いばせんせいのブログ

愛車光岡ビュートのこと、趣味のドライブや博物館めぐりのこと、ネクタイのこと、などを書いていきます。

和歌山県岩出市 根来寺へ行って来ました

2011年11月12日 12時02分05秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)
和歌山県岩出市にある根来寺へ行ってきました。

戦国時代に、この根来寺を中心にして、鉄砲で武装した僧兵(いわゆる根来衆)が大きな勢力を誇っていたので、豊臣秀吉に攻められ、ほとんどのお堂が焼失したそうです。

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根来寺の写真
日本一の大きさの木造大塔(多宝塔)で国宝だそうです。豊臣秀吉の根来攻めでも、この塔は焼け残ったそうです。

ほとんどのお寺の塔は、内陣を拝観することは出来ませんが、ここは、通常の拝観料で塔の中も拝観出来ます。

根来寺の写真
江戸時代後期に再建された大伝法堂です。

高さが3m以上もあろうかという仏様が三尊御祀りされていました。南北朝時代~室町時代の作だそうですが、600年以上経っても、金ピカに光っていました。

根来寺の写真
名勝 根来寺庭園の聖天池です。中央には島があり、池越しに堂宇が見渡せました。

根来寺の写真
こちらは、江戸時代後期に紀州徳川家の御殿をこの地に移転した際に作庭されたという書院庭園です。

根来寺の写真
書院庭園(別の角度から)

根来寺の写真
江戸時代後期に再建された大門。境内から少し離れたところにあるので、無料で拝観できます。

境内から歩いてすぐだし、門の手前に車を停められるスペースもあります。

詳しくはコチラ
根来寺の公式サイトへリンク

根来寺の写真
根来寺の前に岩出市民俗資料館があります。(入場無料)

詳しくはコチラ
和歌山県岩出市のサイトの岩出市民俗資料館のページへリンク

80台くらい停められる無料の駐車場があります。

桜と紅葉の名所で、境内の隣には無料で散策が出来る「もみじ谷公園」もあります。

和歌山県紀の川市にある「華岡青洲の里」へ行ってきました

2011年05月04日 22時09分26秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)
和歌山県紀の川市にある医聖 華岡青洲の里へ行ってきました。

華岡青洲は、日本がまだ江戸時代の中頃(1804年)に、日本初だけでなく、西洋に先がけること約四十年も前に“世界で初めて”麻酔薬を開発し、全身麻酔による外科手術に成功した人で、有吉佐和子の小説「華岡青洲の妻」でも有名だと思います。

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華岡青洲の里の写真
青洲の診療所と医学校と住居を兼ねた「春林軒」が再建されていて、見学が出来ます。

華岡青洲の里の写真
診療所と住居だった主屋。

この主屋は、青洲が活躍した当時の建物を移築したものだそうです。

華岡青洲の里の写真
主屋(左の建物)の横には、医学校(右の建物)と手術後の患者のための病室(奥の建物)が復元されていました。

その他、表門や看護婦棟、米蔵なども再建されていて、見学ができます。

華岡青洲の里の写真
華岡青洲の里の写真
主屋では、手術の様子(上)や青洲の母や妻による麻酔薬の人体実験の様子(下)などが人形で再現展示されていました。

華岡青洲の里の写真
主屋の横には「華岡家発祥の地」の碑が建っていました。

華岡青洲の里の写真
春林軒の横では、麻酔薬「通仙散」の原料の薬草が植えてありました。その向こうに見えるのは青洲先生の銅像です。

華岡青洲の里の写真
博物館とレストランと売店のあるフラワーヒルミュージアムです。

博物館では、当時の手術道具や青洲先生の手術着・老眼鏡・筆、杉田玄白からの手紙や、手術をした患者の名簿、医学校の名簿、医学校の卒業証書、薬草の標本、薬草を入れておく箪笥や、薬草の調合の道具、手術の手順を描いた図、手術で取り出した膀胱結石や鉄砲の弾などが展示されていました。

華岡青洲の里の写真
フラワーヒルミュージアムの横には「ふれあい公園」というところもありました。

桜の木もいっぱいあったし、芝生広場に子供用遊具、藤棚、ハーブガーデン、温室、大賀蓮の蓮池もありました。

華岡青洲の里の写真
ツツジの花もきれいに咲いていました。

華岡青洲の里の写真
そして、藤棚が満開。(ハチに注意!)

