いばせんせいのブログ

愛車光岡ビュートのこと、趣味のドライブや博物館めぐりのこと、ネクタイのこと、などを書いていきます。

近場の安価観光 東大阪市 国史跡・重要文化財 鴻池新田会所

2012年05月06日 23時20分46秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
(GWは、実家に帰ったり、ショッピングに行ったりと、あまりブログに書くネタになるようなことをしていなかったのですが)東大阪市にある国史跡・重要文化財の鴻池新田会所へ行ってきました。JR学研都市線鴻池新田駅の南東へ徒歩5分くらいのところにあります。

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鴻池新田会所の写真
鴻池新田会所の入り口です。奥に見えているのが長屋門。

江戸時代中期に建てられた、農地の管理・運営をしていた施設が残っていて、土間や座敷のある本屋や、蔵・庭園を見学することが出来ます。

鴻池新田会所の写真
会所の本屋の土間です。

ものすごく天井が高くて広く、昔のかまども残っています。

鴻池新田会所の写真
土間の奥には座敷が何部屋もあり、お茶会やギャラリーとして貸室もおこなっているそうです。

鴻池新田会所の写真
井戸や蔵、綿畑もある中庭にはものすごく大きなクスノキがあり、その隣は昔の足踏み式の米つき機が残っている米つき場です。

鴻池新田会所の写真
庭園から見た、座敷のある側の本屋。

鴻池新田会所の写真
庭園には池もあり、藤棚や菖蒲、紅葉の木もあったので、どの季節に行っても見応えがありそうなところです。

鴻池新田会所の写真
今はツツジの花が満開。

鴻池新田会所の写真
庭園と座敷ではときどきお茶の野点(のだて)も行っているそうです。

鴻池新田会所の写真
本屋正面のパノラマ写真。

まわりには高いマンションや交通量の多い道路や電車の線路もあるのに、京橋駅から10分くらいで行けるところに、こんな史跡が残っているのです。

詳しくはコチラ
鴻池新田会所の公式ページへリンク(別ウィンドウが開きます)

大阪府堺市教育文化センター・ソフィア堺(プラネタリウムと平和と人権資料館)

2011年08月14日 20時58分27秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
大阪府堺市中区にある堺市教育文化センター・ソフィア堺へ行って来ました。

ソフィア堺というところには、プラネタリウムと、平和と人権資料館、天文台、図書館、ソフィア堺ホール、ギャラリーなどがあります。

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堺市教育文化センター・ソフィア堺の写真
堺市教育文化センター・ソフィア堺の写真
堺市教育文化センター・ソフィア堺です。

下の写真の左端の丸いところがプラネタリウムです。

プラネタリウムの入り口の手前に、子供たちが色々な実験で遊べたり、映像を見ることが出来たり、太陽系の惑星の大きさが比べられる模型や人工衛星の模型、手で触れる隕石が展示されていたり、色々な映像を見ることが出来たりするコーナーがあり、プラネタリウムの待ち時間をつぶすことが出来ます。

泉北高速鉄道「深井」駅より徒歩12分。
有料の地下駐車場有り。
入館料:大人500円。
毎週月曜日が休館日。

入り口でJAFの会員証を見せると、星座早見盤がもらえます。

6階には、天文台があり、毎週末に天体観測会を行っているそうです。(予約不要・無料とのこと)

プラネタリウムの上映時間や上映番組など詳しくはコチラ
堺市教育文化センター・ソフィア堺の公式サイトへリンク

堺市立平和と人権資料館の写真
堺市立平和と人権資料館。

ソフィア堺の、プラネタリウムやホールのある建物の向かい側に図書館棟があり、その1階に堺市立平和と人権資料館があります。

9月29日まで、企画展として広島・長崎の原爆の写真展が開催されています。

人権や環境についての展示のほか、戦争や堺大空襲についての展示もあります。

戦争や人権、環境についての、図書やビデオの閲覧コーナーもありました。

月曜日と祝日が休館日。
入場料:無料。

詳しくはコチラ
堺市立平和と人権資料館の公式サイトへリンク

大阪府富田林市 重要伝統的建造物群保存地区の寺内町・旧杉山家住宅を散策

2011年04月30日 21時58分24秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
大阪府富田林市にある、重要文化財・旧杉山家住宅とその周りに広がる寺内町に行ってきました。

