いばせんせいのブログ

愛車光岡ビュートのこと、趣味のドライブや博物館めぐりのこと、ネクタイのこと、などを書いていきます。

滋賀県草津市を日帰り観光~草津宿本陣/草津宿街道交流館

2011年07月10日 23時52分49秒 | 旅・ドライブ(滋賀県)
滋賀県草津市を日帰り観光してきました。

(ここのところ第二京阪道路が出来て滋賀県が近くなり、滋賀県観光づいています。)

今回は、東海道五十三次の五十二番目の宿場町「草津宿」へ行きました。

(※このブログの写真は全てクリックをすると拡大表示できます。)
草津宿本陣の写真
国史跡草津宿本陣です。

江戸時代の本陣の建物がそのまま残っており、中を見学することが出来ます。

草津宿本陣の写真
本陣玄関前の白砂。

草津宿本陣の写真
玄関広間には、大名や公卿の名が書かれた、本陣の前に掲げた札が展示してありました。

大名や皇族などが利用された上段の間や、上段雪隠(トイレ)、湯殿(風呂場)、従者が利用した座敷、畳廊下、台所の土間やカマド、馬をつないでおく厩舎など、昔の本陣の部屋の様子だけでなく、皇女和宮や新撰組/土方歳三などの名も載っている大福帳が展示してあったり、当時の襖絵や、裃(かみしも)扇子といった大名から拝領された品、重箱、行燈、お椀、膳、箸、まな板など当時の食事道具なども展示してあり、とても興味深かったです。

草津宿本陣の写真
草津宿本陣の上段の間の庭です。

明治天皇も宿泊されたことがあるそうで、その石碑も建っています。

毎週月曜日と休日の翌日が休館日。
入館料:大人200円(草津宿街道交流館との共通券あり。詳細はこの記事の下に「草津宿街道交流館」のことも書いていますので、そちらをご覧ください)
無料駐車場有り。
JR草津駅東口から徒歩10分くらい。

詳しくはコチラ
草津宿本陣のサイトへリンク

草津宿本陣のすぐ近くに、東海道と中山道の合流・分岐点の道標が立っています。

追分道標の写真
追分道標。

高札場の写真
追分道標の向かい側には、高札場が復元されていました。

東海道と中山道の分岐点の写真
東海道と中山道の分岐点です。トンネルの方向が中山道で、道標の手前を右に曲がると東海道です。

トンネルの上は、川(草津川)が流れていて、いわゆる天井川というやつです。(JR東海道本線の線路も川の下をトンネルでくぐっているそうです)

でも、天井川が氾濫すると、被害が甚大になるので、2002年に別のところに放水路が作られ、今は水は流れておらず廃川となり、旧草津川と呼んでいるとか。

今は、旧川の土手がサイクリングロードになっているそうです。

江戸時代の後期には既に天井川だったそうで、東海道も中山道も草津川に橋は架かっておらず、水かさが少ない時は、水の中を歩いて渡り、水位が増すと、舟をつないで、それを橋の代わりに渡っていたようです。

東海道草津宿の町並みの写真
草津宿の町並み。

街道沿いには、古い家がまだ残っていました。

観光物産館脇本陣/陣そば五十二番の写真
草津宿の脇本陣跡にあるお店。店の名前もそのまま「観光物産館脇本陣 陣そば五十二番」。ここで、昼食を取りました。
日本庭園を見ながら手打ちそばが頂けます。

その他、お土産や滋賀の地酒が売っていたり、観光用パンフレットも置いてあります。

年中無休らしいです。
3台だけですが、無料駐車場があるそうです。
草津宿本陣の斜向かいくらいのところです。

公式サイトは無いもよう、詳しくはコチラ
草津市観光物産協会の観光物産館脇本陣 陣そば五十二番の紹介ページへリンク

次は、同じく旧東海道沿いにある「草津宿街道交流館」へ行きました。

草津宿街道交流館の写真
草津宿街道交流館です。

1階は無料で利用でき、観光パンフレットが置いてあったり、パソコンで情報検索が出来るコーナーがあったり、絵葉書やうちわ・キーホルダー・ストラップや図録などを売っているショップがあります。

