いばせんせいのブログ

愛車光岡ビュートのこと、趣味のドライブや博物館めぐりのこと、ネクタイのこと、などを書いていきます。

昔の酒蔵資料館へ行ってきました

2010年02月13日 21時01分51秒 | 旅・ドライブ(兵庫県)
関西で日本酒といえば、京都伏見、神戸灘が有名ですが、今回訪問したのは兵庫県西宮市と伊丹市の昔の酒蔵資料館です。
西宮は清酒白鹿の昔の酒蔵ミュージアム、伊丹は清酒白雪の酒蔵資料館です。

この辺りの酒蔵は、江戸時代、中には安土桃山時代以前から続く造り酒屋がほとんどで、そういうところでは、江戸時代から明治にかけて使っていた酒蔵に、昔の酒造りの道具を展示して資料館を開いているところがたくさんあって、神戸ではそんな昔の酒蔵を巡る定期観光バスのコースがあるほど。
中には無料の利き酒や試飲コーナーがあるところも。

西宮の清酒黒松白鹿の白鹿記念酒造博物館(酒ミュージアム)は、昔の酒蔵の向かいに博物館が併設されていて、季節ごとに工芸品や美術品の色々な展示もしていて有料なのですが、白鹿のお酒の小瓶がお土産でもらえます。

とはいえ、実はお酒はお付き合い程度しか飲めないのですが・・・。
“それじゃ酒蔵なんて行かなくてもいいじゃん”ってなもんですが、昔、兵庫県たつの市にある「うすくち醤油資料館」というところへ見学に行き、昔の醤油作りに使われていた巨大な釜や樽、搾るための装置を見て、その大きさと昔の人の知恵に驚き、感動をし、同じような道具などが展示してある酒造りの資料館にも行ってみたいとずっと思っていたのです。
でも、どの酒蔵も阪神淡路大震災で倒壊をしてしまって、耐震補強や耐震構造を施して昔の建物の姿に復元され、再び一般公開をしてくれています。
そして、どの酒蔵でもミュージアムショップが併設されていて、お酒はもちろん酒粕やお酒を使った加工品も売られています。
上にも書いたとおり家では晩酌などしないので(実は奈良漬もちょっと苦手。もちろん奈良漬も売ってます)、お酒は買わず、酒饅頭や、酒粕を使った炭酸せんべい、粕汁うどんなるものを買ってきました。
“酒蔵ケーキ”も売っていたのですが、“アルコール度が高いのでお酒に弱い方はご注意ください”と書いてあったので、買いませんでした。
昔の酒造りの道具はどの酒蔵でも同じですが、なんだか一箇所行くと他の酒蔵も行きたくなりました。
人が何人も中に入れるくらいの釜や樽の大きさには驚きますよ!

大阪府吹田市の穴場スポット

2010年02月11日 09時54分15秒 | 旅・ドライブ(大阪府)
大阪府吹田市にこんなところがあるなんて知りませんでした。
たまたま他の博物館にチラシが置いてあったので「浜屋敷」のことを知り、インターネットで調べて、行ってみました。
正式には、吹田歴史文化まちづくりセンター「浜屋敷」というそうで、江戸末期の庄屋屋敷を改修して一般に開放しています。見学は無料。そして、座敷や、蔵を改造したギャラリースペースを借りることも出来るそうです。(こちらは有料)貸室の予約が無い時は、部屋に上がって見学することもできます。
また、蔵は、ギャラリーとは別に吹田の歴史や文化を紹介する資料室になっている部屋もあり、昔の暮らしや吹田の歴史・文化を体感することができるところでした。
↓詳しくは吹田歴史文化まちづくりセンターのサイトで
http://www.sutv.zaq.ne.jp/ckbni208/index.html