室町時代末期に建てられた興正寺別院というお寺を中心に、町の周りに土居をめぐらせ、竹やぶを植え、戦乱を避けるよう防御した町並みが未だに残っているところです。

寺内町の中には、江戸・明治・大正・昭和初期の建物が約180棟も残っていて、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定も受けているそうです。

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重要文化財・旧杉山家住宅の写真
重要文化財旧杉山家住宅です。

江戸時代の造り酒屋の建物で、一般公開されていて、見学が出来ます。

明治時代の終わり頃、与謝野晶子らと活躍した明星派の歌人“石上露子”という人の生家だそうです。

重要文化財・旧杉山家住宅の写真
庭から見た旧杉山家住宅。左側がカマドや出入り口など土間部分のある、17世紀中頃に建てられた建物で、右側が、その後18世紀中頃までに座敷や2階部分を増築した建物だそうです。

重要文化財・旧杉山家住宅の写真
座敷から見た庭です。

庭の奥にある蔵では、歌人“石上露子”の手紙や遺品などが展示してありました。

寺内町センターの写真
旧杉山家住宅のすぐ向かいにある、寺内町センター。

入場無料で自由に見学が出来ます。寺内町や石上露子についてのパネル展示や、昔の商売道具や古絵図なども展示してありました。

寺内町の写真
寺内町の写真
寺内町の町並み。今でも住んでおられるので、内部は公開されていません。

道路の舗装も昔の道のようにしてあります。

興正寺別院の写真
寺内町の中心にある興正寺別院です。お城の櫓のような鼓楼があります。この門は京都の伏見城の門を移築したものだそうです。

じないまち交流館の写真
寺内町の北の端にある、じないまち交流館です。

ここも無料で利用できます。

パンフレットや散策地図が置いてあったり、寺内町についてのビデオを見ることができたり、散策の途中で休憩することも出来ます。

交流館の向かいには、そば・甘味処のお店や、蔵を改造した喫茶店もありました。

じないまち展望広場の写真
寺内町の東の端にある、じないまち展望広場です。

じないまち展望広場の写真
寺内町は、大和川の支流の石川という川の河岸段丘の台地の上にあるので、見晴らしがいいのです。
それを見渡せる展望広場がありました。

ここも無料で利用できますので、散策の途中の休憩にいいですね。

勝間家住宅の写真
寺内町の南の端にある勝間家住宅。

土日祝日のみ公開(有料:200円)されている勝間家住宅です。

勝間家住宅の写真
こんなお庭を眺めながら抹茶を頂けます。
江戸時代末期の家で、昔の生活道具が展示されていたり、今は昔の五月人形が飾られていました。

手作りの小物やストラップ、絵葉書など、寺内町のお土産も売っていました。

寺内町には、古民家や蔵を利用したカフェやランチ店、陶器・アクセサリーのお店や、雑貨店に、パン屋などもあり、毎月第二土曜日には、寺内町中のお店が協力して「じないまち散歩」と題した催しをやっているそうです。

詳しくはコチラ
富田林市の旧杉山家住宅のページへリンク

じないまち散歩の公式サイトへリンク

じないまち交流館の公式サイトへリンク

旧杉山家住宅と、じないまち交流館は、月曜日が休館日。

旧杉山家住宅は、入館料:大人400円。

寺内町には駐車場が無く、道幅も狭いので、寺内町見学には、富田林市役所の第3駐車場を利用してください、とのこと。(駐車場から旧杉山家住宅まで徒歩5分くらい)

電車でだったら、近鉄長野線・富田林西口駅から徒歩10分くらいのところです。

大阪府柏原市立歴史資料館、史跡高井田横穴公園へ行って来ました

2011年04月29日 21時25分57秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
大阪府柏原市にある、史跡高井田横穴公園と柏原市立歴史資料館に行ってきました。

史跡高井田横穴は、6世紀から7世紀頃に造られた、岩盤に洞窟を掘って死者を葬った古墳だそうです。

高井田横穴公園内には、160~200基の横穴古墳があるのだそうです。

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高井田横穴公園の写真
高井田横穴公園の入り口。
JR大和路線 高井田駅から北へ徒歩1分くらいです。(近い

高井田横穴公園の写真
高井田横穴公園の写真
公園内には散策路や広場も整備されていて、写真のように見学の出来る横穴古墳もありました(柵がしてあって中には入れませんが...)。

