環境教育な日々

環境教育事務所 野の塾工房たまご代表の後藤清史のブログ

9月15日 第3回路地かふぇ「むしカフェ」

2011年09月18日 | 環境教育
9月15日に、NPO法人 体験学習ネットワークとともに
大阪十三のカフェスロー大阪でサイエンスカフェを行いました。

大阪府立大学の石井実先生を招いて、
日本の昆虫の現状をテーマに「むしカフェ」を開催。
この日も様々なジャンルの参加者が路地に立ちよってくれました。

里山の荒廃だけでなく、様々な環境の変化が特有の場所に細々と暮らす虫たちを追い詰めている事などが解説されました。

一見、ただの砂浜でも他の砂浜と組成が変われば、そこを拠りどころとする生物がいる。
人のちょっとした活動が、その環境をなくしてしまうことを再認識しました。
ただ、参加者から「昆虫がいなくなっても何も困らないのでは」との質問もありました。
昆虫が我々の生活する自然のどの部分を担っているかまだ分かっていないこと、いなくなった生物を人が作り出せないことなどが語られました。
子どもの自然体験に話が及ぶなど活発な対話が行われ、ちょっとアカデミックな雰囲気の路地カフェでした。

路地かふぇ当日の雰囲気を写真でお伝えします。


話題提供のあとは、食事を取りながら気楽な雰囲気で。




演者への質問も自然と熱を帯び・・・


次回は11月10日(木)「シマリスの愉快な生活(仮題)」
ぜひ、ご参加ください。

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