ノーやん日記パート2

園芸の大衆化

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 晴れ。あさ、モノレール千里中央駅前花壇で「せんちゅうみどりの風」グループの月例園芸ボランティア活動。パンジー、ノースポール、ナデシコなどは終わりかけだが夏秋用の苗の植え替えは来月になるという。リーダーのSさんが自前で育てられたマリーゴールドの苗40コ余りを取りあえず植え替えた。花の終わったパンジーなどを引き抜いて。苦土石灰の投入など土壌改良は来月の作業になる。通行人が足を止め「いつもきれいにしてますね。ここを通るのがたのしみです」と。中年男性からそう声をかけられたのは初めて。うれしいね。

 園芸文化は、ごく近代までは王侯貴族など上流階級のものだったという。中尾佐助氏の「花と木の文化史」によると、日本は世界に先駆けて江戸期に庶民の末端まで園芸が普及したという。万葉の時代から貴族社会は萩、梅など花木を愛し、平安朝には菊、室町時代には、椿と桜の品種改良がすすみ、江戸時代には庶民も園芸を楽しむ「輝かしい花文化の時代」になった、と。その血脈が現代にも引き継がれているのだろうか。

 団地やマンションが建ち並ぶわがまちでは、共有地や公有地にだれかれとなく花を植える“ゲリラ的”な行動も見られる。園芸ボランティアの場合は作法と園芸知識を習得し活動する。駅前花壇も植え替えに伴って汚れた道路はきれいに清掃する。気分は爽快。昼はざる蕎麦。午後、箕面のスーパーへ買い物。どういうわけか、大根、トマト、南瓜など安売り商品が多かった。写真上下とも中之島バラ園。
          紅薔薇の毒々しくも血の騒ぎ 昇龍子
          

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}なるほど、エミリー的ですか。そういわれてみるとそうかなと。当人は蕪村の春風馬堤曲が念頭にあります。
fm
「紅薔薇の毒々しくも血の騒ぎ」

凄みのある句ですね。エミリー的なグロテスクさですね。佳作!
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