2階は有料で、草津宿の模型や資料が色々展示してあったり、旅籠ではどんな食事が出ていたのかそのサンプルが展示してあったり、旅の装束を着る体験コーナーや、木版画で浮世絵を作る体験コーナーがあったり、マジックビジョンで草津宿の問屋場の様子を見ることが出来たり、古書や古銭が展示されていたり、国鉄の記念切符なども展示してありました。

毎週月曜日と祝日の翌日が休館日。
駐車場は無いので、近くの草津市役所の来客用駐車場(無料)に停め、徒歩3分くらいです。
2階の展示室の入館料は、大人:200円。
草津宿本陣との共通券有り。大人:320円で、両方別々に入館するよりも80円お得です。

詳しくはコチラ
草津宿街道交流館の公式サイトへリンク

込田公園の写真
込田公園の写真
草津市役所の来客用駐車場の隣にある込田公園です。

「宿場町」ということでなのか、日本庭園風に整備され、休憩所・トイレの建物や、入り口の門も昔風にデザインされています。
ちょっとしゃれた公園でした。

草津市役所の来客用駐車場(駐車無料)のすぐ隣です。

旧東海道の町並みも、本陣も草津宿街道交流館の散策も、この駐車場に車を停めると近いし、道路も細くないし便利です。
(草津宿本陣の駐車場へは、道が細くて少し通りにくいです)

滋賀県甲賀市を日帰り観光の続き~水口城

2011年07月05日 22時36分59秒 | 旅・ドライブ(滋賀県)
滋賀県甲賀市を日帰り観光の続きです。

次は、東海道五十三次の五十番目の宿場町「水口(みなくち)宿」へ行きました。

(※このブログの写真は全てクリックをすると拡大表示できます。)
水口城の写真
史跡水口城跡です。

元々は、三代将軍徳川家光が京都上洛の際、宿泊をするためだけに作らせた城だそうです。

だから、元から天守閣は無く、本丸には将軍宿泊用の御殿だけが建っていたとか。

その後、水口藩が出来、城主が来ましたが“本丸御殿は徳川将軍様のもの”ということで本丸御殿には住まずに、二の丸御殿で藩政を行っていたのだそうです。

明治時代に廃城になり、石垣と堀が残っていただけのところに、竹下内閣のときの「ふるさと創生1億円」を使って、この「水口城資料館」を建てたそうです。

他の再建天守閣のほとんどが鉄筋コンクリート造りなのに対して、この資料館は木造です。

水口城の写真
水口城の櫓を模した「水口城資料館」です。

水口城の模型や、水口藩/歴代水口藩主についての資料のほか、甲冑や古絵図、古文書なども展示してありました。

水口城の写真
水口城の堀のまわりには、あじさいがきれいに咲いていました。

水口城の写真
水口城の本丸の石垣は、近くに鉄道敷設の際、線路の下の砂利として使われたそうで、今はありませんが、水口城資料館の真逆にあるこの乾櫓跡の石垣は今でも残っていました。

本丸御殿跡は、水口高校のグラウンドになっています。

毎週木曜・金曜日が休館日。入館料:大人100円(水口歴史民俗資料館との共通券あり。詳細はこの記事の下に「水口歴史民俗資料館」のことも書いていますので、そちらをご覧ください)
駐車場は無し。(水口歴史民俗資料館には無料駐車場有り。そこから徒歩6~7分くらい)
近江鉄道「水口城南」駅から徒歩5分くらい。

公式サイトは無いようなので、詳しくはコチラ
甲賀市観光協会の「水口城資料館」の紹介ページへリンク

次は近くの水口神社にも行きました。

毎年4月に、水口曳山祭りが行われるそうです。曳山の数は、滋賀県で最多だとか。(16基)

水口神社の写真
水口神社の写真
水口神社の写真
水口神社の写真です。

詳しくはコチラ
水口神社の紹介ページへリンク

水口神社の隣にある、水口歴史民俗資料館「曳山の館」へも行きました。

水口歴史民俗資料館 曳山の館の写真
水口歴史民俗資料館 曳山の館です。図書館と同じ建物の中にあります。

水口曳山祭りの曳山の一基が、毎年交代で展示されているそうです。

水口歴史民俗資料館 曳山の館の写真
水口歴史民俗資料館の側面には曳山を入れるための高い扉が...。

展示室に入ると、人を感知するセンサーで、曳山祭りのお囃子が流れたり、曳山の照明が変わったり、お祭りの映像が流れたりします。

曳山祭りの展示だけでなく、古代の石器・土器・銅製品から、中世・近世の書物や、水口のお城について、昔の生活道具やお祭りなど民俗資料も展示してありました。

毎週木曜・金曜日が休館日。
入場料:大人150円(水口城との共通券は、大人:200円で、別々に入館するより50円お得です)
ここは、資料館だけでなく、図書館や市民ホールなどの複合施設になっていて、無料駐車場があります。
すぐ隣が水口神社です。