青洲の里のすぐ北側には、華岡青洲顕彰記念公園と華岡青洲のお墓もありました。

毎週火曜日が休館日、無料駐車場有り。

詳しくはコチラ
華岡青洲の里の公式サイトへリンク

和歌山県紀の川市を日帰り観光 旧名手宿本陣

2011年04月09日 00時56分45秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)
次も、和歌山県紀の川市を日帰り観光の続き『国指定史跡 旧名手宿本陣』にも行きました。

江戸時代の庄屋 妹背家の住宅で、大和街道に面していたことから、紀州藩の藩主が宿泊するようになり、本陣と呼ばれるようになったとか。

江戸時代中期の建物で、国指定重要文化財に指定されているそうです。

江戸時代に初めて麻酔を用いて手術を成功させた医師 華岡青洲の妻の加恵の実家でもあるそうです。

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名手宿本陣の入り口の御成門。


こちらは通用門。


主屋の玄関です。ひなまつりは終わっていますが、古いひな人形がいくつも展示してありました。

旧名手宿本陣の写真
主屋の側面。奥が藩主をお迎えするために増築した御殿。

旧名手宿本陣の写真
庭から見た主屋。写真左側の突き出たところが本陣の御殿で、『御座の間』と『御次の間』があります。

旧名手宿本陣の写真
本陣の御殿を別の角度から。

旧名手宿本陣の写真
土間にはカマド。
また、古銭や古い瓦、古い釘なども展示されていました。

旧名手宿本陣の写真
旧名手宿本陣の写真
古いひな人形がたくさん展示されていました。奥が主屋の座敷。

この本陣の北隣には、江戸時代の郡役所(奉行所詰め所)跡の建物もあり、周りには、古い町並みも残っています。

JR和歌山線名手駅から北東へ徒歩5~10分くらい。
入場無料。本陣の敷地の東隣に10台ほどの無料駐車場有り。

毎週火曜日が休館日。

公式サイトは無いようです。(そんなに詳しくは載っていませんが)
紀の川市商工観光課の観光ガイドのページへリンク

和歌山県紀の川市を日帰り観光その2 紀伊国分寺址 紀の川市歴史民俗資料館

2011年04月08日 00時20分37秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)
(前のブログの続き)粉河寺の次に、同じ紀の川市にある『史蹟 紀伊国分寺址』と『紀の川市歴史民俗資料館』へ行きました。

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紀伊国分寺址の写真
史蹟公園の入り口にも桜でもここの桜は、まだ3~5分咲きくらいでした。

紀伊国分寺址の写真
江戸時代中期に再建された本堂が残っています。

ただ、このお寺は近代になってどんどん廃れていき、この本堂の建物も、今にも崩れそうなくらいまで朽ち果てていたそうです。

それを解体・修理・復元し、周りも発掘調査をして、見つかった門や他のお堂や塔の礎石も整備して、きれいな史蹟公園になっています。

紀伊国分寺址の写真
手前は発掘された七重塔の礎石だそうです。

紀伊国分寺址の写真
僧坊の基壇と柱跡
他にも金堂や講堂、南門、中門、回廊跡などの基壇や礎石も整備されていました。


紀伊国分寺址の写真
紀伊国分寺址の写真
回廊の基壇沿いには桜がこちらは、満開

紀伊国分寺址の写真
紀伊国分寺址の写真
他の基壇跡ではタンポポがいっぱい咲いていました。

紀の川市歴史民俗資料館の写真
紀伊国分寺址史蹟公園の隣には、紀の川市歴史民俗資料館があります。

紀伊国分寺の復元模型や、発掘された瓦や陶器はもちろん、発掘の様子をビデオ映像で見ることが出来たり、紀の川市内の遺跡から発掘された石器や土器の展示から、紀の川市出身の偉人の紹介、昔の農家の生活道具や稲作の道具などの展示もしてありました。

