十五夜お月さん 鉄砲ぶってあげましょ
大麦あたれ 大麦あたれ
三角畑に胡麻あたれ
モグラめど塞げ モグラめど塞げ
十五夜の夜。
子供たちは藁で作った鉄砲(棒状に束ねたもの)を持って集まります。
町内の家の縁先を順々に回り、藁鉄砲で地面を叩きながら、冒頭の台詞を大声で歌うように唱えるのです。
そうすると...お駄賃やお菓子をもらえるのです。
小さい頃は意味もわからず、後をついて行くだけでしたが、徐々に作物に悪さをするモグラを追い払い、
豊作を願う(祝う)行事だということがわかってきました。
そういえば、子供たちの数が減ってきて、自然消滅しちゃったんだっけ?
今は行われていないのかしら?
お彼岸に実家に行った時に訊いてみることにしましょう。