高井田横穴公園の写真
上の写真の横穴古墳の羨道からは、線刻された壁画が発見されたそうで、手前には壁画のレプリカが展示してあり、(ここも中には入れませんが)透明の扉越しに壁画を覗く事が出来るように整備されていました。

高井田横穴公園の写真
高井田横穴公園で一番高いところにあり、一番大きな高井田山古墳。

ここは、他の横穴古墳のような岩盤に彫った洞窟ではなく、石を積み上げた石室を持ち、他より古い5世紀終わり頃に造られた古墳とのこと。

石室内から多数の副葬品が発掘され、その中には日本で2例目の発見となった火熨斗(ひのし(古代のアイロン))もあったそうです。

石室内が見学できるように、と、透明の屋根で覆ったとのことですが、その屋根が劣化して透明でなくなっていました。側面からしか石室内を見学出来なくなっていました。

高井田横穴公園の写真
柏原市には、廃寺になった古代寺院が12か所もあったそうです。
でもその古代寺院跡が宅地化され、現地保存出来なくなって、その礎石が横穴公園内の広場に展示してありました。

高井田横穴公園の写真
横穴公園は、小高いところにあるので、園内には柏原市が一望できる展望台も。

高井田横穴公園の写真
園内ではツツジが咲き始めでした。

この公園でのツツジの見頃はもう少し先の様子。

でも、園内には、桜・あじさい・もみじ・椿など色々な花木が植えられていたので、季節ごとに色んな花が楽しめそうです。

高井田横穴公園の写真
高井田横穴公園の写真
ツツジは咲き始めですが、藤棚の藤が満開で一番の見頃でした。

藤棚の下のベンチに座ると、藤の花のとてもいい香りがしていました。

高井田横穴公園の写真
公園内には竹の広場もあって、こんな雰囲気のいい東屋もありました。

高井田横穴公園の写真
東屋の前には、竹のほかに椿・あじさい・シャガも植わっていて、椿は散り初めていましたが、シャガの花が満開でした。(あじさいは葉が茂り出したところ)

柏原市立歴史資料館の写真
高井田横穴公園の隣にある柏原市立歴史資料館。

ここでは、高井田山古墳から発掘された火熨斗・鏡・甲冑・武器・土器などの副葬品や、横穴古墳の副葬品などの他、柏原市内の遺跡から古代寺院などの展示が無料で見学できます。

今は、柏原市特産のぶどう栽培や葡萄酒についての企画展をやっていました。

まず、この歴史資料館へ行って、横穴古墳のお勉強をし、公園内の散策マップも載っているパンフレットをもらってから、横穴公園を散策するのがオススメ。

詳しくはコチラ
柏原市立歴史資料館の公式サイトへリンク

柏原市立歴史資料館・高井田横穴公園とも、見学は無料。

柏原市立歴史資料館は、月曜日が休館日。

柏原市立歴史資料館に、無料駐車場有り(6~7台分)。
(高井田横穴公園には駐車場がありません。)

電車でだったら、JR高井田駅から歴史資料館までは高井田横穴公園内を通って徒歩5分くらい。

ひと足早く 桜~ お花見~ 近つ飛鳥風土記の丘

2011年04月06日 00時14分46秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
大阪府南河内郡太子町にある近つ飛鳥風土記の丘・近つ飛鳥博物館へ行ってきました。

他のお花見スポットに比べたら、桜が咲くのが早いみたいで、七~八部咲きくらいかな~。
平日に行ったのに、けっこう人がいっぱい。(今度の週末は混雑するでしょうね。)

でも空は、雲ひとつ無い快晴 気持ちが良かった~

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近つ飛鳥風土記の丘の桜の写真
近つ飛鳥風土記の丘の桜の写真
桜並木
近つ飛鳥風土記の丘の桜の写真
緑の広場 ここは、博物館でもらった「風土記の丘の地図」にも載っていたオススメのお花見&お弁当スポットなんだそうナルホド
近つ飛鳥風土記の丘の桜の写真
桜のトンネル


近つ飛鳥風土記の丘の写真
近つ飛鳥風土記の丘の写真
「近つ飛鳥風土記の丘」は、6世紀~7世紀頃に造られたたくさんの古墳が見つかった「一須賀古墳群」の一部を整備・保存している史跡公園で、上の写真のように、石室を見学できるようにしてあるところもありました。

