NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

HPSワークショップを開催しました

2013年11月27日 | 日記
11/23(土・祝)につばさ静岡にて、重症心身障害児を守る会の主催でHPSによる遊びのワークショップを開催しました。

当日は守る会のみなさまをはじめ、多くのボランティアや学生にも参加していただきました。

講演の一方で、ボールプールで遊ぶ子どもがいます。

ボールに全身を包み込まれるような感覚とまるでジェットコースターに乗っているかのようなスリルを体感できます。

こちらはシャボン玉です。

ふわふわと舞うシャボン玉を目で追いかけます。
キラキラ、ピカピカなシャボン玉は視覚的にもキレイですし、追視を促す上で効果的な遊びのひとつです。


シリンジ・ペインティングは治癒的な遊びのひとつです。
普段、痛い思いをすることの多い注射器を使って、絵の具を飛ばします。
医療器具を実際に触ってみること、子ども自身が遊びの中で医療器具をコントロールできること、これらが重要です。

スヌーズレン・コーナーもご用意しました。

感覚に直接訴える刺激を楽しみながら、安心感とやすらぎを提供する空間です。
きょうだいと一緒に過ごしています。


参加された方からのご感想を一部ですが、ご紹介いたします。

きょうだいともとても楽しく遊ばせていただきました。普段家ではできない事、初めての事を遊びの中でよい形で経験させていただけて、とても親としてもうれしく、また子供も楽しく、とてもよかったです。HPSというものが今回の会でとても身近に感じ、またこういった方々が存在するということを心強く感じました。(親子で参加)

HPSのことがわかりよかったです。お話をきいて感動しました。これからもみんなに大切さを理解してもらいたいですね。今日はいろいろな体験やお話をきけて、有意義な一日でした。また機会があったらお話をうかがいたいです。(親子で参加)

大好きな遊びの時の笑顔を見ることができてよかったです。やりたい!の気持ちを表現するために体をのり出したり、手をたたいたり伝えることもでてました。学校の授業での内容にとても近いものを感じました。一度目より二度目の方が遊び方も上手だったのも感じましたので、楽しめるまで何度か経験させてあげることも大事だと思いました。(親子で参加)

HPSの存在を知り、すべての子どもに遊びが重要ということを実際子どもたちにふれさせていただき実感しました。子どもたちの素敵な笑顔、表情をたくさん見ることができ支援側も一緒に楽しませていただきました。ありがとうございました。


楽しく、有意義な遊びの場を提供できたかなと感じています。
お越しいただきましたみなさま、ありがとうございました。