公式サイトは無いもよう、詳しくはコチラ
滋賀県博物館協議会の甲賀市水口歴史民俗資料館の紹介ページへリンク

巌谷一六・小波記念室の写真
水口歴史民俗資料館の隣には「巌谷一六・小波記念室」がありました。

「巌谷一六」という人は、水口出身の明治時代の代表的な書家の人だそうです。
そして、「巌谷小波」という人は、巌谷一六の息子で、日本のアンデルセン・児童文学の創始者とも言える人物だそうです。

巌谷一六・小波記念室では、巌谷一六の書画が展示されていたり、巌谷小波の童話が展示されていたり、映像で、その絵本を読み聞かせしてくれるコーナーがあったりしました。

詳しくはコチラ
甲賀市観光協会の水口歴史民俗資料館・巌谷一六/小波記念室の紹介ページへリンク

毎週木・金曜日が休館日。
ここは、入館無料です。
無料駐車場有り。

滋賀県甲賀市を日帰り観光の続き~土山宿

2011年07月04日 19時43分56秒 | 旅・ドライブ(滋賀県)
滋賀県甲賀市を日帰り観光の続きです。

次は、東海道五十三次の四十九番目の宿場町「土山宿」へ行きました。

国道1号線沿いにある、道の駅あいの土山に車を停め、まずは道の駅のすぐ前にある田村神社へ。

(※このブログの写真は全てクリックをすると拡大表示できます。)
田村神社の写真
田村神社の一の鳥居です。鳥居の横には満開の紫陽花...。

7月25日~27日に、万灯祭が開催されるそうで、門前や参道が飾り付けされていました。

ここには、坂上田村麻呂公がお祀りされていて、平成24年に御鎮座1200年を迎えるとかで、その記念事業として本殿の建て替え工事中でした。

田村神社の写真
田村神社の本殿は工事中でした。

田村神社の写真
本殿が工事中なので、祭神が仮殿にお引っ越しされていて、工事中はこの仮殿に参拝します。

詳しくはコチラ
田村神社の公式サイトへリンク

道の駅あいの土山の写真
道の駅あいの土山。

道の駅で昼食を取り、次は東海道五十三次の宿場町土山宿の町並みを散策。

土山宿の町並みの写真
土山宿の町並みです。

この前行った関宿とともに、昔の町並みがとてもよく残っています。(関宿と違って電線・電柱は建っていますが...)

土山宿本陣跡の写真
土山宿の本陣だった建物です。

今でも住んでおられるので、予約をしておくと中を見学させてもらえるのだとか(有料:300円)。

大名や公家の方が宿泊されたとかで、その玉座の間や宿帳なども残っているそうです。

東海道伝馬館の写真
土山宿本陣跡のすぐ近くにある「東海道伝馬館」です。

東海道伝馬館の写真
東海道伝馬館の写真
東海道伝馬館の写真
江戸時代の民家を改装してあるそうで、宿場町の問屋場の様子が、人形で再現してあったり、昔の土山宿の町並みの模型の展示や、土山宿の紹介ビデオを見ることも出来るし、蔵では大名行列の様子が人形で再現展示してあります。

お茶染めの体験工房があったり、特産品の販売コーナーもありました。

毎週月曜日・火曜日が休館で、入場無料。無料駐車場有り。

詳しくはコチラ
東海道伝馬館の公式サイトへリンク

次は、東海道土山宿の古い街並みから少し行ったところの「あいの丘文化公園」内にある「土山歴史民俗資料館」へ行きました。

土山歴史民俗資料館の写真
土山歴史民俗資料館です。土山図書館と同じ建物で、入場無料です。

土山地区のケンケト踊りというお祭りのことや、江戸時代の土山宿についてパネル解説や実物資料が展示されてあったり、土山宿の高札場が再現されてあったり、昔の旅のことや、国道1号線・鈴鹿峠の昔の写真など近世の道についてなどが無料で観覧できます。