紀の川市歴史民俗資料館の写真
歴史民俗資料館の前にも桜。でもこの桜はまだ咲き始めでした。


紀伊国分寺址も歴史民俗資料館も入場無料。

紀の川市歴史民俗資料館は、月曜日・火曜日と国民の祝日の翌日が休館日。

歴史民俗資料館に無料駐車場有り。

(ただ、県道から歴史民俗資料館へ行く曲がり角に、看板や標識が建っていないので、注意

詳しくはコチラ
紀の川市の歴史民俗資料館のページへリンク

お花見 パート2 和歌山県紀の川市にある粉河寺

2011年04月07日 00時07分34秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)
近つ飛鳥風土記の丘史跡公園の展望台まで、山道を登ったから足が筋肉痛です。

そんな中、桜が満開との情報を聞いて、行って来ました、和歌山県紀の川市にある粉河寺へ。

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粉河寺の写真
江戸時代中期に建てられたという重要文化財の大門

粉河寺の写真
参道の桜も満開でした。

粉河寺の写真
こちらも重要文化財の中門

粉河寺の写真
中門の手前には放生池があり、亀や鯉がいました。池の横では桜の他に椿も満開


粉河寺の写真
江戸時代中期に再建されたという本堂(重要文化財)。
その手前の石組みは、桃山時代の石庭で、国指定名勝「粉河寺庭園」です。

本堂の前の広場でも桜が満開でした

粉河寺の写真
石庭を上から見るとこんな感じ。

粉河寺の写真
本堂を間近で見たら大迫力です。

粉河寺の写真
本堂を横から見たところ。

粉河寺の写真
本堂の横には樹齢が“千年くらい”あろうかというクスノキがありました。


十禅律院の写真
本堂の後ろには、『十禅律院』というお寺もありました。
十禅律院の写真
こちらのお庭もたいへんきれいでしたここでも桜が満開。


粉河寺の写真
粉河寺の写真
粉河寺の写真
参拝が終わって帰り道は、こ~んな桜のトンネルです。


境内は自由拝観、本堂の拝観は大人300円。

門前に有料駐車場有り(普通車1日500円)。

詳しくはコチラ
粉河寺のサイトへリンク

和歌山県海南市 国宝 長保寺を参拝

2010年07月08日 10時54分50秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)
和歌山県海南市下津町にある国宝 長保寺を参拝してきました。


西暦1000年(長保2年)に創建され、その年号をとって「長保寺」という名前なのだそうです。

ここは、紀州徳川家歴代藩主の墓所でもあり、その藩主の御廟は、長保寺の裏手の山中にとても広い規模で造られていました。(御廟は国指定史跡になっているそうです)


本堂・塔・大門とそろって国宝に指定されているお寺は奈良の法隆寺とこの長保寺だけだとのこと。

ただ、本堂・塔・大門とも鎌倉時代の再建だそうです。

大門の前には桜の木があり、春にはとてもきれいだろうなと思いました。

境内には他にも椿、梅、桜、牡丹、紫陽花、花菖蒲、萩、紅葉、山茶花、南天など色々な花木が植えられていて、1年中何かしらの花が観賞できる花の寺でもあるそうです。


また、境内には下津歴史民俗資料館もあります。
地元の文化財(書画、掛け軸、仏像など)歴史資料の他、地元の祭りや暮らしなどの展示があります。

大門から下津歴史民俗資料館までは無料で入れます。

下津歴史民俗資料館は、月曜・火曜が休館で、入場無料です。


下津歴史民俗資料館前には芝生広場もあり、お花見シーズンには賑わうのでしょうね。


拝観料を支払い、本堂へ登っていく石段。


国宝の本堂と多宝塔です。

本堂と多宝塔の間の階段を上っていくと、徳川家藩主の御廟所です。

神聖な場所なので写真は撮りませんでしたが...。

拝観受付の隣には休憩所もあり、お抹茶などの飲み物やソフトクリーム、お土産なども売っています。

車だと、阪和自動車道 海南I.C.から15分くらいのところ。
無料駐車場有り。

↓詳しくはコチラ
長保寺のサイト

和歌山市和歌浦を散策

2010年06月27日 21時24分16秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)
和歌山市和歌浦の片男波公園へ行って来ました。

