NPO法人 ホスピタル・プレイ協会 -すべての子どもの遊びと支援を考える会-

本ブログは、チャイルド・フレンドリーな医療と環境の実現のためホスピタル・プレイに関する情報を発信しています。

ホスピタルプレイによる在宅支援システムの構築 第3回委員会開催報告

2016年11月28日 | 日記
すでにブログ内でもお知らせしていますが、
当法人ではタケダ・ウェルビーイング・プログラム2015
【長期療養の子どもたちに”生きる力”を】の助成を受けて
ホスピタル・プレイによる在宅支援システムの構築に取り組んでいます。

高度な医療的ケアを必要とする子どもたちが、入院から在宅へと移行されている中で
医療的ケアや介護に加え、子どもの遊ぶ権利を保障し、家族の負担感を減らし、
子どもと家族の関係性をよりよくするための専門的遊び支援(ホスピタル・プレイ)による
在宅支援システムを構築することを目的としています。

ワーキングメンバーによる第3回委員会を11月10日(木)に開催しました。

第3回委員会では、10月23日(日)開催のHPS講演&ワークショップ、
翌日10月24日(月)開催の『すべての子どもの遊びを支えるために 第1回シンポジウム』の報告およびメンバーの感想、
在宅支援の途中報告、聞き取り項目の検討、今後のスケジュール等について活発な話し合いが行なわれました。

当日の資料はこちらからご覧いただけます。

■ 議題

□ パスポート

■ 議事録


次回委員会は来年1月11日(水)開催予定です。



遊育支援ワークショップ(あいち小児センター)終了しました

2016年11月28日 | 日記
11月23日(水・祝)にあいち小児保健医療総合センターで
ホスピタル・プレイ 遊育支援ワークショップを開催しました。

難病の子どもやセンターに入院・通院している子どもやきょうだいなど
18人の子どもたちとそのご家族に参加していただきました。

当日はスイッチ製作&体験、ハンドスタンプ、スヌーズレン、ボウリングなど10ブースを用意し、
盛大ながらもあたたかな会となりました。

    


会の終わりには『しきの会』のみなさまによるコンサートもありました。
参加の子どもたちやご家族、HPSもマラカスやタンバリンなどで演奏に参加し、
子どもも大人も気楽に楽しめるコンサートとなりました。




これもひとえに参加してくれた子どもたちとご家族のみなさま、
遠方からもワークショップ開催のためにブースを出してくれたHPSのみなさんのおかげです。

今回、名古屋ブロックが初めて中心となって開催したワークショップでしたが、
名古屋ブロックのHPSから、
『開催したからこそ得られる達成感、充実感を経験できたと実感しています。
 このワークショップを開催できたことでステップアップに繋がる契機となりました。』
との感想がありました。

ご参加のみなさま、ご協力くださったみなさま、
本当にありがとうございました


*この遊育支援ワークショップは日本財団×日本歯科医師会によるTooth Fairyの支援を受けて開催しました。