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【探訪記】北海道の鉄博 小樽市総合博物館を散策。

2024-11-11 19:18:00 | 探訪記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は北海道旅行2024Sの一環で訪れた小樽市総合博物館本館の探訪記です。
この博物館自体が北海道初の鉄道会社である幌内鉄道の手宮線の起点、手宮駅跡地に作られており貴重な車両が数多く展示されています。
何なら小樽市総合博物館は元々北海道鉄道記念館というところでした。
またこの記事ではガッツリ展示されている車両の写真を貼るのでネタバレを好まない方はブラウザバックをしていただくか僕の他の記事を読んでください()

この日は元々フリーの日だったのでホテルに籠もるのはもったいないので北海道の鉄道の歴史が学べる小樽市総合博物館本館を訪れることにしました。
写真は札幌市電。

まずは快速エアポートで小樽へ移動します。
置き換えの進む721系に当たりました。
快速エアポートの裏技として小樽まで至る快速エアポートは空港→札幌と札幌→小樽で乗客が入れ替わりがちなので案外座れます。
10時前に小樽に到着。

水族館行きのバスに乗って手宮バス停で降りました。
画像右側にSLの車輪が写っています。
館内に入ってすぐSLの転車台が目に入ります。
鉄道が多く展示されているためか硬券チックな入場券でした。
料金は


一般400円(300円
高校生or市内住在の70歳以上200円(150円
中学生以下無料

青字は冬季料金

と結構良心的です。

C12 6号機は名古屋で製造され中津川に転属しながら1937年に北海道へやってきました。

北海道鉄道記念館時代から展示されている車両です。


キハ80系の食堂車です。
キハ80系は函館と網走を結んだ長距離列車「おおとり」などで使用されていました。
少し段差が生じている。

中にはブルーシートで覆われ何の車両なのかよくわからないものもいます。
キハ20系を郵便車として活用していたキハユニ25 1。トプナンです。

その後ろにはキハ56系系統のキハ27形3両編成。


室蘭行の急行ちとせとして使用されていたらしいです。

安定のボックスシート。

グリーン車は緑帯があるのが時代を感じさせます。

なんかイマイチな座席です。
ですがボックスに比べればマシですね。

編成全体を撮影。

その裏にはDLが展示されています。
DD16 17号機は北海道鉄道記念館ができたときにC62 3号機を整備のため小樽築港まで牽引していたらしいです。

こちらはDD13 611号機。
DD13というのは形式が国鉄が製造した入換用液体式ディーゼル車に与えられた形式です。
兄弟機が鉄博や津山にいるようです。
このキ601は日本初のロータリー車で1923年にアメリカで製造されました。真ん中の回転翼が雪を遠くに飛ばします。

こちらはキ800で苗穂工場が製造しました。
日本初のかき寄せ雪かき車(マックレー車)です。

特急宗谷の記事で解説したキマロキ編成の
マが上のマックレー車、ロがさらにその上のロータリー車でそれぞれ機関車が牽引していました。ラッセル車が線路脇に積み上げていった雪が線路側に崩壊してこないよう遠くに投げ飛ばす役割を持っていたようです。

キ752。ジョルダン車です。

キ718。上と同じくジョルダン車です。

現存する最も古い国産機関車である7150(大勝号)は鉄道記念物に指定されています。現役時代は夕張地区で活躍していたそうです。


第一号除雪車。
今のラッセル車の基礎となったものでこれは当時の図面・写真から復元したものになります。
木でできてるあたり相当古い歴史があることがすぐに分かります。

こちらのキハ03は1956年にローカル線用に作られ北海道でも各地で活躍していました。
しかし大量輸送には向かなかったようです。

複線用ラッセル車です。
下のものと比べると形が違うのがわかります。


札幌(追分)と釧路(池田)に配属されていたようです。

かなりゴツいラッセル車。
これなら北海道の深い雪も軽々飛ばせそうですね。

ニホントカゲがいました。

キハ82系のトプナンです。
C55 50号機。急行利尻の牽引を担っていました。SLやまぐちやSLばんえつ物語の牽引機関車であるC57はこの車両が基礎となっています。

輝くJNRマーク

まだ座り心地の悪そうな座席です。

特急北海というのは今で言う特急ニセコで函館⇄札幌を函館本線山線経由で結んでいました。



建物内にも展示があります。
しずか号はここの目玉とも言えるでしょう。

1等車が展示されており座席に腰掛けることもできます。
今で言うところのグランクラスにあたります。

少し圧迫感がありました。

圧巻の光景。



救援用車の車内を見学できました。

DD51ですが5の字が欠けていました。







事業用車は全然詳しくないため説明を省きます。


現金輸送車です。

アイアンホース号が動き出しました。

コカ・コーラの宣伝が貼られていたのが残念でした。

博物館から20分近くかけて小樽駅まで歩いてきました。
小樽市総合博物館、なかなか楽しいところでした。キマロキ編成について学べたのが良かったです。この博物館、鉄道以外にもプラネタリウムや科学系の展示もやっていたのでぜひ見学に来てみてはいかがでしょう?

特別快速エアポートに乗って新千歳空港へ向かいました。

〜〆〜




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