
年始の休みも残すところ今日一日だけ。
暮れの28日から10日間・・・・過ぎてみればアッという間です。
特に何をしたというわけでもなく、ただ、リフレッシュはだいぶできました。
リタイアした頃のこと、読書三昧、ラジオ三昧の日々の頃。
ある日、FMで日本の歌謡変遷史みたいな番組をやっていました。
DJの人が実にあらゆるジャンルの音楽に詳しく、とても面白かったことを覚えています。
DJは大瀧詠一さん。
暮れの30日に訃報を聞いて、そのことを思い出しました。
番組のタイトルがたしか日本ポップス伝。
録音があるかもしれない、とYoutubeを検索。
残念ながら見つかりませんでしたが、日本ポップス伝2というのがありました。
私が聞いた番組から4年後、1999年のFM番組です。
1時間半の番組が5回ですから、延べ7時間半。
なんとこれをすべて聞いてしまいました。
さすがに、これだけ聴くのも疲れるので、ぶつ切りでの、ながら聴取でしたが。
幕末官軍の、みやさん、みやさん・・・・が日本歌謡のルーツ。
戦前戦後の歌の数々を行きつ戻りつ、歌の変遷、変化を辿っていきます。
オペラ、ジャズ、唱歌・童謡、劇中歌、映画テーマ音楽、コミックソング。
アメリカンポップス、シャンソン、民謡、ビートルズ、フォークソング。
そして、最終日、フォークソングのルーツは三橋美智也だった・・・・。
関心のある方は、こちらのパート1から。http://youtu.be/NPdjIzOvoLE
聞きながら感じたのは、異国文化を取り入れることの日本人の旨さ。
猿真似と揶揄されたりもしますが、なかなかどうして、実に巧みだと思います。
それと、文化も洗練されてゆくには時間が必要だということ。
新しいものが生まれにくい時代になったと云われます。
ですが、新しいものは、異質なものとの出会いから生み出されます。
世の中の多様化がもっと進めば、また新しい文化も芽生えるように思います。
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