いのち・未来 うべでは、9月6日に開催した第3回総会で、2011年小出裕章さんのお話を聴く会以来の体制を新しい布陣に整えました。その場で、全員一致で選出された、新代表 木下愛の挨拶を掲載します。
写真は、3・8上関原発を建てさせない全県民集会で集会アピールを読み上げる木下 愛。
「いのち」 と 「未来」
木下 愛
日一日と深まる秋に心なしか背筋の伸びるような、なんとも凛とした季節です。
本年度「いのち・未来 うべ」の代表に選任いただきました木下愛と申します。
私のような若輩者が代表を務めさせていただくのは正直荷が重いのですが、一方で皆様と共に原発のない社会へ向けた活動の一翼を担わせていただけることをとても光栄に思っております。
3.11以後、各地で「原発はいらない」との声が今まで以上に大きくなったにも関わらず、政府は福島の惨状に目を伏せ、国内での原発再稼働・海外への原発輸出を推し進めようとしている昨今。「いのち・未来 うべ」に集う人と人との力は、まさに未来への希望です。
言うまでもなく、原発/核の問題はそのままこの地球に生きるすべての命の未来に直結しています。だからこそ世代を越え、地域を越え、私たちは“便利なもの”ではなく“本当に大事なもの”に価値をおく社会を紡いでいかなければなりません。「真に強く美しい」とは何か、「いのちがめぐる」とはどういうことか、私たちは知っています。他の命への共感と尊敬が多様で美しい色彩としなやかさを地域に織り込み、同じ時代をともに生きる命の深い優しさと怒りが強く鋭い力となってこの地球を守るはずです。
魚たちが泳ぐきれいな川や海があり、鳥たちが歌う澄みきった空がある。そして子どももおとなも草の匂いに埋もれ自由に転がり回れる大地が広がる、そういう当たり前の故郷を私たちの手で繋いでいきましょう。
皆様どうか、今後とも温かく力強いご支援ご参加をお願い申し上げます。
なお、3役などは、以下の通りです。
代表 木下 愛
副代表 尼崎 安秀 安藤 公門
事務局長 浜野 勝
監事 小畑太作 西村 真
今後とも、いのち・未来うべ をよろしくお願い致します。
宇部日報に掲載された記事
注 新聞の文中に「会員最年少」とありますが、正確には、「運営委員など役員の中で最年少」です。
28歳より若い会員もいます。
入会希望、連絡 お問い合わせは、下記へどうぞ!
いのち・未来 うべ (代表:木下 愛)
宇部市新天町2丁目 市民活動センター「青空」内
TEL 080-6331-0960
メール:ando-maipenrai☆nifty.com ☆を@に変換してください。
毎週金曜の午後6時 宇部市役所前 金曜ウォークへもご参加ください。