七夕さん

　晴れ。きょうは七夕さん。1丁目のRマンションのエントランスホールに飾っていた竹笹を見る。「二度と戦争を起こさないように笑顔溢れる世界を創りたい」「自然がたくさんある世界になりますように」(写真上)。箕面のスーパーの入り口には「くだものがいっぱいたべられますように」「いしゃになりたい」(写真下)…。老人や子どもの願いごとが短冊に書いてある。

　陰暦7月7日は、天の川の東にある牽牛星と西にある織女星が年に一度川を隔てて接近する日。もともとは夏と秋の交叉(ゆきあい）の祭りだったが、竹笹に歌や詩を書いた短冊を軒下や窓辺に吊るし文学や裁縫の上達を祈るようになったという。中国から伝わった。いまは陽暦の行事になっていて、けさの子ども園には浴衣姿で通園していた。俳句の世界では秋の季語。

　ちなみにきょうはわが夫婦の結婚記念日。
　　　　　　　　　　　　　　　　七夕に託すねがいは反古ならず　昇龍子