近つ飛鳥風土記の丘の写真
古墳の周りにも桜 ここもお花見&お弁当スポットだそうたしかに

近つ飛鳥風土記の丘の写真
風土記の丘の頂上には展望台もあって、こんな景色が広がります。
風土記の丘には、梅林もあったし、秋は紅葉も楽しめるのですって

ただ、展望台へは、けっこうな山道を登ります。

近つ飛鳥博物館の写真
近つ飛鳥博物館。

建築家 安藤忠雄さんの設計だそうです。
屋根が大階段になっています。
でも、博物館へは、この屋根の階段を昇るのではなく、階段の下に入口への通路があるのです。

一須賀古墳群から発掘された副葬品はもちろんのこと、埴輪がずら~っと並べられていたり、古墳時代の巨大な石棺も並べてあったし、古墳の石室が復元されていたり、仁徳天皇陵の150分の1の模型に、「修羅」という巨石を運んだソリも展示されていたりしました。


近つ飛鳥博物館は、毎週月曜日が休館日で、入館料は大人300円。

近つ飛鳥風土記の丘は、入園無料。

どちらも、無料駐車場有り。でも、風土記の丘の駐車場と博物館の駐車場は、車で直接行き来出来なくなっています。

詳しくはコチラ(風土記の丘のことや、ブログで桜の開花情報も伝えてくれています)
大阪府立近つ飛鳥博物館のサイトへリンク

大阪府豊中市 服部緑地都市緑化植物園

2011年03月29日 10時15分19秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
服部緑地都市緑化植物園にも行きました。

服部緑地公園の東南側にあります。

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服部緑地都市緑化植物園の写真
服部緑地都市緑化植物園の入り口です。

服部緑地都市緑化植物園の写真
右側の建物が温室で、手前には池。池のほとりに園内を見渡せるデッキテラスもあります。

服部緑地都市緑化植物園の写真
温室の中。熱帯産の花たちが満開。

服部緑地都市緑化植物園の写真
しだれ桜が咲き始めていました。

服部緑地都市緑化植物園の写真
桜の横ではユキヤナギも満開でした。

服部緑地都市緑化植物園の写真
服部緑地都市緑化植物園の写真
服部緑地都市緑化植物園の写真
園内には椿山があって、ちょうど満開でした。
椿にも色々な種類があるんだなぁ~って。花の色も大きさも様々。

服部緑地都市緑化植物園の写真
服部緑地都市緑化植物園の写真
きれいな花壇。

服部緑地都市緑化植物園の写真
園内にはこんなデッキテラスもありました。

服部緑地都市緑化植物園の写真
ハーブ園もありました。花粉症のせいで、匂いを嗅ぐことが出来ず....。

服部緑地都市緑化植物園の写真
椿山から園内を見降ろした写真。、モクレン、桃、椿が満開でした。

北大阪急行電鉄(地下鉄御堂筋線直通)「緑地公園」駅下車、南西へ徒歩10分くらい。

10台ほどですが、東門を入って右側に無料駐車場有り。

火曜日が休園。入場料は大人270円。

↓詳しくはコチラ。
服部緑地都市緑化植物園のサイトへリンク

大阪府豊中市 服部緑地公園

2011年03月28日 09時57分26秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
服部緑地公園も散策してきました。

桜の花は未だでしたが、梅林では、梅・モクレン、円形花壇では、パンジー・菜の花・チューリップが咲いていました。

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服部緑地公園の写真
服部緑地公園を見下ろす高台に屋根つきのテラスベンチがあります。
円形花壇から、公園全景を見下ろすことができます。

服部緑地公園の写真
テラスから見た円形花壇。

服部緑地公園の写真
花壇には屋外彫刻もいくつか展示されていたりします。

服部緑地公園の写真
チューリップ花壇、後ろが梅林です。ハクモクレンも満開でした。

服部緑地公園の写真
円形花壇のほぼ中央には梅塚古墳というのもありました。花壇の工事で、今はこの盛り土しか残っていないそうですが、周辺からは埴輪の破片も見つかっているのだとか。

服部緑地公園の写真
菜の花も咲いていました。

服部緑地公園の写真
満開の梅林。

服部緑地公園の写真
緑地公園駅から徒歩で来た時の入り口「東中央広場」にある噴水です。

服部緑地には、他にもプール、陸上競技場、野球場、芝生広場、テニスコート、野外音楽堂、乗馬センター、バーベキュー広場、児童遊具のある広場、飲み物・軽食などを売っているレストハウスなどもあります。

