ケロちゃんのあしあと

毎日のできごとを好き勝手に記録

高齢者と紅葉

2015-11-21 | 雑文・雑録

高齢者施設に、私は仲間と一緒に「うた」のボランティア訪問をしています。

かれこれ、23年続いているかな?(途中、両親の介護でできなかった時期もあるけど)

ピアノ伴奏の手伝いから入って、今は司会者。

利用者さんが楽しく歌っていただくため工夫をしながら、仲間と一緒に歌っています。

私は、

歌うだけでなく、その時期・季節のお話、歌にまつわる話など、

利用者さんの海馬を刺激しながら、話す内容を工夫しています。

今月は、

「紅葉」「旅愁」「どんぐりころころ」「りんごの歌」などなど

「紅葉」は、歌詞カードもいらないほど、利用者さん皆さん、ご存じです。

ボランティアスタッフは、歌詞カードがないと不安

これって何だろう?

 

微笑ましいい話をひとつ

『「紅葉」は、明治41年(1911年)に作られた歌です。104年前の歌なんですよ。』と説明。

『この中に104歳の方はいらっしゃいますか?』

『・・・・・・・・』

『まだまだ、皆さんはお若いんですね』

と言ったら、前列のご婦人二人・・・

「明治に作られた歌だから、知っているのね。私たちもそれだけ年を食っているのね」(笑)・・・。

この会話を聞いて、幾つになっても気持ちは若いんだ!と改めて思い直し。

確かに還暦過ぎの私も、気持ちは20代 nori