あいの丘文化公園の写真
あいの丘文化公園の芝生広場。

あいの丘文化公園には、図書館・歴史資料館のほか、文化ホールや芝生広場・子供用遊具広場もありました。

土山歴史民俗資料館は、毎週月曜日・火曜日と祝日が休館日。
入館無料。無料駐車場有り。

土山歴史民俗資料館の公式サイトは無いようなので、詳しくはコチラへ
甲賀市観光協会の「土山歴史民俗資料館」の紹介ページへリンク

(どこも入場無料で、結局 土山宿では、昼食代と田村神社のお賽銭しかお金を使わなかった...。)

滋賀県甲賀市を日帰り観光~甲賀流忍術屋敷~鹿深夢の森~油日神社

2011年07月03日 19時52分05秒 | 旅・ドライブ(滋賀県)
滋賀県甲賀市甲賀流忍者の里~東海道五十三次の宿場町(土山宿・水口宿)を日帰り観光してきました。

まずは、甲賀市にある甲賀流忍術屋敷へ。

(※このブログの写真は全てクリックをすると拡大表示できます。)
甲賀流忍術屋敷の写真
甲賀流忍術屋敷です。

新名神高速道路・甲南ICが開通して、前よりずっと近くなりました。甲南ICから、曲がり角ごとに案内看板が立っているので、道に迷わずに行けます。

300年前に建てられた、現存する唯一の忍者の住居だそうです。

敵を倒すのではなく、敵が来たら「隠れる・逃げる」仕掛けが、家の中に当時のままいっぱい残っていました。

どんでん返しや、隠し梯子、逃げるための地下通路や屋根裏の隠し部屋、見た目は普通の木の引き戸なのに重さが5kgもあって簡単には開けられない戸、などなど、忍術屋敷の方が、説明や実演をして下さいました。

もうすぐ映画「忍たま乱太郎」が公開されるとあって、親子連れがいっぱい見学に来ていました。

小さいお子さんには、手裏剣投げや忍者の貸衣装もやっていました。

そのほか、手裏剣など忍者の使う道具や書物なども展示してありました。

年末年始以外は休館日はなく、無料駐車場有り。入館料:大人600円です。

詳しくはコチラ
甲賀流忍術屋敷の公式サイトへリンク

次に、同じく甲賀市にある「鹿深(かふか)夢の森」へ行きました。

ここは、下の写真のような、芝生広場・野外ステージ・遊具公園と、図書館・公民館・観光案内センターの複合施設です。

鹿深夢の森の写真
鹿深夢の森の写真
鹿深夢の森。す~ごく大きな芝生広場です。

↑上の写真にも写っていますが、この芝生広場の周りに、「甲賀創健館」という図書館や公民館、観光案内センターの建物があります。

甲賀創健館の写真
甲賀創健館の外観です。

甲賀観光センターの写真
甲賀創健館の中にある「甲賀観光センター」。

甲賀市の観光情報が、パネルで紹介されていたり、パンフレットが置いてあったり、パソコンで観光情報を見ることが出来たり、地元のお土産やアイスクリームも売っていたりするのですが、少し前までは、「花風香の湯」という温泉施設とレストランがあったのが、「花風香の湯」が閉館になってしまったらしく、図書館の建物は人が来ていましたが、甲賀観光センターは、日曜日だというのに閑散としていました。

入場無料。無料駐車場有り。

詳しくはコチラ
甲賀観光センターの公式サイトへリンク

次は、甲賀創健館から少し行ったところにある「油日神社」へ行きました。

油日神社の写真
油日神社の鳥居です。

名前からか油の神としても信仰されているとかで、神社に樽酒が奉納されているのは見かけますが、ここは、一斗缶に入ったサラダオイルやごま油などが奉納されてありました。

油日神社の写真
油日神社の楼門です。

この楼門と、両側に続く回廊、そして奥に見える拝殿と本殿が、国の重要文化財に指定されているそうです。

油日神社の境内に「甲賀歴史民俗資料館」という博物館があったのですが、見学をするには、事前に予約をしておかなくてはいけないらしくて、この日は閉まっていて見学が出来ませんでした。

参拝無料。鳥居の横に無料駐車場有り。

詳しくはコチラ
甲賀市観光協会の公式サイトへリンク