レストランもありますが、ちょっと値段が高いので、お弁当を持って行ったほうがいいかも。

北大阪急行電鉄(地下鉄御堂筋線直通)「緑地公園」駅下車、西へ徒歩5分くらい。公園は入場無料。

自動車だと、駐車場(有料)が4か所あります。

↓詳しくはコチラ。
服部緑地公園のサイトへリンク

大阪府豊中市服部緑地・日本民家集落博物館

2011年03月27日 00時26分02秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
大阪府豊中市服部緑地にある日本民家集落博物館へ行ってきました。

服部緑地公園の一番北の端にあります。

日本各地の江戸時代の茅葺屋根の民家が移築・復元展示されていて、一歩園内に入ると、高いビルや電線・電柱も見えず、江戸時代にタイムスリップした感じになります。

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日本民家集落博物館の写真
民家集落博物館の入り口です。
この門は、江戸時代中期の庄屋の家の長屋門で、なんと塩爺こと塩川正十郎元財務大臣の家の門だったそうです。

日本民家集落博物館の写真
飛騨白川の合掌造りの民家。

手前の枝は桜の木なので、「来年は桜の季節にもう一度見に来たい」と思いました。

園内には、他にも桜の木がいっぱい植わっていました。それほど有名なところではないので隠れた桜の穴場スポットかもしれませんね。

日本民家集落博物館の写真
合掌造りの民家の逆の妻面からの写真。この建物は国の重要有形民俗文化財に指定されているそうです。
靴を脱いで家の中に上がることが出来、行った日は、家の中の囲炉裏で火を焚いていて、ボランティアの方が、家の解説をしてくださいました。
曜日によって、囲炉裏で火を焚いたり、解説をしたりする民家が変わるそうです。

日本民家集落博物館の写真
白梅は既に散っていましたが、ピンク色の梅の花がきれいに咲いていました。
写真の右に写っているのは、灌漑用水の汲み上げに使われていた風車だそうです。

日本民家集落博物館の写真
宮崎県椎葉村から移築した民家だそうで、これも国の重要文化財に指定されていました。
この家も、靴を脱いで家の中に上がることが出来ます。

日本民家集落博物館の写真
家の中では古民具が展示されてあったりします。

日本民家集落博物館の写真
桜はまだ咲いておらず、桃が咲いていました。
ここは「博物館」ですが、季節を感じたり、風景を楽しんだり出来るところだと思いました。

日本民家集落博物館の写真
江戸時代に建てられた小豆島の農村歌舞伎舞台だそうです。
イベントとして、琴の演奏会や、浄瑠璃の公演なども行っているそうです。

日本民家集落博物館の写真
信濃の豪雪地帯の民家で、これも国の重要文化財だそうです。
寒さ対策で壁にも茅が葺いてあります。

日本中に、古民家が移築展示されている所はいくつかあるそうですが、この茅葺き壁の民家が展示されているのは、ここだけだとか。

日本民家集落博物館の写真
奄美大島の高床式倉庫。

あと、茅葺屋根の茶室も移築展示されていて、お茶会が催されていたりもするそうです。

北大阪急行電鉄(地下鉄御堂筋線直通)「緑地公園」駅下車、西へ徒歩10分から15分くらい。(駅から服部緑地までは近いですが、公園の中が広いのでけっこう歩きます)

自動車だと、服部緑地北第一駐車場(有料)のすぐ横です。

月曜日が休園。入場料は大人500円。(もしJAFの会員であれば、会員証の提示で割引してもらえます(大人400円))

↓詳しくはコチラ。イベントの情報なども載っています。
日本民家集落博物館のサイトへリンク

箕面市立郷土資料館を見学してきました。

2011年02月28日 21時27分35秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
前のブログで書いた箕面市立中央図書館へ行ったついでに箕面市立郷土資料館も見学してきました。

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箕面市立郷土資料館の写真
箕面市立郷土資料館の入り口です。

行った日は、企画展「くらしの道具展」が開催中でした。(3月28日まで)
わらじ・分銅秤・火のし(昔のアイロン)・お歯黒道具・釜・七輪・石炭ストーブ・煙草盆・燭台・カンテラ・蓄音機・昔の薬箱・ホーロー看板など明治時代から昭和期にかけて実際に使われていた生活道具や、カルタ・羽子板・凧・ブリキのおもちゃなど昔の遊び道具も展示されていました。

