ノーやん日記パート2

赤い食事のおもろい話

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 晴れたり曇ったり。朝は5度以下。日中も10度以下。寒い。午前中の用事を早めに済ませ、午後から入院中の妻面会の予定を立てる。夕べの残飯を昼も食う。お菜も牛肉と白ネギと豆腐の炊き込み、ほうれん草とベーコン炒めが残っているので温めるだけ。ひとりになったときは、1合炊飯でお菜も昼夜2食分をつくる経済になるな。そのとき、食事を自前でつくれるかどうか。予測はできん。70代後半になれば、お互いたいてい病気持ちで、単身生活になる割合も高くなる。そんなこと考えているとき、妻から、「あした退院やて。お金持ってきて」の電話。もう退院か。うれしいね。

 病院行きはやめて「日本の食文化史」(石毛直道著)を読む。「台所」の語源は、平安時代貴族の邸宅にあった宴会用の配膳をする「台盤所」にあるとか、「大盤ぶるまい」は武士の宴会「椀飯振る舞い」に起源をもつとか。そのなかで、赤飯、鯛、伊勢海老など炊くと赤くなる食べ物は、邪霊を払い生命力を増強する効果があると信じられていたという話とか…。なかなか面白い

 長命は大昔からの人間のねがい。食事も薬・治療もそれと深い関わりがある。どちらも庶民は懐勘定するが。あべどんは、75歳以上の医療費本人負担現行1割を2割に倍増するらしい。長生きはもうやめて下さい、ということか。だんだん非情な世の中に。ならば、老人どもの団結で悪政邁進の輩を放逐しよまいか。若い衆には「明日はわが身」やで。と言いたい。写真上=千里体育館前バス停のお多福南天、下=千里南公園花壇のナデシコ。
          妻退院まずは師走のふたり酒 昇龍子 

コメント一覧

ノーやん
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{%うれしいwebry%}ありがとうございます。
fm
まずは奥様の手術の成功を祝します。
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