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【乗車記】名阪甲特急 ひのとり乗車記

2024-04-12 16:34:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は2024年3月下旬の乗車記です。
そして乗車するのは近鉄のフラッグシップ特急のひのとりです。

停車駅と発車時刻
ひのとり15列車
 大阪難波 13:00
大阪上本町 13:03
   鶴橋 13:06
    津 14:23
近鉄名古屋 15:05

乗車記
ここは大阪難波です。


まずひのとりの正式名称(?)である「名阪甲特急」というものについて説明します。
近鉄特急は大きくわけて12種類に分かれます。
その中の一つ名阪特急の中で特に早いものを甲特急と言います。ひのとりは名古屋を出ると津に止まりその次はもう大阪です。今でこそ名阪甲特急は津に止まりますがかつては名古屋を出ると鶴橋、上本町、難波に止まる「ノンストップ特急」というものでした。
近鉄12特急(←今僕が勝手に名付けた仮名称)についてはまた後日すべての種類に乗車した後、詳しく説明します。

ちなみに名阪甲特急の対義語名阪乙特急というものもあるのですが名阪乙特急にはアーバンライナーが該当します。ちなみにアーバンライナーはひのとり登場までは名阪甲特急で津をも通過する名阪ノンストップ特急時代の生証人です。


それはさておきひのとりが入線してきました。
やっぱりかっこいいですね。


それと今更ですがひのとりの入線放送中一つとても感動したことがあります。それはひのとりのプレミアムシートの乗車口付近の証明が暖色系の暖かい色に変わったことです。

今回乗車するのはレギュラーシート。

シートピッチはかなり広め。

背面テーブルとインアームテーブルがあります。


ヘッドレストはありませんがちょうど頭が当たる部分の生地は柔らかめになっているので快適でした。
リクライニングはレバー式。
コンセント、Free Wi-Fiもあります。


普通車でありながら靴を脱いで使用するタイプのフットレストがありました。

そして、レギュラーシートの最大の特徴が座席の後ろについてるカバーのようなものもあります。
このカバーのようなものはバックシェルと呼ばれるものでこの場合いくら座席をリクライニングさせても後ろの座席の人には一切干渉しないというすぐれもの。
ひのとり以外でバックシェルが採用されているのはJR東日本のグランクラスやJR東日本サフィール踊り子のプレミアムグリーンなどのグリーン車の更に上の階級に採用されている構造です。ですがこのひのとりは更に上の階級のプレミアムシートがあるにも関わらずレギュラーシートにもこの構造が採用されていてバックシェル以外の構造を見てもレギュラーシートはグリーン車以上の階級であることがわかります。
ですが、このひのとりはレギュラーシートに乗車券+特急券+ひのとり特別車両券(200円)と普通の特急料金に200円追加するだけでこの座席に乗ることができてしまいます。
この200円を高いか安いか判断するのはあなた自身ですが僕は安いと思います。


ここまでひのとりの座席素晴らしさを熱弁しましたがここまでのはほんの一部に過ぎません。
ひのとりにはこの様なフリースペースがあります。
この写真だけでは伝わりにくいですがこの窓がとてつもなく大きいです。
僕も途中このフリースペースで流れ行く田園風景を楽しみました。

※この画像は長時間露光を使用したため実際はここまで景色が流れていません。


更にプレミアムシートへの入口にはこのようなやや広い空間があります。
無料ロッカー

カフェスポット


コーヒーは「煎」「すっきりブレンド」の2種類。今回は「煎」を購入しました。

カップにもひのとりが羽ばたいています。

近鉄特急名物「紙おしぼり」は洗面所にストックされています。


車内探訪を終え座席に戻ると列車はすでに近鉄奈良線と分岐していました。


ちょうどお昼時のためお昼ご飯を食べます。
難波のデパ地下で購入した柿の葉寿司。

鮭と鯖の7個入りを購入。
文字通り柿の葉に包まれているのが特徴です。



生駒山地(?)が見えてきた。
前面展望がディスプレイに映し出されていました。


一部時間帯のひのとりを含めて数多くの特急が停車する大和八木を通過。


近鉄屈指の秘境駅「西青山駅」を通過。
当駅と東青山駅の間にある「新青山トンネル」は近鉄最長のトンネルで布引山地を貫いています。


近鉄名物の中川デルタ線です。
このスポットの詳しい解説は後日投稿する近鉄汎用特急の記事で書きます。
大阪方面へ伊勢志摩ライナーが行くのが見えます。
ここでは特急から特急を見ることもできます。


唯一の途中停車駅、津に到着です。
当駅でも大勢の人が乗車してきて乗車率は60%を超えました。観光客よりも仕事で乗ってる人のほうが多かったです。



当駅で賢島行きの名伊特急とすれ違いましたがなんと使用されていたアーバンライナーがたった2編成しかないアーバンライナーNEXTという珍しい車両でした。
遥かに見える伊勢鉄道線
いきなりだったため写真がありませんが塩浜駅に近鉄の軌道検測車「はかるくん」がいました。


JR線と立体交差。(近鉄四日市付近)

赤熊ことRED BEAR


近鉄名古屋到着前専用の車内チャイム「久しき昔(ロングロングアゴー)」を鳴らして地下に入ると終点、近鉄名古屋です。
快適な時間はあっという間に過ぎてしまいました。名残惜しいですが帰りの新幹線の時間が迫っていたため足早に近鉄名古屋駅を退散しました。

〜まとメモ〜
列車種別:ひのとり13列車
使用車両:近鉄80000系(ひのとり)
使用座席:レギュラーシート(2号車8番D席)
使用路線:近鉄大阪線、近鉄名古屋線
運行区間:大阪難波→近鉄名古屋
乗車区間:全区間
乗車時間:2時間5分

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