ﾀﾞﾔﾝのｽﾄﾗｯﾌﾟ

　先日ですが、嬉しくもあり哀しい想いとなる贈り物を見つけました。
礼服を持って行く必要となり、服を入れるためのバッグ？を奥様が出して来ましたが
ファスナー部分を見たら、携帯に付けるストラップを着けていました。

そのバッグですが、奥様の父親との別れの時に使用して以来ですから
約１４～５年は使って無かったし、ストラップを着けていたのも忘れていました。

奥様に「このストラップ、買った事を覚えている？」と聞けば
「ダヤンのストラップだから、私が買っていたら覚えているけど覚えが無いから
猫好きな父さんのために、聡美が買ったんじゃない？」と言います。

「母さんが言うなら間違いないと思うけど、聡美から貰った覚えが無いね」と言った後は
二人とも無言となり、ストラップを着けたままには出来ないので
ファスナー部分から外して、母さんに渡して大切にしまってもらうようにしました。

「忘れちゃダメだよ」と言われそうだし、ユニークなダヤンの顔を見ても
笑えるどころか長い期間、忘れていた事に情けない想いとなるばかりでしたね。

娘からの贈り物、まだ他にもあるかな？また見つけた時には
同じように嬉しくもあり多分、哀しい想いをするのでしょうね。


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