「不老橋」
紀州藩主徳川治宝が1851年に造らせた橋だそうです。珍しい石造りのアーチ橋。


その不老橋の目の前にある「塩竈(しおがま)神社」
子授け・安産祈願の神様だそうです。建物の奥の岩山にある洞窟にご神体が祀られています。


「妹背山」という和歌川河口に広がる潮干潟にある島。
橋で渡れるようになっています。


妹背山にある「海禅院多宝塔」


同じく妹背山にある「観海閣」
観海閣は初代紀州藩主徳川頼宣が、対岸の紀三井寺を遠望する位置に建立したものだそうです。


観海閣からの眺め。
このときは、ちょうど潮が引いて干潟になっていました。


片男波公園からの妹背山の遠景
多宝塔と観海閣が見えます。


片男波公園万葉館。万葉集の中には和歌山を詠んだ歌が100首以上もあるそうで、和歌浦など歌の中に出てくる地名も残っているそうです。
万葉集の時代や歌人について、色々展示をしてありました。

また、万葉館の隣には、健康館(体育館)やレストラン、野外ステージに、日本庭園、花壇に芝生広場、こども用遊具広場などもあります。


片男波公園にある「片男波海水浴場」

↓詳しくはこちら
片男波公園のサイト

有料の駐車場有り。片男波公園には出入り自由ですが、万葉館は、年末年始が休館で入場料は大人200円です。

紀州 海南をドライブ!

2010年02月10日 14時26分15秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)
和歌山県海南市をドライブしてきました!
和歌山市から国道42号線を南下。海南市との市境にトンネルがあり、そこを抜けるとすぐのところに、大正時代に造園された「琴ノ浦 温山荘園」という庭園があります。新田長次郎という人の別荘だったところで、この別荘の主屋などが登録有形文化財に指定されているのだそうです。


海の隣にあるので、海水を引きこんだ池だそうで、普通、庭園の池には錦鯉が泳いでいますが、ここの池は、ハゼとかボラがいるんだとか。そして、潮の満ち干きで池の水面も上下するらしいです。(潮が満ち引きするくらいの時間までここにいたわけではないので、確認は出来ませんでしたが...)
↓詳細はコチラ(琴ノ浦 温山荘園のサイト)
http://www.onzanso.or.jp/index.html

海南市というところは、漆器が名産だそうで、海南市黒江地区の川端通りに、紀州漆器職人の工房や問屋が並んでいて、中には江戸時代の家がそのまま残っているところも...。
でも漆器にはあんまり興味が無いのでそこへは行かず、次はすぐ近くの黒牛茶屋・温故伝承館というところに行きました。

ここは名手酒造という酒屋の昔の酒蔵を改造して昔の酒造りの道具や造る工程の説明のほか、昔の民具や家具、生活用具なども展示してあり、す~ご~く見ごたえがありました。
見学後は、館の向かいにある黒牛茶屋の喫茶・利き酒コーナーで利き酒のサービスがあります(お酒以外にもコーヒーや甘酒も選択できます。私は車だったのでコーヒーをいただきました)
また、黒牛茶屋には販売コーナーもあり、清酒・酒粕・奈良漬のほか、中には酒袋を再利用したバッグなども。そして和歌山ですから名産の梅干・醤油・金山寺味噌など名産品も販売してありました。
↓詳細はコチラ(黒牛茶屋・温故伝承館のサイト)
http://www.kuroushi.com/onko/

南紀白浜の名勝地に行ってきました

2010年02月10日 14時12分51秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)

和歌山県の海岸線は、断崖絶壁からきれいな砂浜まで変化に富んでいますが、今回訪れたのは、南紀白浜の名勝地「千畳敷」と「三段壁洞窟」です。




三段壁には、熊野水軍との関わりがあるそうで、平安時代末期、源平合戦の時代に源氏に加勢し、力を誇った熊野水軍の隠し洞窟だったと伝えられる断崖絶壁の下にある洞窟です。波がすごい迫力で打ちつけていて“こんなところに船を隠しておいたら壊れるのでは?”と疑問にも思いましたが...。でも、大迫力と絶景は、「わ~、すごいなぁ~」の連続っ!
千畳敷は無料で入れますが、三段壁洞窟は有料です。三段壁のサイト↓から「割引券」を印刷して持って行くと200円割引でお得です。


http://birds-i.com/sandan/