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環境教育な日々

環境教育事務所 野の塾工房たまご代表の後藤清史のブログ

11月23日 学校支援活動報告2

2011年11月23日 | 環境教育
9月から始まった学校支援活動も3回目。
今回は、「鳥」をテーマに取り組みを実施。
体の違い(特徴)から適応について学ぶとともに、集団での活動を通じ渡りについて学べるように展開。

学校に来る鳥については気づいているものの、識別はカモ、シラサギ、ハト、カラスと大雑把なもので、スズメと同じ大きさの鳥は全てスズメにされていた。
これは、どこの小学校でも似たようなもの。
ただし、今回は図鑑を片手に校庭に来る鳥を探し回った。
この活動で、学校に色々な鳥が来ていることを初めて知ったといっても良いのかもしれない。
カラスを見つけ、ハシブトカラス?ハシボソカラス?と図鑑と見比べたり、初めて聞いた名前に鳥の姿を確認する生徒たちの様子が見られた。
その後の休み時間にも図鑑に見入る生徒の姿があった。

もう一つのプログラムとして、渡り鳥になって繁殖地と越冬地を巡る活動を運動場で行った。
これは繁殖地と越冬地を行き来する鳥がいることを学び、繁殖地や越冬地の増減により鳥たちの個体数が変化することに気づくことを目的に実施した。
活動終了後に「私なぁ、外国に2回行けてん。日本と外国の間を2回渡ることができてん」
と語ってくれた生徒がいました。また、多くの生徒が活動を通じ繁殖地でしか数が増えないことを学び取りました。

学校に来る鳥


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渡り鳥になって越冬地を目指す