そして、その浜屋敷でチラシを見つけて、すぐ近くだし、時間もあったので、行ってみたのが、旧西尾家住宅(吹田文化創造交流館)というところです。


こちらも江戸時代初期から続く庄屋のお屋敷ですが、明治時代に主屋が建てかえられ、大正時代に洋風の離れが増築されたとか。主屋のほか、離れ・茶室・土蔵・庭園、そして(今は無いですが)温室や小さなプールにもしていたという防火水槽もあり、ここも見学は無料なのに、ボランティアさんが説明をしながら丁寧に案内までしてくれるのです。
台所のタイル貼りの配膳台や珍しい当時のまま残っている配電盤、そして吹田で1番に電話を敷設したという電話室(なんと電話番号が役場を差し置いてここが0001番なのだそう)、離れのビリヤード室やサンルームのステンドグラス、音楽家貴志康一という人の母親の実家とかで、その誕生の間もあります。
訪れた日は、吹田市長さんと大学の偉い先生が市民だよりに載せる対談をここで行っていて茶室にだけは入れませんでした。
↓詳しくはコチラ
http://www.suita.ed.jp/hak/Kyunishioke/kyunishioke.html

どちらも入場は無料ですが、駐車場がありません。近くに高浜神社の有料駐車場があり、この神社からは2軒とも徒歩数分の距離です。電車だと阪急相川駅、もしくは阪急吹田駅から徒歩10分くらいのところです。

紀州 海南をドライブ!

2010年02月10日 14時26分15秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)
和歌山県海南市をドライブしてきました!
和歌山市から国道42号線を南下。海南市との市境にトンネルがあり、そこを抜けるとすぐのところに、大正時代に造園された「琴ノ浦 温山荘園」という庭園があります。新田長次郎という人の別荘だったところで、この別荘の主屋などが登録有形文化財に指定されているのだそうです。


海の隣にあるので、海水を引きこんだ池だそうで、普通、庭園の池には錦鯉が泳いでいますが、ここの池は、ハゼとかボラがいるんだとか。そして、潮の満ち干きで池の水面も上下するらしいです。(潮が満ち引きするくらいの時間までここにいたわけではないので、確認は出来ませんでしたが...)
↓詳細はコチラ(琴ノ浦 温山荘園のサイト)
http://www.onzanso.or.jp/index.html

海南市というところは、漆器が名産だそうで、海南市黒江地区の川端通りに、紀州漆器職人の工房や問屋が並んでいて、中には江戸時代の家がそのまま残っているところも...。
でも漆器にはあんまり興味が無いのでそこへは行かず、次はすぐ近くの黒牛茶屋・温故伝承館というところに行きました。

ここは名手酒造という酒屋の昔の酒蔵を改造して昔の酒造りの道具や造る工程の説明のほか、昔の民具や家具、生活用具なども展示してあり、す~ご~く見ごたえがありました。
見学後は、館の向かいにある黒牛茶屋の喫茶・利き酒コーナーで利き酒のサービスがあります(お酒以外にもコーヒーや甘酒も選択できます。私は車だったのでコーヒーをいただきました)
また、黒牛茶屋には販売コーナーもあり、清酒・酒粕・奈良漬のほか、中には酒袋を再利用したバッグなども。そして和歌山ですから名産の梅干・醤油・金山寺味噌など名産品も販売してありました。
↓詳細はコチラ(黒牛茶屋・温故伝承館のサイト)
http://www.kuroushi.com/onko/

南紀白浜の名勝地に行ってきました

2010年02月10日 14時12分51秒 | 旅・ドライブ(和歌山県)

和歌山県の海岸線は、断崖絶壁からきれいな砂浜まで変化に富んでいますが、今回訪れたのは、南紀白浜の名勝地「千畳敷」と「三段壁洞窟」です。




三段壁には、熊野水軍との関わりがあるそうで、平安時代末期、源平合戦の時代に源氏に加勢し、力を誇った熊野水軍の隠し洞窟だったと伝えられる断崖絶壁の下にある洞窟です。波がすごい迫力で打ちつけていて“こんなところに船を隠しておいたら壊れるのでは?”と疑問にも思いましたが...。でも、大迫力と絶景は、「わ~、すごいなぁ~」の連続っ!
千畳敷は無料で入れますが、三段壁洞窟は有料です。三段壁のサイト↓から「割引券」を印刷して持って行くと200円割引でお得です。


http://birds-i.com/sandan/