にでも現れる。

走るという基本的な姿さえ、人それぞれ5体の動きが微妙に違っていて

同じフォームはない。

 

日常生活の身体の使い方にはまったく支障ないが、

ひとたび、スポーツなど特定の動きを習熟しょうとする場合には、

キチンと自分の癖を認識しなければない。

そのフォームにとって邪魔になる癖を修正することが必要だ。

身体に染みついている癖は容易に消えない。

適切な反復練習で動きのリセットが必須である

 

400の筋肉と265の関節の反射的な作用と、

身に付いている癖との調和を図って、

そのスポーツに適した自分特有のフォームを会得して、

動きの効率を高めなければならない。

 

癖を自覚しないまま反復練習しても、

安定した良いフォームに辿り着くのは難しい。

機械ではないから一流のプレイヤーであっても

自分の癖と折り合った結果として、

それぞれのフォームが微妙に違っていても不思議はない。

 

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