常設展示では、かまどが復元展示されていたり、昔の農家の居間が再現されていたり(靴を脱いで部屋に上がることも出来ます。壁には昔の柱時計が動いていて「カッチ、カッチ」と振り子の音が鳴り、毎時0分には「ボ~ン、ボ~ン」と時を刻んでいました)、他にも昔の稲作の道具から箕面市内で発掘された石器・土器・銅鐸・銅鏡・古銭なども展示されていました。

石器などは、市内の学校の考古学クラブの生徒さんが実際に発掘をしたものだそうです。

箕面市立郷土資料館の写真
箕面市立郷土資料館の前には昔の水車が展示されていました。

箕面市立郷土資料館の写真
箕面市立郷土資料館の前には、他にも箕面市内の昔の写真、昔の新聞記事、名所・神社の模型、開業当時の箕面駅や阪急電車の模型、タッチパネルのパソコンで市内の観光や自然を紹介するソフトを触れるコーナーもありました。

阪急箕面線「箕面駅」の駅前にある「みのおサンプラザ1号館」の地下1階にあります。
駐車場はないので、車の場合は、箕面駅前第一駐車場(有料)へ停め、歩いてすぐです。
毎週木曜日が休館日。入場は無料です。

箕面市の郷土資料館のページへリンク

箕面市の郷土資料館の企画展の紹介ページへリンク

箕面市の郷土資料館の常設展示の説明ページへリンク


箕面市立中央図書館へ「北摂アーカイブス写真展」を見に行ってきました

2011年02月27日 17時50分22秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
2月27日(日)に、大阪府箕面市立中央図書館へ「北摂アーカイブス写真展」を見に行ってきました。

「北摂アーカイブス」とは、大阪府豊中市の図書館と箕面市の図書館が中心になって、昔の町並みや暮らしの様子の写真をデータベース化しているところです。

大阪府の北摂地域に住んでいるわけでもなく、北摂に親戚があるわけでもないのですが、昨年末、教えに行っている専門学校の「Webクリエータ養成科」の「制作実習」の題材として、“「北摂アーカイブス」Webサイトのリニューアル案を考える”というテーマで訓練生を指導していたのです。

写真展の一角では、この産学連携の取り組みのこともパネルで紹介をされていると聞き、見に行ってきました。

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箕面市中央図書館の写真
写真展の会場の箕面市中央図書館とメイプルホールです。ここの1階ロビーで写真展が開催されていました。

日曜日だし、図書館の隣のメイプルホールでイベントがあったので、“混雑をしている”というほどではありませんでしたが、見学者が途切れることなく訪れていました。

北摂アーカイブス写真展の写真
北摂アーカイブス写真展の会場の様子。

北摂アーカイブス写真展の写真
北摂アーカイブス写真展の写真
北摂アーカイブス写真展の展示の様子。

北摂アーカイブス写真展の写真
Webクリエータ養成科の皆さんが取り組んだリニューアル案の紹介コーナーです。

箕面市立中央図書館での展示は3月3日までです。(入場無料)
その後は「豊中市千里文化センターコラボ」で開催予定とのこと。

阪急箕面線「箕面駅」下車東南へ徒歩10分くらい。
車の場合は、箕面駅前第二駐車場(有料)へ停め、歩いてすぐです。

北摂アーカイブスの公式サイトへリンク

お盆の渋滞を避け、近場の安価観光 茨木市立文化財資料館

2010年08月13日 19時34分34秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
近場の安価観光シリーズの続きです。

次は、大阪府茨木市 阪急電車・大阪モノレール南茨木駅周辺を散策、茨木市立文化財資料館です。

南茨木駅周辺は、東奈良遺跡という弥生時代の遺跡があったところで、茨木市立文化財資料館はその遺跡の真上に建っています。

茨木市立文化財資料館の写真
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茨木市内の古墳・遺跡から発掘された石器、土器、稲作の石包丁、勾玉、銅鏡、銅鐸から、古墳や墳墓、隠れキリシタンの資料、江戸時代の西国街道、近世の民俗資料、戦争に関することまで、旧石器時代から縄文・弥生・古墳時代~明治・大正・昭和初期まで各時代ごとに実物やパネル、模型などで展示されていました。

