
子どもの頃の、大人たちの印象の一つは政治の話をよくする生物だということ。
そのほとんどはオスでしたけどね。
とにかく、おじさんたちはよく政治の話をしていました。
貧乏人は麦飯を食え? ふざけんな、このヤロー!
なんて酒飲んで息巻くおじさんがいっぱいいたりして・・・・。
でも、現実には何にもできないし、しない。
せいぜいが、選挙でその憂さを晴らす。
で、与党が負ければ、ざまあみろ~、とまた酒を飲んで怪気炎。
とにかくおじさんたちは政局がお好き、でした。
そういえば参議院議員の娘婿が上司だったこともあります。
この人も酒が好きでした。
虎ノ門で仕事をしていたので、春、愛宕山のてっぺんで花見。
ヘタな歌で、シクラメンのかおり、を何度も聞かされました。
カラオケなどまだ流行っていない時代、アカペラ・オンチ・ソング。
宴終って新橋の一升瓶ワインを飲みに・・・・。
そして仕上げは決まってお汁粉。
定かな記憶はありませんが、女性は一人もいなかったと思います。
老若のおじさんどもが、一斉にお汁粉を食う。
思い出しただけで、おぞましい光景です。
話が逸れました。
子どもの頃の環境のせいもあってか、わたしも政局好きのところが多少あります。
週刊誌記者なら、「挫折対決の行方、どっちがまた挫折?」の記事を書きたいところ。
むろん、都知事選の話です。
ご乱心の殿様の出現で、面白くなってきました。
かつて、よくわからない理由のまま、首相の座を9か月で降りた人。
片や健康問題で首相の座をこれまた短期間で降りた人。
直接の都知事対決ではありませんが、頓挫中の原発を巡る挫折者対決。
仲に入っているのが、これまた「抵抗勢力」一本槍の元ライオン首相。
原発推進派をまたもや「抵抗勢力」と決めつけて闘うのか・・・・。
電気料金の通知を見ていたカミサン。
1万7千円? ふざけるな~! 原発やめろ~! 東電ぶっ潰せ~!
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