最後の晩餐は何

　昨日の話題を書いた後で思い出しましたが、ラジオで最後の晩餐は何が食べたいと
聞いてる皆さんに問いかけ、それに対して色んな料理を考えられましたね。

聞きながら私ならと思ったのが、奥様の手作りのコロッケです。
それに手作りのお稲荷さんがあれば、これが最後になっても良い！と思いましたね。

でも、この話題を聞きながら哀しい想いも大きくなってしまうし
問いかけに考えた事を、情けない父親？という風に自分を見てしまいましたね。

今、生きているから何にしようか？と考える事が出来ますが
突然の別れとなった時、最後の食事を考えたら
これも、辛く哀しい想いしか無いのが現実となっております。

母さんに「急で悪いけど、お弁当作ってくれる」と尋ねたら
「作るけど、美味しくないかもよ」と言いながら、冷凍食品が主のお弁当を作ってもらい
いつもなら手作りのおかず中心のお弁当なのに、それが最後の食事となりました。

それを想うと、何が食べたいとか考えた自分が情けなかったですね。
なので時々書いていますが、美味しい料理を食べたら「いただきます」「ごちそうさま」
それに「ごめんなさい」と口には出しませんが、この言葉も出てきます。

話題で最初の方に、コロッケとお稲荷さんを食べたいと書きましたが
食べたい事を考えるのは私には多分、贅沢と不謹慎な事でしょうね。

今日は５日、もっともっと母さんの手作り料理を食べて欲しかったですね。
そして味の伝承？ではないですが、いろんな料理も覚えて欲しかったものです。


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