館内も広くて、展示数も多く、充実していました。「もっと市外の人にも宣伝すればいいのに」と、ちょっと思いました。

東奈良遺跡から銅鐸と銅鐸の鋳型が発見されたそうで、ここには鋳造の工房があったようです。
その展示は興味深かったです。

この夏休みの期間中、資料館のロビーで、企画展「茨木遺跡発掘調査展」を開催していました。

茨木遺跡は茨木城(1428~1617年にこの地にあった城)の堀とみられているところで、瓦や陶磁器、古銭から、引戸・障子・欄間などの建具も出土し、それらも復元展示されていました。

銅鐸の鋳型(複製)の碑の写真
文化財資料館のすぐ裏手が、東奈良史跡公園で、ここには、銅鐸の鋳型をかたどった碑や、はにわの複製がたくさん並べられてありました。
東奈良史跡公園の写真

史跡公園にある土蔵の写真
↑また、史跡公園の一角には、江戸時代(1789年)に建てられた米蔵が移築されてありました。

文化財資料館の脇にある道標の写真
米蔵の手前(資料館の脇)には(もともとこの地にあったのか移設したのかは分かりませんが)明治時代の道標も建ってありました。

阪急南茨木駅の東口から東へ300mほど。
駐車場は無し。
歩いてすぐのところに、南茨木駅前東駐車場(有料)があります。
毎週火曜日と祝日の翌日が休館日で、茨木市内在住の方は入館無料ですが、市外在住の方が見学をする場合は、入館料:大人200円です。

↓詳しくはこちら
茨木市立文化財資料館のサイトへリンク

渋滞を避け、近場の安価観光5

2010年05月10日 00時00分57秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
近場で穴場の博物館めぐり第5段(今回も無料ではありません)。

今回は、JR大和路線の沿線にある、近場の博物館めぐりです。

JR八尾駅の南東へ徒歩3分くらいのところにある、「安中新田会所跡 旧植田家住宅」です。

江戸時代後期に大和川の付け替え工事があり、その旧大和川跡地に開発された安中新田の会所跡を、明治時代以降植田家が住宅として使用していたところを植田家が八尾市に寄贈し、平成21年5月に一般公開されたばかりの新スポットです。

江戸時代の住宅の様子から、古道具・古民具、そして植田家の五代目当主の、書画・骨董コレクションの展示も。また、庭も整備されています。

講演会や色々なイベントも開催されているそうです。

二階建てになっていて、二階に上がることも出来ます。でも、せっかくタイムスリップしたような感覚になるのに、二階からの風景が現代の街並みなので、少し興醒めしてしまうのですが...。

昔の土間の台所(カマド)や、便所・風呂が、今のと違うので、興味を持って覗きこんでしまいました。


入館料は大人200円。火曜日が休館で、駐車場はありません。

詳しくはコチラ↓
安中新田会所跡 旧植田家住宅のサイト

渋滞を避け、近場の安価観光4

2010年05月06日 11時54分29秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
近場で穴場の博物館めぐり第4段(今回も無料ではありません)。

今回は、近鉄奈良線の沿線にある、近場の博物館めぐりです。

まず、瓢箪山駅から徒歩20分くらいのところにある、「東大阪市立郷土博物館」です。

古代の石器や土器から近代の歴史遺産までを時代順に展示してある常設展示と、年に2~3回開催のテーマ展示や企画展示があります。

博物館のすぐ目の前に「山畑古墳群」があり、その中のひとつは整備してあって、石室の中に入ることも出来ます。

入館料は大人50円と、とてもリーズナブル!月曜日が休館日で、駐車場(無料)もあります。
ただ、車で行くと対向車とすれ違いが出来ないほど道が狭いのと、周りが住宅街で目印もなく、曲がるところに看板が立っていないので、道に迷いやすいです。(実は私も一度車で行って道に迷い、その時は断念して訪問せずに帰ってきました)

生駒山の中腹にあるので、見晴らしは良いですが、駅からは、かなりの坂道を登っていかなくてはいけません。

詳しくはこちら↓
東大阪市立郷土博物館のページ

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次は、近鉄八戸ノ里駅の南西徒歩10分くらいのところにある「司馬遼太郎記念館」です。

司馬遼太郎の没後、その自宅の隣に記念館を建て、庭園も整備され、色々な花木が植えられています。

庭園には四季折々の花が植えられていて、1年中何かしらの花が咲いているのを見ることが出来るそうです。
(庭の木が生い茂っていて、記念館の全体を写真に写せる場所が無かったほどです)

