9月28日の川内原発再稼働反対デモに宇部から貸切バスを出したことについて、多くのカンパ、ご声援を頂きました。
誠にありがとうございました。
遅くなりましたが、実行委員会からのお礼を記載します。
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ストップ川内原発再稼動!全国集会 派遣カンパ
心より御礼申し上げます
9月28日、鹿児島市で行われた「ストップ川内原発再稼動!全国集会」に、総勢34名で参加してまいりました。
宇部市営バスで、宇部市役所前を当日の朝6時に出発し、夜中の24時に無事帰着いたしました。
このようなバスを運行するに当たり、皆様のカンパが大きな支えとなったことは言うまでもありません。心よりお礼を申し上げます。
東京からもバスで参加するなど、全国各地から結集し、参加者7,500人が鹿児島市天文館公園を埋め尽くしました。
会場正面には、川内原発再稼動に反対する横断幕、のぼり、ハンカチに思いを込めた寄せ書きなどが掲げられ、再稼動に反対する強い気持ちで溢れておりました。
集会は、地元93市民団体共催で、20人の方が次々とスピーチを行いました。
特に、地元の団体を中心に活動報告兼アピールされた内容が力強いものでした。
そして、我々の今後の活動に参考とすべき内容が沢山ありました。
ゲストとして鎌田慧や菅直人、国会議員の演説もありました。
炎天下の中でしたが、全員がデモ行進(天文館公園⇒鹿児島中央駅)に参加し、「川内原発再稼動反対」、「子供を守れ」などと声を上げてまいりました。
バス車内では、行き、帰りとも活発な交流が行われ、参加者からは、「バスを出してもらって良かった」、「いろいろな話が聞けて良かった」などの声が寄せられました。
今回のバスツアーの取り組みは、今後、山陽小野田・宇部での反原発の勢力を大きくするための自信になると考えております。
拙い報告ですが、カンパのお礼に代えさせていただければ幸甚です。
今後ともお力添えいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
以上
2014年(平成26年)10月4日
上関原発を建てさせない山口県民連絡会
山陽小野田・宇部 実行委員会
浜野 勝
秋本 和美
札場 良年
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また、ストップ再稼働! 3.11鹿児島集会実行委員会 事務局長の向原祥隆さんからの基調提案が下記です。
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基調提案
向原祥隆(むこはらよしたか)
(ストップ再稼働! 3.11鹿児島集会実行委員会 事務局長)
こんにちは。主催者3.11鹿児島集会実行委員会の事務局を担当している向原です。
まず確認しておきたい。私たちは、川内原発再稼動を絶対阻止する。そして、放射能で未来を閉ざされることなく未来を開いていく、まずそのことを確認したいと思います。
3.11以前と以後では全く違います。
私たちは福島第一原発事故ではっきり分かりました。もう一回事故が起きたら、この日本は終わってしまうということです。
偏西風で福島の放射能は8割、9割が海に飛んでいきました。地図を思い起こしてみましょう。川内が爆発したらどうなるか。
西風で放射能の8割、9割がこの陸地に飛んできます。鹿児島は数日で全滅してしまうでしょう。
九州も数週間、日本もやがて終わってしまう。そういう意味では、この再稼動を許すかどうかが、私たちが生きるか死ぬか、それともずっとずっと私たちが安心して暮らせる街にするのか、そのまさにいのちをかけた戦いだということです。
9月10日審査書が出されました。
ひどいもんです。川内原発一号機は1984年、二号機は1985年、もう30年も経っています。ポンコツです。
そのことを前提にしなければなりません。ポンコツです。そして、地震、火山、無茶苦茶です。
多くの専門家が「科学を冒涜している」と言っています。
一番わかりやすいのは、7月18日安倍首相がこんなことを言いました。
九電の松尾会長と会食をして、「川内はどうにかしますよ」。
「はぁ?」と言いましょう。「はぁ?」と。ふざけるな。
まだ審査中ですよ。審査中にもかかわらず「何とかしますよ」。ふざけるなです。
規制委員会を骨抜きにしているから大丈夫だと、安倍首相みずからそう暴露したわけです。まさしく「ふざけるな」です。
今その審査書を受けて来月の9日~15日、県内5ヶ所で説明会が行われようとしています。
ここに居られる鹿児島県民の皆さん、そこに押しかけましょう。この説明会はアリバイ作りです。
簡単にアリバイを作らせてたまるもんですか。みんな行きましょう。まだ間に合います。30日まで申し込みが出来ます。
11月中旬、川内臨時市議会、そして12月県議会、そこで知事がOKを出すと、そして年明けに再稼動、そういうスケジュールを推進派は描いています。
しかし、推進派を囲む包囲網はどんどん厚くなっています。
南日本新聞の世論調査では59%が反対と言いました。30㌔圏内の姶良市では定数24、たった1名の推進を除いてはみんな反対です。
再稼動反対どころか、廃炉も要求しました。いちき串木野市では過半数が署名に応じました。
薩摩川内市では、自治会単位で動きが始まっています。いちき串木野市議会、日置市議会、両方とも同意権を求める、そういう採択もしました。
どんどん推進派を囲む包囲網は厚くなっている。
私たちは力強く宣言しなければなりません。
私たちは放射能を、その恐ろしさを知らない無知蒙昧な民ではないと、そして権力の脅しにたやすく屈服するような臆病者ではない。先祖から伝えられた海や森やこの大地をたやすく売ってしまうような拝金主義者でもないと。
私たちは一歩も退きません。一歩も退かない。一歩も退かず、川内原発の再稼動を止めさせる。
そして、次の世代のために未来を開いていく。これでもって本日の基調提案に代えさせていただきたいと思います。
2014年9月28日
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9.28鹿児島アピールは、下記です。