1月22日(日)に開催いたしましたHPS第5回スキルアップ講座
『オーストラリア発 Learn to Play プログラム
発達に課題のある子ども、脳に障害のある子どもと遊びを使ってつながろう、遊びを用いて支援しよう』に
来てくださった122名のみなさま、ありがとうございました。
HPSではない参加者も約3割おられ、とてもうれしく思っています。
今回は発達障害児に対する遊びを使った支援を学ぶために、
オーストラリア生まれのLearn to Playプログラムを実践している
OTでもありプレイセラピストでもあるBridget Dooleyを招へいしました。
私はHPSから聞くお話をもとに、先進プログラムを探します。
複数のHPSが、自閉症児へのかかわりをもっと学ぶ必要があると言っていたので、
今回の招へいとなりましたが、いかがでしたでしょうか?
Learn to Playプログラムが、ASDの子どもたちを想像遊びにいざなうことをとても重視していること、
また、想像遊びは感情、情緒をつかさどる脳部位と理論、言語、予測などをつかさどる脳部位をつなげるため、
ASDの子どもたちにとても重要であることなどを学びました。
Learn to Playプログラムの大きな特徴はその評価方法にありますが、
1日ではとてもそこまでたどり着くことはできません。
希望が多ければまたオーストラリアから招へいしたいと思いますので、ご意見ください。
アンケートでは
◎具体的なASDの子どもたちへのかかわりが学べてよかった
◎理論的にアプローチすることが大事だと改めて分かった
◎なぜだろうという疑問が解けてうれしかったです
などの意見を多くいただきました。
私もASDのお子さんとかかわるときに、こうしたらよかった、
これからはこうしてみよう、などたくさん考えました。
1年に一度、同じ志をもつ仲間と合流し、ともに学ぶ時間を持つことの大切さについてのコメントも多数いただきました。
私もこのスキルアップ講座が終わると少しホッとすると同時に、
リセットされて新たな元気が湧いてくるような感覚を覚えています。
みなさまの日々の活動の中で、この日の学びが生かされ、
より多くの子どもたちが社会の一員として生き生きと生活できることを願ってやみません。
これからも、ともに頑張りましょう。
まっちゃん