8月24日(金)~8月26日(日)の2泊3日で開催された子どもエコツアーにアドバイザーとして同行した。
このツアーは子どもエコキャンプを開催したい官の思いに、学が応えて開催された。
また、学が日頃から培っていた訪問先(地元:民)とのパイプが有効に機能し、単なる体験プログラムの域を超えた地元交流プログラムとなっていた。
第一日目は、川遊び体験とウエルカムBBQ、キャンプファイヤーと明日参加する祭りの踊りの練習
第二日目は、間伐体験と竹トンボ作り、地元の祭りに参加
第二日目は、古道ハイキング
それぞれの場面で地元の方々の協力があり、バックアップがあった。
子どもたちは、その援助のもとのびのびとプログラムに参加し、少々ハードな日程だったが笑顔で最後まで体験を楽しんだ。
官・学・民のそれぞれの思いが重なりあって開催された今回のツアー。
3者だけでなく、子どもたちや学生リーダーたちにとってもチャレンジであった。
このチャレンジは、天候にも恵まれ成功で終えることができた。
このツアーの最大の特徴は、「練りこまれていない」こと。
学生リーダーの役割、現地プログラム、現地対応などなど。
練りこまれていないため確固たる枠がない、各自が与えられた柔らかい枠の中で自由に発想し対応いていた。
地元のホスピタリティーあふれる対応や各学生の子供たちとの接し方、〇〇時間と言われる時間の管理など主催者の臨機対応も今回のツアーを形作る大切な要因であったに違いない。
感覚的には、夏の郷がえりのイメージが合う。
そこに行き、滞在することが主目的であり、体験は田舎(郷)を構成するピースでしかない。
何かをした記憶でなく、そこに行った記憶が五感を通じて残る。
自然体験やチャレンジ体験だけでなく、緩やかに地場と繋がる設定もありかもしれない。
今回のエコツアーの様子を写真でお伝えします。
市庁舎前に集合。待ちに待った川遊び。三日間お世話になります。
料理担当制の調理体験。太鼓の生演奏。生演奏で踊りの習得。
間伐の体験。どう?おじさん。踊りの輪が広がる。
川原での花火観賞。古道ハイキング。ここ歩くよ。
お腹すいた~。解散後のミーティング
「練りこまれていないようだが、練りこまれている。」
この、いい塩梅の練りこみ加減を探すためにも、先ずはツアーを振り返ることが大切。
開催が継続されるようになって、初めて成功したと言えるのだから。