自宅には入れませんが、庭から、生前のまま残されている書斎を窓越しに見ることが出来るようになっています。

記念館の地下1階から2階まで吹き抜けの大書架には、2万冊の資料本や作品が収納されていて圧巻です。
ミュージアムショップでは、司馬作品を購入することも出来、ここで購入すると記念館オリジナルブックカバーを付けてくれます。

入館料は大人500円。月曜日が休館で、駐車場(無料)は5台分しかありません。
詳しくはこちら↓
司馬遼太郎記念館のサイト

渋滞を避け、近場の無料観光2

2010年05月02日 14時13分00秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
電車で行く、近場の無料観光第2段。
お次は、JR学研都市線沿線の入場無料の博物館めぐり。

まずは、枚方市立旧田中家鋳物資料館。

江戸時代に枚方で鋳物業を営んでいた田中家の主屋と鋳物工場の建物を移築した、珍しい鋳造関係の専門資料館です。

鋳物工場では江戸時代から現在の鋳物に関する展示をしてあり、主屋では農具や民具などの民俗資料を展示してありました。

主屋は、板葺や茅葺がほとんどの時代に、火を扱うので当時から瓦葺だったそうです。

JR学研都市線「藤阪」駅下車、南東に徒歩7分くらい。
こちらも入館無料。月曜日が休館日。

駐車場はありませんが、すぐ目の前の「王仁公園」に無料駐車場があります。

また、敷地内には、枚方市内の遺跡で発掘された弥生時代の竪穴住居も復元展示してありました。

詳しくはこちら↓
枚方市役所-旧田中家鋳物民俗資料館のページ

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次は、四條畷市立歴史民俗資料館です。

明治時代の裁判所出張所の建物で、国指定登録有形文化財建造物だそうです。
昔の農具や生活道具などの民俗資料と、四條畷市で発掘された埋蔵文化財を展示してあります。

こちらも入館は無料。月曜日が休館日です。

JR学研都市線「四条畷」駅から北へ徒歩15分くらい。
駐車場(無料)はありますが、道幅が狭いです。

四條畷市立歴史民俗資料館のページ

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次の無料博物館は、大東市立歴史民俗資料館です。

ここは、大東市文化ホールと図書館、資料館、公民館が一緒になった建物で、1階が図書館と資料館、2階が文化ホールと公民館になっています。

資料館では、大東市の歴史、考古、民俗などの資料が展示されています。
もともとこの辺りは、川や運河があり、船の往来も盛んで、江戸時代には野崎観音への野崎参りに、船が使われていたとか。その復元船も展示してありました。

JR学研都市線「住道」駅下車 南東に徒歩5分くらい。
駐車場もありますが、駐車スペースが少ないです。
入場無料。月曜日が休館日です。

大東市総合文化センター 大東市立歴史民俗資料館のページ

渋滞を避け、近場の無料観光1 松下幸之助歴史館 門真市立歴史資料館

2010年05月02日 11時56分02秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
ゴールデンウィーク、高速道路休日1000円のせいで、中国道宝塚トンネル先頭渋滞35kmなどと聞くと、車でのおでかけは控えたくなるところ。

そこで、近場で穴場の無料の博物館に行ってきました。

まずは、京阪電車の沿線にある、無料の博物館めぐりです。

京阪電車西三荘駅の北、Panasonic本社の横にある松下幸之助歴史館です。

もちろん入場無料。ただし、平日・土曜日は開いていますが、日曜・祝日は休館です。
京阪電車 西三荘駅下車 北西に徒歩3~5分くらいのところ。駐車場も有り(無料)

松下幸之助の生い立ちや、大正時代の創業期の作業場が復元されていたり、Panasonic(旧松下電器)の歴史、これまでの製品の展示など、館内も広く、展示品の数も多く、電器メーカーだけに、音声や映像・コンピュータを使った展示説明などもあり、充実しており、見応えもありました。

詳しくはこちら↓
http://panasonic.co.jp/rekishikan/index.html

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次は、門真市立歴史資料館です。


京阪電車 門真市駅と古川橋駅のちょうど真ん中あたり、門真小学校の向かい側にあります。

こちらも入場無料。火曜日から日曜日は開館、月曜日と祝日が休館日です。
ただし、駐車場はありません。

門真出身の第44代内閣総理大臣・幣原喜重郎と幣原家の足跡の展示と、昔の農具や民具・生活道具、昔の本や教科書なども展示してありました。


詳しくはこちら↓
http://www.city.kadoma.osaka.jp/sisetsu/sisetsu14.html